>>158
周辺が第一種低層でも、グランドは確かに容積率200%で
高さ制限がなかったんだから、周辺住民が何を言ったって、
「それは覚悟の上でしょ」って事になる。
これは、地勢や駅からの距離にかかわらず、
容積率200%以上の土地に隣接する低層戸建地域ではよくある話で、
深大寺南町が何か特別な状況というわけでもない。
そもそも、調布は、第一種低層が比較的広範囲にあるけれども、
必ずしも「優れた住環境」を実現しているとは言いがたい。
中途半端な生産緑地に農家の屋敷、そして彼らが経営する
入居率の低いボロボロのアパート、こういう風景が非常に多い。
その理由の一つとして、80/40という経済性の低い状況で、アパートや
ミニ戸建ばかり細切れで建てていき、第一種低層という用途地域によって
得られる「庭の広さ」「緑の多さ」「住人の質の良さ」を育ててこなかった点がある。
もちろん、西つつじヶ丘二丁目、若葉町一丁目、菊野台二丁目、八雲台一丁目、
佐須町二・三丁目、調布ヶ丘三・四丁目、深大寺元町一・三丁目といった
比較的広範囲でしっかりとした古い分譲地もあるし、その他の住所でも
所々で区画の整った品のある一角があるにはある。
しかし、全体としては一握りの豪農と搾取される人々という図式が
いまだはっきりと残っている。深大寺南町もそのひとつ。
それは、実は区画が整っており、中流層以上の新興住宅地
(もちろん多摩NTなどよりは古い)として住環境を保っている
中央線の吉祥寺〜国立などと比べて見劣りするのは否めない。
アパートやワンルームマンションは、実感から言っても確実に
治安を悪化させるし、コンビニや100円ショップ、ドラッグストアのような
「単身低所得層向け」の店ばかり増えているのが現実。彼らの多くは
京王線に乗って都心に働きに行くが、バス便地域の持ち家層というのは、
郊外方向や地元勤務、車通勤、自営業の人などが意外に多く、
しっかりと市民税を納めているわけだから、地域にとってこんなに有難い話はない。
>>161
戸建にしたって、あれだけの規模ならインパクトは大きいよ。
需要から言って、せいぜい敷地40坪(一部を50坪クラス)で分譲するのが限界。
広い戸建だと、当然子沢山が引っ越してくるし、提供公園などないから
子供は道路で遊ぶ。車生活を視野に入れる人が多いので、
マンションに劣らず騒々しく感じるだろうね。
まあ、周辺住民にとってマンションが腹立たしいのは「背が高い」から
に尽きるだろうけど、逆にマンションを買う方にとっては、
低層住宅地に隣接する容積率200%、300%のマンションってのは
住環境良し、眺望良しで実においしい話なわけだ。