全体分析
・A、B、Cの上層階は当初の予定価格から大幅にdown。中~下層階は予定価格と同額。
・価格調整状況から考察すると本物件の大半の見込み客の予算上限は中~下層階の金額(5000万前半)と予想される。
・そのため中~下層階の検討者は値下げしなくても買うので予定価格を維持。
・一方で上層階は要望書に対する実際の申込意思の感触が悪く大幅な価格調整で引き止めたが見送りが多かったと予想される。
・Dは全ての階で予定価格と同額で価格調整なし。人気の高さが伺える。
・葛西の相場を遥かに超える割高な価格設定のため客付けが心配されたが、結果的には一番申込登録が多かった。
・葛西といえども、良い部屋にはお金を惜しまない検討者が一定数はいるようだ。
今後の展望
・基本的には第1期と同じ傾向の値付けであろう。
・A~Cの上層階の価格調整により共稼ぎ夫婦が無理すればなんとか届くレベルとなった。そのため低層~中層の検討者が予算を引き上げて上層階に流れる可能性はある。
・さらなる価格調整は当面ないだろうが上層階の要望書が多数集まれば第1期より高めの値付けにしてくる可能性もある。