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前スレ
高気密住宅のホントのところ
https://www.e-kodate.com/cgi-local/mibbs.cgi?mode=p
レスが増えたので、新しく作りました。
ファイト!
[スレ作成日時]2007-02-25 02:23:00
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[スレ作成日時]2007-02-25 02:23:00
高高は殆ど上下の温度差は少ないです、特に冬は少ないです。
対流以外、輻射伝熱等の話が出ましたので高高の熱の流れを試算してみます。
夏の昼間とします、家は50m2高さ5m(2階建て全て吹き抜け)の平屋とします。
屋根は野地板15mmの下に150mmのスタイロ断熱(高高としては貧弱かな)として平らな屋根断熱として計算します。
高高なので換気は熱交換器付として25℃で排気、27℃で吸気します。
屋根からの熱伝導による入熱は野地板表面温度60℃として計算すると6.2w/m2で50m2で310Wの入熱です。
室内側表面温度は0.8℃上昇します。
換気の入熱は気積250m3/hの0.5回換気温度差2℃で90wの入熱になります。
生活熱は300Kw/月(10Kw/日)から400wとします。人の熱は生活熱とプラスマイナスを適当にして下さい。
壁からも入熱は有りますが上下差がないとして(室内温度がかさ上げされる)無視します。
860W位の入熱で室内空気250m3は10℃位計算では上昇しますが室内(石膏ボ-ド)の蓄熱で上がらないと考えます。
床温度は25℃とします、屋根からの入熱310、生活熱400w、換気による入熱90wなどにより800wの入熱が有り熱対流により、
天井を対流熱伝達で暖めますので天井温度は上昇します。
天井温度を1℃~3℃差(26℃~28℃)で計算するとそれぞれの輻射熱量は面積50m2で290w、580w、870wになります。
580w(2℃差)<800w(入熱)<870w(3℃差)ですから3℃弱の天井温度となります。
部屋の蓄熱、屋根の通気層など考慮しないで計算してますので現実はもっと差は少ないと推測できます。
冬は屋根からおよび換気の入熱はマイナスになります、放熱しますので天井温度は下がり温度差は1℃以下になっても不思議なことでは有りません。
床暖房等では天井の方が低い事も有ります。
全て吹き抜けとして計算してますが2階建てで1階天井、2階床が有る場合でも断熱材、畳などの使用がなければ1,2階の温度差は少ないです。
理由は外に逃げる伝熱速度より早いからです、つまり熱抵抗が小さいからです。
家全体をダクトとする、対流熱伝達は大きいですが換気空気位では熱は殆ど運べません。
温暖な地方以外で住宅の全館空調が少ないのは空気が熱を運ぶのに適していないからです。
使用熱量の少ない高高では熱伝達の輻射の役割が大きくなってます。
反論は科学的にお願いします、以外はスル-します。