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どうもこんにちは!!醤油ゼリーです\(^-^)/
このコミュニティでも自作小説を書いてみたいなぁと思ってスレを建てました!!!!!
まだまだ初心者ですが暖かい目で見てくださると嬉しいです( ^∀^)
クレームは受け付けておりません
ちなみにこのスレは小説が完結したら雑談スレとして使います\(^^)/
[スレ作成日時]2022-01-22 11:34:53
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[スレ作成日時]2022-01-22 11:34:53
スレ建て終わったし書くかぁ~
第一章「始まり」
「ここが高校かぁ…」
私。夜桜月夜(よざくらつきよ)は人混みの中で呟く。
中学の頃からずっと入りたいと思っていた鈴島高校(すずしまこうこう)。
校門に入ると何十本もの桜の木々が出迎える
「綺麗だなぁ……」
木々を見てうっとりする
見終わると私は時計を見る。いけないもうこんな時間だ。
入学早々遅刻なんてしたくない。私は急いで教室に向かう
教室に入ると、賑やかな声が聞こえてきた
きっとみんなもこの高校に入るのを楽しみにしていたのだろう
でも周りを見渡すと、知ってる人より知らない人の方が多い
少々不安になるが、私は隣の席の子に話しかける
「えーっと、山下さんだっけ?どこの中学だったの?」
「…………………。」
何気ない言葉を投げかけるも、彼女は返事をせず黙っている
私はそんな彼女の様子に「あれ…?」となる。
いきなり知らない人に話しかけられて緊張したのだろう。
私はそう自分に言い聞かせた。
第二章「違和感」
数ヵ月後……
「おかしいなぁ……何でなんだろう」
私は昼休み。屋上のベンチに座り空を見上げて呟いた
あれから私はクラスメイトと一言も話せないでいる。どうしてそうなったのかと言うと
クラスメイトの誰に話しかけても誰も返事をしないのだ。どれだけ明るく振る舞い、笑顔を浮かべても……
初日に返事をされなかったのは「緊張しているからだ」と考えることも出来たが、もう季節は初夏だ
クラスに慣れるのに必要な期間は人それぞれだが、全員が私には返事を返さず他には返事を返す…そう言う感じだ。
空になった弁当箱を眺めながら頭の中で考える。
『キーンコーンカーンコーン』
チャイムが鳴る。教室には戻りたくはないが立ち上がり、教室に戻る。
階段を下りて廊下を歩く。目の前には慌ただしく教室に戻る人もいれば、まだ話し込んでいる人もいる
その様子を見て私は何とも言えない表情をする
その時だった。
『ドンッ』
誰かとぶつかる音がした。私は急いで謝るが、相手は何事も無かったかのように通りすぎていく
まぁ当然だろう。
この下りにはもう理解をしている。
でも……無視をされるだけではなく、その場にいないかのように扱われる事もザラにある
もうやだ。
私はその場にうずくまる。
第三章「孤立」
「今日も学校…行けなかったな」
私はあの日から学校に行かなくなった。つまり「不登校」になってしまったのだ。
しかも不登校になってからもう一ヶ月ほど経つ
一日のほとんどは部屋で過ごし、楽しみはほとんど無い状態だ
強いて言えば食事だけだ。でもいつも半分以上は喉を通らない
そんな生活をしているから体重は減り、自分に自信が持てなくなった
その時だった
『ピーンポーン』
玄関のチャイムが聞こえてくる。
出るべきか出ないべきか……私は少しだけ迷う
2ルート書くので、出た場合を書きまーす
私は誰が訪ねてきたのかが気になり、自分の部屋から出てドアを開ける。
そこに立っていたのは中学時代の友人。華島臨花(かじまりんか)だった。
「やっほー月夜。久し振り!!」
「えっ!臨花!?どうしたの?」
私は驚いた臨花は鈴島高校の制服を着ていたのだ。
「同じ高校だったんだ!」
「そうだよ。月夜と同じクラスではないけど、会えて嬉しいな♪」
臨花は久し振りの再会に喜んだ様子で優しく微笑む。
「そういえば、私。行きたい所があるんだけど…良かったら一緒に行かない?」
「良いよ。嬉しいな」
どうやら臨花は行きたい所があるらしい。
私は臨花に着いていく。
第四章「思い出」
「あ!ここって……もしかして」
「中学の時に二人で行ったよね。久し振りに月夜と来たかったんだ。」
目の前にある建物はかつて臨花と一緒に行ったカフェだった。懐かしさに私は安心する。
臨花も安心した表情で私の手を握って店の中に入っていった。
店の中に入り、席に座ると店員さんが私達に注文を尋ねる。
「じゃあ…アイスコーヒーで」
「私も同じので」
店員さんは注文をメモすると向こうに歩いていった。
「良かった。月夜笑ってる」
臨花は私が笑顔になっているのを見て安堵した様子で微笑んだ。
「月夜。実は私、月夜の事が心配だったんだ」
「えっ?」
臨花が言ったことに驚き、私は思わず聞き返す
「だって月夜…最近学校来てなかったし…」
「………それは」
私は理由を話せず黙るしかなかった。臨花はそんな私の様子を見て、もどかしいような不安になったような複雑な表情で私をじっと見た。
気まずい沈黙が流れる。
「ねぇ月夜。初めて会ったときの事…覚えてる?私が一人でいるときにいつも側に来て寄り添ってくれたよね…」
「……。」
「私。月夜の力になりたいし、何よりも恩返しがしたいの。」
臨花は何かを決めたかのように話している。
このまま話すべきなのか、黙り続けるか……頭の中で狼狽し続ける。
でも臨花は「恩返しがしたい」と言った。
「応えよう」私はそう決意し、全てを話した。
「………っ!?」
臨花は私の話を聞き終わると、目を見開いた。
「月夜…っ」
「り…臨花……?」
臨花は突然私に抱き付いてきた。
顔を見ると涙を流している。
「月夜……私がこう言うのはおかしいと思うけど…」
「うん…」
「少なくとも私は月夜の味方だからっ…!」
「!?」
味方……?今まで私はそんな人は存在しないと思っていたのに…
「そう言う事だから…」
「あっ!ちょっと臨花っ」
臨花は注文した物の代金を支払うと店を後にした。
第五章「真実」
「………。」
私は家に帰り、自分の部屋に入った。
スマホを手に取りSNSを見るも、臨花の言葉が気になって仕方がなかった
明日学校に行って臨花に会いに行けばいいと言う事なのだろうか……
「明日学校に行こう…」
私はクローゼットから制服とスクールバックを取り出した