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品川に地下鉄無くても別に困らないけど、日経電子版を読むと品川駅前広場整備を予定通りに進めるために地下鉄を作るか作らないか一気に結論を出す可能性があるね。
品川駅前に巨大広場、地下鉄延伸がネックになる恐れ
2018/11/13 6:30日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37360940V01C18A1000000/
「リニア(中央新幹線)が入るわけだから、JR東海とはしっかり運営・運用について議論しておきたい。将来的に地下鉄が延びてくることも考え、どういった相手とどのように連携すべきかを想定しておかなければならない」国土交通省東京国道事務所が2018年10月29日に開いた「国道15号・品川駅西口駅前広場整備事業計画検討会」の初会合で、座長を務める岸井隆幸・日本大学特任教授は、検討会のメンバーではないJR東海や地下鉄事業者との連携を訴えた。
■国道上空に自動運転ターミナル
この整備事業は、東京の品川駅西口で駅前を通る国道15号の上空に大規模な広場を造るというもの。国道上に約2ヘクタールの人工地盤(デッキ)を設け、次世代型交通ターミナルやにぎわい広場、商業施設などを整備する。目玉となる次世代型交通ターミナルは、自動運転技術を活用した電気自動車など最先端のモビリティー(移動手段)の乗降場だ。デッキ上や周辺の商業施設などへ自動運転車で移動できるようにする。訪日外国人がモビリティーを利用しやすいように多言語のサービスも提供する。18年度内に具体的な事業計画をまとめる予定だ。
検討会には、品川駅を自社路線の主要駅とする京浜急行電鉄とJR東日本のほか、西口付近のホテルを擁する西武鉄道グループの不動産会社、西武プロパティーズが事業協力者として関わる。しかし、駅東側でリニア新駅の整備を進めているJR東海は参加していない。整備事業では、ホテルや商業施設、各国大使館が周辺に集積する立地特性を生かし、大規模災害時に海外から受け入れる支援隊の拠点とすることも検討している。岸井座長によると、こうした防災計画を進めるうえでも、東海道新幹線やリニアを展開するJR東海との連携は不可欠だ。
■地下鉄延伸、「国交省には早く決めてほしい」
品川駅には地下鉄延伸構想もある。国交省の交通政策審議会(交政審)が16年4月にまとめた都市鉄道の今後に関する答申では、東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線が乗り入れる白金高輪駅から品川駅までの延伸に言及している。ただ、交政審ではこの構想はまだ検討熟度が低いとして、関係自治体などが事業主体を含めた事業計画について十分に検討することを期待するとしている。そのため岸井座長は、「地下鉄の建設主体も運営主体もまだはっきりしていないので、国交省には早く決めてもらいたい」と注文を付ける。
さらに、地下鉄延伸構想の具体化は、施工計画などを検討するうえでも重要だという。整備事業では国道の上空にデッキを設けるため、基礎部分は国道上に配置することになる。周辺では国道の拡幅も計画されており、それとの整合性も図りながら、現状の道路交通に支障が生じないように工事を進めなければならない。岸井座長は「工事を無駄なくやることが重要だが、地下鉄がちょうどデッキの下に入ることになるので、手戻りが生じるようだと面倒臭い。東京都と国交省には(地下鉄延伸の)枠組みを議論して、誰と調整すればいいのかを早めにアドバイスしてほしい」としている。