高崎市のマンションでも耐震不足 アパグループ
6月6日17時8分配信 住宅新報
国土交通省は6月6日、田村水落設計が構造計算を手掛けた分譲マンション「アパガーデンズ高崎駅前」(所在地=群馬県高崎市八島町、総戸数104戸)で、耐震強度に不足があると発表した。建築主はアパグループのアパホーム、設計は山本勝建築設計室、施工はアパ建設、確認検査機関は日本ERI。
調査した高崎市によると、大規模地震時でも倒壊しないという基準はほぼ満たしているが(1.0の基準に対し最小値0.96)、柱、梁、耐震壁など一部の部材で、震度5程度の中規模地震時に要求される強度に不足があり、当該部材で損傷が生じる恐れがあるとした。
また、確認申請時の構造計算書では、耐震壁として設定していた箇所が、構造図では地震力を負担しない壁と設定された箇所があることを指摘した。
アパグループは、「速やかに管理組合と相談のうえ、補強工事を実施する」とコメントしている。
最終更新:6月6日17時8分
住宅新報
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