>>2147
家という言葉をちょっと大雑把に括っているような気がします。
3L、4Lなら普通は売らないかもしれませんが、1L、2Lはライフステージ(結婚、出産、2人目、3人目、転勤)や資産価値の変化で、売り買いは自然に発生します。
そしてこのマンションの部屋はたぶん半数以上が1L、2Lだったかと思います。
住宅市場では、ここ10数年でタワーマンションが大量に立ったため、1L、2Lの戸数も大量に溜まっています。
これらの居住者は、修繕積立金が跳ね上がって、月額維持費が倍ぐらいになると、手放すことを検討する人が増えるでしょう。子供が大きくなって3Lに移る人もいるでしょう。
結果、若・中年人口が1〜2割減ることも踏まえて、完全に買い手市場になるかと思います。また市場の戸数と需要にギャップが出来て賃貸も安くなるため、そもそも子供2人出来るまでは買わないという人も増えるでしょう。
そうすると、都内でも小杉でもない新川崎はやや弱い感じがします。
まだ人口が減少が進んでいない現在でも武蔵小杉、新川崎の1K〜2Lの賃貸相場は、分譲ほど高くなく、若年層の需要の実力はそれほど強くないように見えます。
万が一10〜30年後、1L、2Lの空戸が増えるなら、残った人で管理費、修繕費を負担することになりますが、タワーマンションは、そこが元々高いので、残っている人では負担しきれない可能性があります。
例えば、年金生活に入って月15万の維持費と言われたらきついですよね。
こういった自分だけでコントロールしきれないリスクがあるのが悩ましいところです。タワーマンション購入はなかなか頭が痛いです。