| 物件概要 |
| 所在地 |
北海道千歳市花園2丁目1番5号 |
| 交通 |
https://jinde.co.jp/
|
| 種別 |
新築マンション |
|
分譲時 価格一覧表(新築)
|
» サンプル
|
分譲時の価格表に記載された価格であり、実際の成約価格ではありません。
分譲価格の件数が極めて少ない場合がございます。
一部の物件で、向きやバルコニー面積などの情報に欠損がございます。
|
|
| ¥1,100(税込) |
|
欠品中 |
※ダウンロード手順は、
こちらを参照下さい。
※クレジットカード決済、PayPal決済をご利用頂けます。
※購入後、72時間(3日)の間、何度でもダウンロードが可能です。
神出設計(千歳)はどうですか?
-
74
小林将晃
判決 4ページです。
まだ続きます。
-
-
75
小林将晃
判決 5ページです。
漸く私の主張が終わりました。最後の1行からは神出の主張です。
-
-
76
小林将晃
判決 6ページです
神出の主張です。よくお読み下さい。
-
-
77
小林将晃
判決 7ページです。
前に私に説明した見解と比べたらよく解りますよ。神出の説明のいい加減さが。
-
-
78
小林将晃
判決 8ページです。
この表は後で裁判所の判断した数値を入れた表が出てきますので、比べて見てください。
下から5行目で、やっと判決理由に入りますが、今日はここまでにしておきます。
-
-
80
リフォーム検討中
なんか難しい言葉がたくさん書かれているんですね、判決文って。。。。
-
81
小林
>なんか難しい言葉がたくさん書かれているんですね、判決文って。。。。
そうですね。読むのに疲れます。
究極の要約は新聞記事でしょうか。
明日は判決理由を貼り付けます。
-
82
小林将晃
これから家を建てられる方、ここで私が示した神出設計の欠陥及び裁判所が認定した欠陥をチェックリストにしたら有効だと思いますよ。
大抵の、考えられる、ごまかし易い手抜き・基準法違反は網羅されていると思いますので。
ただし、軸組み在来工法限定ですので、ご注意を。
神出は最近はツーバイが主のようですので、必ずしも当てはまりません。
-
83
小林将晃
皆さん、神出設計の主張確認されましたか? 難しい用語で尤もらしく書いてあり、私でさえ「もしかすると向こうの言い分にも一理あるのかな?」と不安になるくらい、出鱈目を見事に粉飾してそれらしく言っています。
でも、誤魔化されてはいけません。 裁判所の判決理由をよく読んでください。ほぼ私の主張どおりです。
判決 9ページです。
要約すると
〇施工者は建物としての基本的な安全性が欠ける事の無い様配慮すべき注意義務があり、それを怠りそれによって生じた損害に賠償責任を負う。
〇建築基準法令の規定に違反した施工がされた場合、安全性を損なう瑕疵がある建物というべきである。
〇自宅建物に規定に違反する施工が為された事を知った注文者は安全を確保する為の補強工事を行うのが通常であろうと考えられる。
と言った所でしょうか。 至極当然の事を述べていますね。
-
-
84
小林将晃
判決 10ページです。
要約すると
〇被告(神出設計)の“基本構造規定に違反する施工が為されても「現実的危険性」が無ければ不法行為責任は生じない”との主張は法理に必ずしも合致しない。
第2 本件建物の施工状況(基本的構造規定に違反するかどうか)についての検討
〇小林邸は在来軸組工法であり、軸組によって建物に加わった力を分散し、変形や損壊を免れる構造になっている。
(一部P11部分)
-
-
-
85
小林将晃
判決 11ページです。
要約すると
〇小林邸は耐力壁の長さを確保しにくい形となっている。(No30参照)
〇小林邸のシージングボードは釘ピッチ、柱の脚部と土台等との金物固定において大臣認定の施工方法と全く異なっている。(No65参照)
