THE桜新町TERRACE に行ってみた − モデルルーム見学記

「周辺環境」
ここはマンションというより、戸建てになります。
エントランスがひとつあり、そこにオートロック機能などのマンションと同じような機能があり、その中に戸建てが連なって建築されている物件になります。
・ 現地エントランス。

「ご覧になっていただいたように、戸建ての連棟になっている建物で、19棟ございます」

という内部は、通路の両側に戸建てが並んでいますが、繋がっていて海外のアパートメントなどにある建築様式のような感じです。
・ エントランス内部。

「各部屋とも、間取りはそれほど変わりはありません。しかし向きがありますので、二階にリビングダイニングがあるものと、一階にリビングダイニングにあるものに分かれております」

南向きにリビングを配置し、日差しが入るようにこのような形になっているようです。
・ 陽当たりの図。

「奥にある3棟は、目の前に建物がありますので景色が抜けないので価格は安くなっております。北側の棟は北側に古い戸建てがございまして、今後何か建つ可能性がございます。南棟は目の前が畑になっており、区か運営しておりますし土地の形状からも大きな建物は建ち難いと思います」

ということで、建物が建つとしても第一種低層地域ですので、同じ大きさの戸建て以上のものは建てられない土地になっています。
・ 建物配置図。

「戸建てなんですけどエントランスは一つでセキュティがしっかりしている感じですか？」

「そういうことです。宅配ボックスであるとかマンションにあるような共用部なんかも一応導入しています」

ということで、マンションのようなシステムも導入されています。

「建物同士が繋がっているように見えますが、実際建物と建物の間は10cmぐらいあいているようなので隣の音も漏れてきませんし、将来的に自分でリフォームする際などにも問題はありません」

といった全く一般の戸建てと同じような建築で、レンタルサイクルやレンタカーもあり、そういったレンタルの乗り物の鍵は宅配ボックスでやり取りをするようになっているなどにもなっています。

セキュリティなどの共用部分はマンションのシステム、居住スペースは戸建てとなっているので、戸建てとマンションのいいとこ取りのような物件だと思います。

「木造ではなく軽鉄骨によるツーバイフォーの建築で、床に薄い鉄板を敷いて通常の木造家屋よりも上下間の音も響きにくくなっています」

とのことで、二重床とまではいきませんがかなり配慮された作りになっているようです。
耐震等級は1で耐熱等級は4を取っているとのことでした。
リフォームについても、11年に一度管理会社の方で足場を立てて外壁などの修繕を行うほかに、個人でもやりたい時にはできるようで、その場合には管理の方へ連絡するようです。
そのあたりはマンションとな時なので、管理体制もマンションのようなものと考えて良いと思います。

桜新町という街について訊いてみました。

「サザエさんで人気のある街で、大正時代に住宅地となっていて、周辺は細い路地などが多く入り組んでおりまして、車は通れるのですが交通量はほとんどないような昔からの住宅地になっています」

散策してみると確かに細い路地も多く、車の通りもほとんどありません。
第一種低層地域なので高い建物のない閑静な住宅地になっています。
・ 細い路地。

「サザエさん通りにはたくさんの店がございますし、スーパーのようなものでしたら駅の近くにピーコックもありますし、ドラッグストアなど日常の生活で必要なものは全てこの街で揃うようになっていて、買い物などにも大変便利な街になっています」

ということで、確かに駅周辺やサザエさん通りにはたくさんの商店があり、買い物や外食に困ることはないでしょう。
・サザエさん通り。

「モデルルーム」
モデルルームは、101号室、南棟の南向きで一階にリビングがあるタイプの3LDK 74.37㎡の部屋でした。
・間取り図。

玄関にカメラ付きインターホンがあり、エントランスにもありますので二重の確認ができるようになっています。

「中身は完全に戸建てになっています」

といって入った玄関が非常に広く、下足入れも収納力と機能性の高いものでした。
・玄関。

玄関を上がると正面に洗面所と浴室があります。

「こちらには戸建てのような床下収納を設けておりまして、買い置きのものなどをここにしまっておけるようになっています」

という床下収納が洗面所の床部分にあり、マンションにはあり得ないつくりになっています。
・ 床下収納。

リネン庫は小さめなので収納力に問題があるかもしれませんが、タオル程度であれば充分にストックしておける収納力はあると思います。
・ 洗面所。

「浴室には窓があり、スイッチでライトの感じも変えられるようになっています」

「全部屋の浴室に窓がついているのですか？」

「全部屋ではありません。ついているお部屋とついていないお部屋があります」

という浴室は、1416の魔法瓶タイプ浴槽で、浴室乾燥機とミストサウナがついているものでした。
・浴室。

トイレにも窓があるのでかなり使いやすいのではないでしょうか。
・ トイレの窓。

リビングに入ると、右側に階段下の収納があり戸建ての作りを実感します。

「リビングは14.5畳で、天井を高くしてありますので、通常のマンションよりは広く感じるかと思います」

というリビングはかなり広く、窓も大きくかなり開放的に感じます。
・リビング。

「どこまでの広さが14.5畳なのでしょうか？」

「キッチンを含めての14.5畳になります」

「キッチンは何畳ぐらいですか？」

「キッチンの畳数表示はないんですよ。リビングダイニングが11畳ぐらいだと思いますが」

というキッチンは、見た目で4畳弱といったところで、かなり広くパントリーもかなりの収納力です。
・ パントリー。

「カップボードなどの棚はないのでしょうか？」

「そちらは自分でつけていただくことになります」

食洗機が標準装備で、戸建てですのでディスポーザーは流石にありません。
シンク上部の棚にレシピホルダーがあり、タブレットを見ながら料理ができるようになっているほかにも、シンクが流れレールシンクというシンクの角に三角コーナーのような排水溝がありますので、洗い物をしていると自然にその部分にゴミが流れていくようになっている使いやすそうなキッチンでした。
・キッチン。

「お庭もちょっとしたテーブルなどもおける広さはありますし、変形ですがちゃんとした専用庭になっております」

という庭は、目の前が畑になっているので距離はありますが、戸建てが目に入ります。
しかし作りが戸建てなのでこういうものだと思います。
・庭から見える目線。

階段にも手すりがついていて、二段階で曲がっています。
・ 階段。

二階には3部屋あります。

「二階のお部屋はそんなに広くはないのですが、4.5畳と5畳の洋室がウォールドアで仕切られています」

・ 洋室4.5畳。

「開ければ一部屋のように使えますし、4.5畳のお部屋には広めのクローゼットもついております」

というクローゼットは、かなり収納力の高いクローゼットです。
・ クローゼット。