モデルルームといえども呼びかたはいろいろ。
飾り気のない「現地販売センター」、ちょっとおしゃれに「マンションギャラリー」、「インフォメーションセンター」。
そしてこちらDEUX TOURSにおいては「ゲストサロン」となっております。
モデルルームの名前からも高級感が漂ってきていますね。
ちなみに、お近くの晴海タワーズは「レジデンスアリーナ(モデルルーム)」となっております。
わざわざ括弧で「モデルルーム」って・・・凝りすぎて何の場所かわからないという・・・。
そのゲストサロンとやらは築地駅から数分、勝どき橋のたもとのビルの11階にあります。
先日、雑居ビルの2階にある他の物件のモデルルームを見たばかりで、なんだ~ここも1階にあるのか~と思っていたら見間違えてて11階。
なんかすいません。
雨後の竹の子のようにぼこぼこと建ち続けるこのあたりのマンション。
いつか見学してみたいわ~と思いつつ、今まで一度の機会にも恵まれませんでした。
しかし今回、築地散策のついでに、千載一隅のチャンスとばかりに寄ってみたのです。
だって、築地市場の向かいにゲストサロンがあるんだもの~。
これを逃したら、絶対わざわざ来ないだろうという予感。
こんな客でごめんね。
一応、見学前に電話で空きの確認。
エレベーターに乗ったら10階までしか行かない。
11階からのエレベーターは別にあったのね・・・。って、乗った時点で気づかずに、わざわざ10階に行って11階から上へ行くエレベータを軽く探したという・・・。
田舎モノですみません・・・。
1階まで降りて、すぐ隣に11階から上へ行くエレベーター発見。
ちゃんと看板も出てたのにね・・・。
アンケートを見た営業マン、この予算で買える部屋は1LDK44平米しかないよ。家族じゃ住めないよと、おとといきやがれな態度で、心が折れそうです。怖い。
一人目の営業マンが席を立つと、次に二人目の営業マンがやってきました。
ここは高いから、予算内で買える住友不動産の別の物件を紹介しますと、貧乏人を見る目。(なんか流れ変わった---)
いや、買えそうな物件は自分で探すから、今日はここの部屋を見せてよとお願い。
準備をするからちょっと待ってと、二人目も席を立ちました。
すると今度は、お部屋を見せますと、三人目の営業マンがやってきました。(なんかまた違うのキタ---)
昔話を読んでいる気分になりませんか?実話です。
三人目の営業マンにも、買えないのに見るのかよ的な態度で、部屋へ案内されます。途中のジオラマ模型とか全部素通り。まあ、時間がないと言ったのは私ですからね。
モデルルームは70平米台と100平米台の2タイプありました。
部屋の間取りが印刷された紙をわたされたので、それを見ながら見学します。営業マンはほぼ営業を放棄。勝手に見させてもらいます。お部屋の写真撮影は不可でした。
70平米3LDKのお部屋は設計変更がされており、リビングが隣の部屋とつなげてあり、対面キッチン仕様になっていました。
一生懸命広くみせようと頑張ってます。でもやっぱり少し手狭に感じます。
こちらのお部屋は約5800万円~。
オプションを除くと、眺望以外で特別何かがすごいということはないお部屋です。
さらに、バルコニーが狭い。リビングにバルコニーを作らなかったため、バルコニーはベッドルーム側にしかありません。
家族の洗濯物を干すにはちょっと狭いような・・・。タワーマンションに住む人は洗濯の外干しはあまりしないのでしょうかね。
4人家族に70平米は少し狭いと思うのですが、都心ではこれが普通なのだそうです。
次に100平米のお部屋を見学します。待ってました。こういうお部屋。100平米のモデルルームは最近見たことがありません。
中はオプションの博覧会といった感じですが、郊外の70平米そこらでそれをやられると、この部屋にこんなにお金をかけられる人なら、ここには住まねえ!!と思うのですが、こちらの物件なら、こういう部屋に住む人も絶対いるよねと憧れの気持ちになります。
100平米はどのお部屋も一億を越えています。「先生」と呼ばれる人々がお買い求めになるそうです。
部屋を出ると、見学前に渡された間取り図の用紙をさりげなく回収され、そのまま席に戻ることなく手ぶらでサロンを出されま
した。
当初、こちらの物件にはとても手が出ないと思っていましたが、話の中で、希望している部屋の条件を変えれば、70平米が普通に買えそうなことがわかってきました。
しかし今回は貧乏人認定されているようなので、だまって去ることにします。
価格表とか、資料が欲しかったんだけど、言い出せる雰囲気ではなかった。
ひやかしでは行かないほうがいいよ。