(一部P12部分)
-
-
86
小林将晃
判決 12ページです。
要約すると
〇内側耐力壁の石膏ボードは存在しないか耐力壁として不適切な施工方法しか為されていない。(No53・58参照)
〇筋交いは設計上不要であるが、設置されている。ただし固定不足。
〇設計上通し柱を設置する事になっているが、設置されていない。その場所には管柱があるが、通し柱と同等の機能を果たすようにはなっていない。(No22・23参照)
-
-
87
小林将晃
判決 13ページです。
判決8ページ(No78)の表(神出の主張)と比べてください
要約すると
〇耐力壁の長さは、耐力壁の壁倍率を2倍として計算した場合1階及び2階の南北方向で不足する。
〇壁倍率が1.5倍に過ぎない場合は全面で壁量が不足する。
(No65参照)
-
-
88
小林将晃
判決 14ページです。
要約は
〇建築士の調査により耐力壁は大臣認定に従った施工が為されていない事、通し柱ではなく管柱であり金物で緊結されていない事、外壁の全面において大臣認定と大きく異なる施工方法であることが明らかになった。
第3 被告の責任について
〇外側耐力壁のシージングボードは壁倍率が2倍を下回り、1倍ぐらいは確保されているはずだとしかいえない。(No65参照)
-
-
89
小林将晃
判決 15ページです。
要約すると
〇小林邸の1階南北方向は、外側と内側を合わせても壁倍率1.5倍程度しか存在せず、法令所定の必要耐力壁量に大きく不足している。(No30.65参照)
〇小林邸の筋交いは固定方法脆弱で、筋交いとは認めがたい。(No32参照)
〇神出の耐力壁に関する主張は理由が無い。
(痛烈に言い切っていますね)
-
-
90
小林将晃
判決 16ページです。 長々とすみません。本日最後です。
要約すると
〇小林邸には通し柱は存在せず、通し柱と同視できる補強された柱も無い。
〇耐力壁不足は建築基準法施工令46条4項違反
〇通し柱不在は建築基準法施工令43条5項違反
〇これらの瑕疵により構造上安全性を損なう施工がされた状態である。
〇神出設計は379万7920円を賠償すべき責任を負う。
第4 原告の損害
(以後賠償額の検証になります)
-
-
91
たま
はじめまして。
神出設計は千歳地区でNo.1とうたってましたが…こんな仕事をしてたなんて酷いですね。
自分も神出設計の営業の人から、うちの作りはいいですよ〜と言ってましたが…家は一生に一度の買い物になるので、しっかり勉強して建てたいと思います。
この投稿者のレス、およびブラウザのプライベートモードで投稿されたレスを、今後自動的に非表示します。(本スレッドのみ)
非表示される最大件数は20レスで、それを超える古いレスは表示されます。
本機能は、各利用者さまが「個人的に不快」と思うレスを「直近分だけ」見えないようにして、有用な投稿にフォーカスできるよう導入いたしました。
詳しい説明はお知らせスレをご覧ください。
-
92
小林将晃
No.91 by たま さんへ
ありがとうございます。 お役に立てて嬉しいです。
今回、新聞各紙に記事が載って、毎日新聞は「神出設計」と企業名を明示しましたが、その他の読売・朝日・道新・千歳民報は明示しませんでした。
しかし、今日、某新聞社の記者と話しをした所、反響が大きく、問い合わせが相次いだそうです。
そして、多くの問い合わせが、「神出設計のことだろう。」との事で、企業名を出さなくても解っていたそうです。
-
93
e戸建てファンさん
経営者の顧客に対する姿勢が根本的に…。
評判いいように聞こえているけど、それが悪い噂を隠していたんじゃないかと。
企業名を出さなくても、わかっていたのは、そういうことか。
遠慮しいしい書き込んでるから、変な文章ですがお許しを。
-
94
新築検討中!
