[契約者限定]SKYZ TOWER＆GARDEN（スカイズ タワー＆ガーデン）Part5

SKYZはオリンピック後には大きく下げるのかどうか・・・
はたまた、そういうことにはならないのか・・・
コレは誰にもわかりません。
でも、私は大きく下げに転じることはないと思います。
そのまま維持か、あるいは、その後も少しずつ上がって
行くものと見ています。なんせ魅力ありますからね。

北京のモノがオリンピック後も上がっていったのはなぜか・・
イロイロ理由はあるとは思いますが、
なんでそうなったのかは、私もよく分かっていません。

しかし、今の価格が異常なのは確かです。
1990年前後に建てられた5・6階建てのアパート。
エレベーターもないオンボロアパートです。
そんなモノでも60㎡の部屋が260万元で取引されてるんです。
日本円で4200万円ですよ。日本人がそのモノを見たら、
1000万円でも身を引いてしまいます。

コレを頭に置いといてください。
コレを前提に、北京が上がっていった理由、
私なりの理由ですが、それを思いつくままいくつか
列記していきましょう。

１）オリンピック開催直前までは、
　　北京は上海より相当安かった。
　　上海の価格の60％くらいだったでしょうね。
　　だから割安感があり、オリンピック後に
　　金が北京に向かっていった。

２）上海の不動産価格を上げて行ったのは
　　温州人だと言われています。
　　中国人はユダヤ人と並ぶ金儲けの上手い民族。
　　だから世界中どこでも、そういう部分で嫌われたりもする。
　　温州人は、その中国の中でも「中国のユダヤ人」と
　　言われてるとか。
　　その温州人が上海の不動産価格を上げて、
　　もう、上海はココまでだ、次は北京だと
　　矛先を変えたのがオリンピック後。
　　温州人はドバイにも炒房に向かいました。
　　「炒房」とは不動産価格を上げていくように仕掛けること。
　　房(家)を炒めて熱くすること。
　　温州人の行動から生まれた言葉です。

３）北京には周辺都市からドンドン人が集まってきて、
　　家を欲しがる人は増えることはあっても減ることはない。
　　それと北京で家を持つと北京戸籍がもらえる、
　　というのもあって、高くても買いたいという人が
　　多いんでしょう。

４）中国人の投資好き。
　　金持ちはいつも、余剰金の儲け先を探し求めて、
　　そこに金をつぎ込みます。
　　多少のリスクは覚悟で大きな利益を求める体質
　　だということ。
　　その辺は慎重すぎて冒険のできない日本人とは
　　大きく違います。

以上が、私の考える理由です。

しかし、金儲けが上手な金持ち中国人は、
上海や北京は、もう終わりかもと、
今は感じ始めているんでしょう。
そういう連中は上海や北京を売り国外の不動産に
目を向けているようです。
その矛先として日本、いや東京も入ってるのは確実です。
2年前1元は12円でした。今は16.4円。去年末は17円。
元高円安も手伝い、今後中国人の東京買いはますます
増えるものと見ています。

堺屋太一は2010年1月1日の読売新聞紙上で、
10年後の日本と中国の状況に関して
ショートストーリーを書いています。
そこには1元が70円になってる、と書かれています。
70円は相当無理があると思いますが、
私は1元＝30円にはなってるものと見ています。