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匿名さん
[更新日時] 2024-06-03 21:10:26
価格が下がるには、まず供給が需要を満たすに十分大きくなければいけない。さらに、複数の供給者による競争が起きている状況が望ましい。例えば肌着の場合、デザインとか機能の付加価値の余地はあまりない。供給するプレーヤーは多く、消費者は価格や手に入りやすさで選ぶケースが多い、こういう製品では仕入れコストが下がれば、ライバルより一円でも安くする競争が働いているので速やかに価格に反映される。
しかし、不動産の場合には最も需要のある駅近でマンションが建てられるまとまった土地の供給が非常に少ないのに、こうした立地には高い需要が常に存在している。ここがボトルネックとなって価格が上がっているので、建築資材コストは下がっても価格を下げる動機にはならない。むしろこうした立地を莫大なプレミアムを支払って手に入れて建てたものが勝ちという競争が働いていて、それがまた価格に反映されて高騰するという構造ができていると言えるだろう。だからこそマンションは安くはならない。遠くて不便でも、そこしか買えない人がそれなりの買い板を形成するのでその場所なりに高い値段となる。