初めまして。現在新築を検討中で『○○設計』含め数社にプランニングして頂いております。特に『○○設計』の設計思想や担当者の家作りに対する情熱が気に入っており、私の中では『○○設計』で建てたいと考えておりました。そのような中、プランニングして頂いている中の1社が本件の切り抜き記事を見せて『あそこの会社は危ないよ!』ですって。内容を見て愕然、非常に不安になりました。『○○設計』の担当者に実際はどうなの?と確認すると担当者は『建築中の節目毎に第三者機関の検査員と自社の検査員、それに私が立ち会う形で確り検査します』との回答でした。次回の打ち合わせ時にこの第三社機関と言うのはどこの会社(行政?)か聞いてみたいと思います。
小林さんには誠に申し訳ございませんが本件を教訓とさせて頂き、自分でも構造についてある程度勉強し、頻繁に現場へ足を運び、素人なので見抜ける限界はあるかもしれませんが、どこの会社に頼む場合でも欠陥住宅を建てさせない様にしていきたいと思います。安月給の私には一生に一度の大きな買い物ですから。
余談ですが、マイホームを計画するにあたりインターネットで色々調べてみましたが、一流メーカーでも手抜き工事や欠陥があるようですね?どの会社が信用できるのか、誰の言うことが正しいのか判らなくなっちゃいました。評判って怖いですね。
-
95
匿名
94さん
第三者機関の検査ならばホームインスペクターも検討された方が良いですよ。
保険加入してる場合は保険機関の検査はありますが自社の認定された検査員の可能性もあります。技術者や工事部門の力がやたらと強い会社は自分達の知識や経験が絶対で、顧客や営業マンの指摘に向き合わない(悪く言えば相手にしない)傾向も見受けられるのが住宅業界です。
ホームインスペクターが入る事を嫌う会社は上記の典型です。結構指摘されるので。現場監督からすれば面倒な存在ですし。
自社検査は厳しい『基準』を会社が規定してるか否かで効果が変わるでしょう。『こんなもの』レベルにならないように注意して下さい。
ホームインスペクター費用はかかりますが、費用対効果は高いと思います。
ちなみにホームインスペクター関係者じゃない事を書き添えときます。
この投稿者のレス、およびブラウザのプライベートモードで投稿されたレスを、今後自動的に非表示します。(本スレッドのみ)
非表示される最大件数は20レスで、それを超える古いレスは表示されます。
本機能は、各利用者さまが「個人的に不快」と思うレスを「直近分だけ」見えないようにして、有用な投稿にフォーカスできるよう導入いたしました。
詳しい説明はお知らせスレをご覧ください。
-
96
小林将晃
No.94 by 新築検討中!さんへ
お役に立てて嬉しいです。私のような目に遭わぬ様充分検討してください。
今検討されていると言う事は多分ツーバイ工法で、私の家の工法(在来軸組)と違いますので参考になることは少ないと思いますが、一つご注意を。
神出の言う“第三者機関の検査員”とは、あまり信用できません。
私の裁判でも神出側の証拠として、第三者一級建築士と名乗る東京の建築士が登場し、神出の従来の主張どおりの見解を示しました。
“第三者”と言っても所詮神出設計に雇われた業者であり、雇い主(神出設計)の意向に合う事しか言いません。
本当に“第三者機関”と言うのであれば、施主(新築検討中)さんが、神出と利害関係の無い検査機関をご自分で選びその費用を神出に負担させるのが筋でしょう。
この申し入れ、たぶん神出は拒むでしょうが。
本来、それら確認検査をすべき行政・千歳市役所・千歳市長は今度の件に関し神出設計に対する指導はおろか、調査や事情確認さえしないと断言し、そればかりか今後も市役所の郵送封筒や公用車に神出設計の広告を載せ “安心・健康・高品質”を広く市民にアピールする方針です。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000578&tid=...
追伸 私の裁判に登場した “第三者一級建築士”の見解ご希望ならば判決同様貼り付けられます。ご意見をお聞かせ下さい。
【一部テキストを削除しました。 管理担当】
-
97
小林将晃
No96で言った“第三者一級建築士”の見解です。
左は神出側の弁護士による“第三者一級建築士”も含めた「現地検分」(補強工事中の小林邸を裁判の一環として裁判官が確認)についての上申書。
中央は、その“第三者一級建築士”が作成した意見書の鑑。神出側が“第三者の公平な意見”として「証拠」として提出した物です。
右端はその結論部分。全部で9ページに及びますので、2~8ページはカットしました。
読んでもらえれば解ると思います。神出の主張と全く同じです。裁判所の判断と比べてください。
神出の言う“第三者”とはこんなものです。
-
-
98
小林将晃
No.94 by 新築検討中!さんへ
>一流メーカーでも手抜き工事や欠陥があるようですね?どの会社が信用できるのか、誰の言うことが正しいのか判らなくなっちゃいました。評判って怖いですね。
そのとおりですね。 経験者から言わせてもらえば、いかに大手でも実際に工事するのは下請けの零細な工務店であることが多いようです。私の場合は基礎の業者、プレカットの業者、大工さん(いつも2名程度しか居ませんでした)、電気配線、照明、ガス、水道、暖房、下水、内装、外装、屋根等とにかく下請けが多いです。
結局それらの下請け業者の当たり外れもあり、営業や工事担当者の当たり外れもあり、同じ会社でも問題ない家もあれば、“はずれ” を引く事もあるようです。
住宅業界は“クレーム産業”とも呼ばれているそうです。どんなに評判の良い会社に頼んでも多少の瑕疵・不具合は必ず有ると思います。
問題はそれを総括する会社の営業姿勢であり理念です。
それら下請け業者にいかに工事の詳細な内容・注意点・企業方針等を示しそれをしっかり管理しているか。
そして、それでも瑕疵・不具合が出た場合どのように対応するかが、重要だと思います。
神出は今でも“瑕疵は無い。法令に違反していない”と言い続けています。
他の顧客に対しても、多分そういっているのでしょうね。
「小林将晃邸は問題ない。瑕疵ではない。法令に違反しない。」と。
理念を自ら暴露しているような物でしょう
-
99
小林将晃
判決 17,18,19ページです。
賠償額決定の説明をしています。
長々と貼り付けましたが、御参考になったでしょうか?
