大規模マンションが次々に登場し、順調に販売されている「越谷レイクタウン」の新たなマンション、それがシティテラス越谷レイクタウンだ。
JR武蔵野線越谷レイクタウン駅周辺には、人気物件が絶えない。その理由は、2つあると考えられる。ひとつは、水辺の良好な環境があること。そして、日本最大級の複合商業施設「イオンレイクタウン」が身近であることだろう。
それぞれを説明しよう。
「越谷レイクタウン」では、レイク=調整池と一体化した新しい街づくりが行われている。調整池といっても、39.5ヘクタールもの広さがあり、ヨットやカヌーを楽しむことができる。その水辺は街を囲むように配置され、風が抜けるように建物を建設。リブコムアワード(環境に配慮した住みよい街づくり国際賞)で、2009年度最高賞の金賞を受賞。CO2を削減し、世界で最も住みやすい街のひとつと認定されている。これは日本で初めての受賞で、世界各地から見学者が訪れている「世界に認められた街」でもある。
ちなみに、調整池は大雨のときの氾濫を防ぐため設けられているので、災害にも強い。実際、ハザードマップをみると、建設地周辺は「浸水予想区域外」となっている。
二つ目の理由は、越谷レイクタウン駅の北口側に日本最大級の複合商業施設「イオンレイクタウン」があること。イオンレイクタウンにはシネマコンプレックス、アウトレットモールを含め700を超えるショップが集まり、内科、眼科、皮膚科、歯科などのクリニックもある。屋根の下広大なスペースで買い物や食事、通院ができる街となっている。
シティテラス越谷レイクタウンは、イオンレイクタウンと同じ北口側に位置し、同商業施設まで徒歩4分と近い。それでいて、分譲予定価格は約70m2の3LD・Kが2498万円から。取材時点で購入可能な住戸をみると、3000万円前後で購入できる住戸が多かった。これまで分譲されてきた「越谷レイクタウン」のマンションと比べても割安感が大きい。それは、同マンションの大きな注目点といえる。
価格が抑えられている理由は、「駅から徒歩12分」という距離にありそうだ。
地図で場所をみると、駅からの直線距離は500m~600mほど。が、正規の道は大きく迂回しているため、「徒歩12分」という表示になってしまう。地元の人たちは迂回を嫌い、別のルートを使っていた。それなら、歩く時間はだいぶ短縮されるだろう。
もうひとつ、シティテラス越谷レイクタウンはJR武蔵野線の高架に近く、その騒音を心配する人もいるはずだ。騒音対策として窓の遮音性を高めているのだが、一般の人にとって、その効果はわかりにくい……のだが、同マンションはすでに建物が完成しており、実地に検討する住戸で音の聞こえ具合を確認することができる。
シティテラス越谷レイクタウンは建物が完成した後から販売を開始する方式をとっているため、「実物での確認」ができるわけだ。これは、「間違いのないマンションを購入したい」と願う人にとって、うれしい方式となる。
シティテラス越谷レイクタウンは全497戸の大規模マンション。大規模マンションが多い越谷レイクタウンエリアでは、最大規模となるマンションだ。そのスケールメリットを活かした共用部が充実する。
たとえば、エントランスホールは天井高約5mの大空間で、ガラス越しに中庭を眺める趣向。ホテルのロビーを思わせる。ペアレンツサロンと一体化したキッズルームやキッチンスタジオなど日々の生活に役立つ施設も用意される。
そして、敷地の約64%をオープンスペースとし、390台分の平置き駐車場も用意される。駐車場利用料は平置きでも月額6000円から。この利用料に魅力を感じる人も多いだろう。
住戸は南向き中心で、約70m2の3LDKが中心。収納スペースが多く、ほとんどの住戸に2つのウォークインクローゼットと納戸を備えられる。
最後に、シティテラス越谷レイクタウンは、毎月の管理費・修繕積立金が抑えられている、という隠れた特徴もある。約70m2の3LDKで、毎月の管理費と修繕積立金は計1万5000円程度。将来、上昇しても1万6000円程度までと想定されている。私の印象では、郊外マンションとしては月々5000円程度安いのではないかと思える。月に5000円の節約ならば、1年で6万円……無視できない額である。
シティテラス越谷レイクタウンは、分譲価格とランニングコストが抑えられ、コストパフォーマンスの高いマンションだと評価される。同様に評価する人が多いのだろう、販売センターの来訪者は尻上がりで増加。3月には予約が取りにくい状況も生じていた。価格に注目する人が増えている証拠だろう。
だって笑