地元の話題探しをしていたら、ここへたどり着きました。
小金原団地7-1号棟の5階に住んでいます。
大規模修繕
築年数45年を超え、2008年に共用部分の大規模修繕を行いました。
修繕箇所は外壁塗装、水道管交換、玄関ドアクローザー交換です。
水道管は露出配管のため夏はかなり熱めの温水、冬は非常に冷たい水が出ます。
2013年に屋内に露出している生活排水管を切り取り交換しました。
同時に浴室排水口の水漏れ修理と浴室天井を交換しました。
東日本大震災の影響
東日本大震災では、大変なダメージを受けました。大規模修繕したばかりなのに。
1階エントランス部分の地盤沈下、玄関ドア枠がゆがんでドアが開かなくなる、
アルミサッシが閉まらない、躯体に大きな亀裂が入る、生活排水管の漏水などです。
耐震性
地震の際の建物の揺れ方ですが、大震災以前はミシッ!ミシッ!っと、しっかりした
箱全体が揺れる感じでしたが、
大震災後は粗悪品のカラーボックスが歪みながらグラグラ揺れるような感じです。
地震のたびに玄関ドアが開かなくなりますし、躯体の亀裂は大きくなっています。
躯体の亀裂箇所は、玄関ドアの角、室内のあらゆる角付近、室内壁面です。
玄関などコンクリの上に直接塗装してあるところは亀裂が見えますが、コンクリに直接壁紙を張ってあるところには
亀裂に沿って皺が出来ています。
2013年にリフォームで壁紙を張り替えましたが2014年秋の大きめの地震後に亀裂の皺がくっきりと出来ていました。
日常生活
夏は暑く、冬は寒い。エアコンなしではつらいです。
和室に布団を敷いて寝ていると下の階の声が聞こえます。
ドアブザーの音量を最低にしていますが、下の階のブザーがほぼ同じ音量で聞こえます。
下の階がトイレを使うと、うちのトイレがゴボゴボと大きな音を立てて水がなくなります。
ときどき鼠が壁や天井の隙間をガリガリひっかくような音がします。
室内にヤモリやムカデが入ってきました。ここは5階ですよ!?
大粒の雨が降ると天井から雨粒の音が聞こえます。
夜間に窓を開けて会話すると向かいの棟に音が反射して、何号室の会話かよくわかります。
下の階の電話の着信音が聞こえます。
東急コミュニティーに委託管理していますが、管理事務所にいる管理人はすごく感じが悪いです。
住人
分譲販売された団地ですが、賃貸の人が増えてきました。ゴミ出しトラブルが多いです。
階段を挟んでのお隣さん同士は顔を合わせることがあるのでコミュニケーションが取れますが、
壁を挟んでのお隣さんはコミュニケーションが取れず壁ドンの騒音トラブルがあります。
まとめ
建物がとにかく古く、大震災後の痛みが激しいにもかかわらず耐震工事や建て替えの予定はありません。
時代劇に出てくる庶民の長屋感覚で生活音は気にしない、同じ棟の住人に配慮した生活ができる人でないと
住むことは難しいでしょう。