-
-
-
100
匿名さん
No.99 by 小林将晃 さん
小さくて読みずらいので、前の様に1ページ単位での掲示は可能でしょうか。
-
101
小林将晃
映像をクリックすれば拡大可能となります。
試してみてください。
-
102
小林将晃
-
103
小林将晃
すみません。慣れないもので、無駄なスペースが入ってしまいました。
削除を依頼しましたので、改めて送ります。
拡大は可能ですが、印刷する方もおられるでしょうから、リクエストどおり1枚毎貼り付けます。
判決 17ページです。
-
-
104
小林将晃
判決 18ページです
-
-
105
小林将晃
判決19ページです。
如何でしょうか? よろしかったらご感想をお聞かせ下さい。
-
-
-
107
小林将晃
大きな所、判決に直接関わる所は概ね説明しましたが、賠償が認められなかった違法箇所がまだまだ有ります。
これらは違法ではあるが、“基本的安全性”には係わらないとの判断で判決には触れられておりません。
しかしながらご注意を。
最初に通し柱。緊結補強されていないとの事ですが、それ以前に1階の柱と2階の柱の太さが違います。
本来通し柱であるべき箇所4箇所のうち、1階と2階が同じ太さなのは南東の隅柱(通し柱②)。それももちろん補強無しで、御覧のようにずれています。
通し柱①は北東、通し柱④は北西の物です。 御覧のように明らかに1階が細く100×100mm、2階は115×115です。
-
-
108
小林将晃
もう1本の通し柱は玄関ポーチにあるわー十ですが、御覧の通りやはり管柱で補強はありません。
更に、この上2階部分は洋室になっておりますが、御覧の通り断熱材がありません。
断熱材については賠償が認められませんでした。
-
-
109
小林将晃
屋根裏の写真です。細かい所ですが、屋根タルキの継ぎ目が同じ位置でそろっているのが確認できるでしょうか?
当時の住宅金融公庫の共通仕様書によりますと『継ぎ手は乱に配置し、もや上端でそぎ継ぎとし、釘2本打ちとする』とありますから、これも守るべき仕様書無視の工事ですね。継ぎ手が揃うと力が集中したとき壊れやすくなるそうです。
これも賠償無しです。
-
-
-
110
小林将晃
千歳市長の“協力の賜物”
前にも少し書きましたが、寵愛とも思える千歳市長の協力あればこそ神出にある程度の“信用”ができ、“地域No1”で居られるのではないでしょうか。
写真は千歳市の郵送封筒の様子です。郵送封筒に企業広告を載せているのは神出だけです。
広告を載せた公用車は全部で31両だそうで、そのうち4両が神出の広告だそうです。
そして、千歳市長は今後もこの広告を続け、神出設計の“安心・健康・高品質”を市民・道民にアピールし続けるそうです。
-
-
111
小林将晃
-
112
小林将晃
平成22年3月5日 調停案
今回の判決に至るまでに、昨年3月、裁判所から調停案が示されました。
(3枚有ります)
事実認定はほぼ変わりませんが、金額が213万円で、「当事者間の建築紛争を終了させるのが相当ではないかと思料した」とあります。(3枚目参照)
冗談じゃない。
金額も不服ですし、この問題は単なる“当事者間の建築紛争”ではないと思い、今後の裁判が不利になるかもしれないと思いつつも、調停案を蹴りました。
