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JR東海の社長インタビュー面白いね。品川に新幹線駅を作ったことが街を大きく変える力があるのを実感した。リニア開業後は東海道新幹線を静岡などにもっと止めて地域の活性化の期待にこたえたい。リニア開業しても東海道新幹線に乗るとか言ってた人、やはり予想通り新幹線はいまより遅くなるかもしれませんよ。
東海道新幹線はいらなくなる?それはないよ!
リニアを造るJR東海の社長に聞く
https://business.nikkei.com/atcl/report/16/081500232/082000007/?P=1
ー葛西さんの著書を読むと、人事の巡り合わせもあったと思うが、長期的な戦略で政官をうまく動かして解消していったと感じます。
金子:それは正論といえば正論で。今、申し上げたようにあの機構があったのでは、我々は今も上場できていたかどうか。それから新幹線にこんなにたくさん投資ができたかどうか分かりませんね。
ーその中で、2003年に開業した東海道新幹線の品川駅はJR東海ができたときの将来的な目標の1つだったと思います。
金子:そうですね。品川の駅は今、ここ(港区・港南)にあるわけですけれど、東京の南のターミナルとしてすっかり定着しました。渋谷や新宿経由で来られる方、東京の西南部に住む人ですね、東京駅にいったん出るより20~30分早くなりましたから。開業前の東京駅1日当たりの乗降者数と比べて、東京・品川両駅の乗降者は計2万人増えました。それからもう1つ。当時、品川駅は高輪口には活気がありましたけど、こっちの港南口は、開発が進んでなかった。そういうところに新しい便利な駅を造ると街って大きく変える力があることを、びっくりするぐらい実感しましたね。
―リニアは20年後、JR東海、あるいは鉄道ネットワークの中でどういう存在になっているのでしょうか。東海道新幹線や在来線との役割などについて。
金子:リニアができますよね。リニアって東京~大阪が1時間ちょっとになりますよね。それと私たちが想定するのは、この6500万~7000万人の「メガリージョン」、1つの密度の濃い空間ができると思うんです。それをつくり出す1時間で結ぶリニア。それを補完、代替する東海道新幹線。なので、メガリージョンの中の交通の担い手は私たちだと思います。日本の将来を悲観する向きもありますが、東京~名古屋~大阪が日本経済を支える、成長を支える地帯じゃなくちゃいけない。それを成り立たせるのはリニアなので、それの担い手として力が発揮できるのは、私たちの誇りですね。
―そのとき、東海道新幹線はいらなくなるのでは。
金子:いや、それは直行する人はそうでしょう。でも大阪から名古屋に来る人、どっちを使ってもいいですよね。それから東海道新幹線が通る東海地方は静岡県も含めてにぎわいのあるところ。今だと368本走らせると窮屈なダイヤになる。もっと「ひかり」や「こだま」を止めたら、もうちょっと地域が活性化するという期待に応えられていません。ぱんぱんのダイヤをつくっているので。だから東海道新幹線とリニアの2つを一元的に経営することで可能性が広がると思っています。