>>277さん
詳しくご存知でしたら失礼ですが。
グランドホライゾンにおける
分譲マンションの証券化スキームの理解を助けて差し上げます。
[1] 特定目的会社(TMK)がオリジネーター
(不動産等の原所有者)から不動産等を譲受けます。
[2] TMKは、オリジネーターに対して支払う
売買代金の資金を調達するため、リーマンブラザーズ
(LB)より,ノンリコースローンによる借入れをしています。
LBは抵当権者となります。
[3] TMKは、不動産の売却収益(の一部)をLBに返済します。顧客への引渡し時にLBが設定した抵当権は抹消されます。
このスキーム上、分譲マンションの売主がTMKとなります。
TMKを組む理由は、税務・会計上のメリットがあるためです。
日本では宅建業法上売主にアフターサービス責任が義務付けられているので
TMKが単独で分譲MSの事業主になることはありません。
グランドホライゾンの場合TMKとCH株式会社が事業主となりますので、
分譲マンションの顧客がペーパーカンパニーから物件を購入するというのは誤った理解です。
共同事業主のCH社も、LBとの関係を考えれば安易な撤退はできないでしょう。
(これは憶測ですが)
正しくご理解いただければ幸いです。