幸い、神出も建前上(瑕疵は無い・法令に違反しないとの主張のせいで)不服ということで、影響は出ませんでしたが。
あの時折れていたら、今回の事も何も無かった事になったでしょう。
-
-
113
小林将晃
平成22年3月5日 調停案 2ページ
-
-
114
小林将晃
平成22年3月5日 調停案 3ページ
皆さんお気づきかもしれませんが、この調停案には“注意義務違反”とか“不法行為責任”という言葉は入っていますが、今回の判決にあるような“建築基準法施行令第〇条に違反”といった、具体的な法律違反には言及していません。
これは、建築基準法令違反では13年経過しているこの件では賠償責任が生じない為らしいです。
ですから、判決でも、賠償理由については、不法行為責任になっているのです。
そして、この調停案を確認した千歳市長は、なんと『調停案では建築基準法等に違反するとは書いていないから、違法建築ではない。だから指導も調査もしない』 と言い放ったのです。
このまま、同じ様な判決になった場合、千歳市長も神出設計も多分こう言ったでしょう。
「判決でも違法建築とは言っていない。だから建築基準法に違反していない。この件は単なる業者と施主の契約上のトラブルだ」と。
そこで、最終弁論のときその事を力説して、「明らかに建築基準法令に違反しているのであれば、判決文の中に明記していただきたい」と述べた所、今回のような判決になりました。
-
-
115
匿名さん
小林さんの今までの辛い思いが伝わってきます。とても参考になります。
他の方で○出設計で同じような思い、ツーバイでの不具合等はありますか?
また、逆に良かったと言う方はいませんか?教えてください。
-
116
小林将晃
神出設計 控訴!
今日、弁護士から連絡があり、神出設計の代理人から札幌地裁に2月19日付で控訴するとの連絡があったそうです。
正式な控訴理由書の提出は2月19日から50日以内に提出だそうで、4月初旬ぐらいには提出されるでしょう。
それを原告(私)が確認し、反論書の準備と付帯控訴の手続をするのに連休を挟んで約1ヶ月。それを裁判所が確認をして2~3週間。
やはり予想通り控訴審は5月下旬から6月にかけてですね。
この事は、昨年4月、つまり調停案が示され、裁判所の事実認定の大筋が明らかになり、どう足掻いても賠償を命じる判決が出そうと判断し、それまでの札幌の弁護士を解任し東京の弁護士を代理人にした事からも充分予想できますね。
神出設計は最高裁まで争う構えです。そのための“東京の弁護士”です。裏を返せば1審(札幌地裁)も控訴審(札幌高裁)も上告審(最高裁)も負けそうだと昨年3月に自覚したと自ら認めているような物です。
神出設計の計算違いは、判決文に“(建築基準法施行)令第〇〇条に違反” と書かれてしまったことでしょうね。
あれが無ければ、現在の顧客に“裁判所は法令に違反するとは言っていないから違法建築ではない。あれは単なる契約上のトラブルであり、不当判決だ。” として言い逃れできると踏んでいたのでしょう。
現在、この手の裁判の流れは被害者救済の方向に動いているそうです。私の判決然り、平成19年の最高裁判決然り。仙台地裁でも似たような判決が今月あったそうです。
今まで泣き寝入りだった被害者がどんどん救われるようになりました。とは言え、裁判が大変なのは変わりありませんが。
皆さん、どう思われますか?
