マンション管理で大事なのは管理人の資質が第一で管理会社は二番目。
管理人には二種類あって、年金だけじゃ暮らせない年寄が仕方なくなるケースと、一方では一旦会社を勇退し生活に余裕はあるけど、余りにも退屈で再就職(社会とのつながりをもちたい)という動機でなるケース。
前者はモチベーションが低い場合が多い。後者は大企業の管理職経験者など、高学歴なそれなりのキャリアの持ち主が多く、プライドは高いが優秀で責任感も強い。
但し最近はそんな人材はより好条件な会社に就職しるので漸減傾向。
その場合プロパーのフロントやその上司より優秀で経験豊富だし、組合や居住者の味方になれば心強い。
組合から見て大切なのは、一番現場を知る管理人の質を見極めて、上手く味方につけること。
そうすれば、多少の管理会社に問題があっても解決に導いてくれる可能性も高い。
ただ管理人がダメ(というか管理人に嫌われたら)なら、組合はフロントに頼んで管理人を換えて貰う事もできるが、管理人とフロントが仲良しならその後はその管理会社とはギクシャクする。
そんなケースではどっちもどっちで、管理会社からも契約更新を辞退されても仕方ない。現場とフロントの人間関係も組合はよく観察する必要がある。