駅近物件は、供給サイドからはコストに占める土地取得費用、需要サイドからは物件の
期待メリットに占める駅近メリットの割合が大きい分、将来の取引価格においては周辺
地価の値動きに大きく左右されます。このあたりの地価が(現在のプライスがバブルで
適正価格に戻ったりして)急落すると、物件の価値も大きく下落します。
バス便の物件では、もともと土地コスト・駅近メリットは割合が低いですから、地価の
動向によって物件の価値がそれほど大きく動くことはないと思います。
よく「駅近物件は資産価値がある」と営業の人がいいますが、コインの表裏の関係であり、
「周辺地価が暴落すれば、物件価格も暴落する」ことと同意語です。
みなさん、営業の人の甘いセールストークに引っかからないようにしてください。