-
118
小林将晃
日経ホームビルダーが取材に来ました。日本経済新聞社の子会社の建築専門誌だそうです。
新聞記事を見て3月1日(火)東京からわざわざ神出設計の違法建築と1審の判決について私の弁護士の所へ取材に来ました。 判決内容や建築中の写真も含め裁判資料を確認して行ったそうです。建築業界ではかなり話題になっているようです。
そして今日3月3日、原告である私に電話取材を行いました。内容は、今回の違法建築の発覚の経緯(No18参照)や、裁判を決意した理由、そして控訴審・上告審に対する思い・決意等について約30分ほど取材を受けました。
記者は、神出設計側にも取材をして、日経ホームビルダー4月号(今月下旬発売)に記事を載せる予定だと言っていましたので、神出設計側の生の主張も聞けると思います。
興味のある方は読んでみてください。
-
119
匿名さん
決してローコストとは言えない神出設計でも、こういうことがあるというのは、
ローコストのビルダーの多くは、これぐらいのことはしているのかもしれません。
震災に会わなければ、どうでもいいことですしね。
-
120
小林将晃
No.115 by 匿名さん、No.117 by 匿名さん、励ましのお言葉ありがとうございます。
日経ホームビルダーの記者に聞かれました。「何故、精神的にも金銭的にも大変な裁判を決意し、今又控訴審・上告審まで続けようとしているのですか?」と。
色々理由はあるのですが、一番大きいのは、この様な違法建築の家が沢山ありそうであり、開き直っている神出設計が今後も同様の“理念”で施工し続ける事がどうしても許せない“経験”をした事でしょう。
それは、平成19年7月の新潟中越沖地震の際、仕事でその被災地の復興支援に携わり、被災直後から新潟県柏崎市に入り、被害と被災者の苦労を目の当たりにした事です。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kikitaisaku/1196093798397.html
http://www.pref.niigata.lg.jp/bosai/1202403640730.html
倒壊した建物は流石に古い物が殆どで、詳しい数字は解りませんが、私が確認した限りでは30~40軒に1軒(2~3%)ぐらいの割合でした。
その後、全国から集まった建築士等により残った建物の被害状況を確認して、被害の無い建物には青い点検済み票を、被害はあるが使用(居住)可能な建物には黄色の点検済み票を、そして倒壊はしていないが使用不能の建物には赤い点検済み票を其々建物の入り口に貼っていきました。
その結果約7割ぐらいの建物は被害が無い“青”でしたが、5軒に1軒(約20%)ぐらいは黄色、15~20軒に1軒
(5~7%)ぐらいが“赤”でした。
その中で特に印象的だったのが、同じ地域で同じ時期に建てられた様な新しい家でも、“青”“黄”“赤”が混在していた事でした。それらの差は、きっと“施工業者の差”であり、手抜きや欠陥・違法建築だったのだろうとしみじみ思いました。
そしてその“赤”や倒壊家屋の方々が避難所である学校の体育館や公民館などで落胆されている姿は、今も忘れられません。
地震や竜巻・突風などの災害が無ければ、建築基準法令に違反していても20~30年は問題ないのかもしれません。しかし、それが無いと誰が断言できるのでしょうか。
少なくとも建築のプロである建設業者が、「(地震の起こっていない)現在、被害が無いから問題ない。」と嘯くのは絶対に許せない。
その思いが一番の理由であり、行動力の源です。
-
-
121
購入経験者さん
小林さんの御家族の皆さん、心身共に辛い日々だったと思います。知らずに危険な家に住んでいたと思うと、腹が立って仕方ありませんね。もし何かあった時じゃ本当に困ります。人の命を何だと思っているのでしょう。私も二年前に家を購入しました。家を建てる為、沢山の夢を描き、毎日節約もして頭金も貯めました。不安も沢山ありました。でも会社を信頼してお願いしたのに欠陥が見つかったらどんな気持ちでしょう。作り手も会社の方も、もし自分のマイホームが欠陥住宅だったら皆さんも同じ気持ちだと思います!人の心があるなら悔しくて悲しい気持ちでいっぱいだと思います!小林さんの行動が沢山の方に勇気を与えてくれたと思います。辛い経験をした分、これからは沢山の幸せが来る事を祈っています。そして欠陥住宅悪行を行ってる会社は、必ず天罰が下るでしょう。
-
122
地元不動産業者さん
お客様第一と変に目につくキャッチコピーを掲げる業者ほど、実際お客さんのことは考えてない傾向にあると私は思います。
お客様=お金、お客さんの為でなくお金の為。企業にとっては当たり前のことの様ではありますが…。
建物はそこそこにという概念で販売していたのではないでしょうか?現在は保証制度や契約前の重要事項の説明など変化しているところもありきちんとやらざるを得ないというところもあるのでめったなことはないと思いますが。こちらの業者さんは結局はお客さんを敵に回してますよね?
小林さんが言うようにまさに思うようにいかなくなっての開き直り。この様な業者が淘汰されていくべき時期が到来したような気がします。
さまざまなプレッシャーもあるとは思いますが、ポジティブに進んで行って欲しいです。
-
[PR] 周辺の物件
同じエリアの物件(大規模順)