先日MRに行きましたが、正直府中で250万円/坪以上は高い。
駅から近く且つケヤキ通り沿いで、仕様がソコソコというのを加味しても府中で5~6,000万円台のマンションが売れる気がしないのは私だけでしょうか?
担当者に聞いたところ、この土地を仕込んだのが約5年前だそうです。
2005年と言えば不動産ミニバブルの絶頂期の前なので、そこまでの高値では買っていないはずだと思います。
それなのに、このような場違いな価格設定をしたのかなと考えていましたが、近隣からの反対があり事業化までに時間がかかったと聞いて納得しました。
上記の話を聞いて私が勝手に想像した経緯は以下の通りです。(完全に想像なので、全く違っていたらすいません)
①近隣対策で手間取っているうちに経費(補償費など)がかさんでしまったり、計画を縮小(階数・全体戸数)せざるを得なくなり事業収支を達成するためには坪単価を当初計画より上げる必要が出てきた。
②坪単価を下げたとしても、住戸面積を小さくすることでグロスの販売価格を抑えることができるのだが、戸数制限や都心のように50㎡台の2LDKを販売できるような場所でもない。
③そのようなことから、高級路線で販売せざるを得なくなった。
まぁ住友不動産なので値下げもせずに販売力で時間をかけて売り切るんでしょう。