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東京都心を通過する羽田空港の新飛行ルートに関し、米航空大手のデルタ航空が、新たに採用された着陸方法の「安全性が社内で確認できていない」として、二日に始まった「実機飛行確認」での運用を見合わせていることが、同社への取材で分かった。
都心ルートでは、飛行高度を上げ騒音を軽減する目的で、航空機が高度を下げていく際の「降下角度」を従来の三・〇度から三・五度に引き上げた。デルタは「通常よりも急角度」と見合わせの理由を挙げている。三月二十九日の都心ルートの正式運用までには社内の事前準備を終えたいとしている。
国土交通省は「昨年十二月以降、航空各社に周知してきた」と説明。デルタが、別の方法を求めた場合の対応は「検討中」としている。
飛行確認初日には、エアカナダ機が羽田での着陸を取りやめ、成田に目的地を変更。新たな降下角度に難色を示したとみられる。同省は他の外国航空会社に対しても、準備状況の確認を進めているという。