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7月からの国債大量発行。長期金利にも大きく影響してくることは必至です。変動vs固定の議論は別スレとして、今後の金利動向について議論しましょう!
[スレ作成日時]2009-06-21 17:19:00
7月からの国債大量発行。長期金利にも大きく影響してくることは必至です。変動vs固定の議論は別スレとして、今後の金利動向について議論しましょう!
[スレ作成日時]2009-06-21 17:19:00
ムダスレ
一般的に考えたら、国債乱発に伴い需給バランスが崩れるのが本来。
当然、債券安・長期金利上という動きになる。
ただこの国はよく分からん。
日銀が買いまくり、変に安定している。
私は、3,4年前からずっと長期金利上がると思っているが、
低位安定・・・。
上がらざるを得ないはずの金利が上がらない・・・
結局、先送りでマグマが沸騰する10年後くらいに急騰なのかな。
その点、アメリカの債券市場は経済と株価の動きが分かりやすいです。
内外の投資家から信頼を失うと、日本の国債に買い手がいなくなり、長期金利が上昇。景気浮揚どころか資産価格の下落、生活水準の低下を招く。赤字企業であれば当然のリストラもせず、逆に危機に乗じて焼け太りする政府には、厳しいチェックが必要だ
http://www.asahi.com/business/topics/column/TKY200905120416.html
ただアメリカでも世界大恐慌のあとはデフレになり長期金利は低値で張り付いたって聞いているからな。
デフレのときは通貨の価値は上がるから金利は下がる。ただ通貨価値は為替がかく乱要因になって見えにくいんだけどね。
需給バランスは、クーポン(利息)をつければ解消されやすいはずなのに、なぜかこの国の国債は利息が上がらない。
買い手不在で債権自体の価格は下落、利率はジリジリ上がるでしょう。
上の人が書いていたけど、支えるものがなくなれば、金利上昇は避けられない。
景気が回復して、国債が安全な投資先だという意識が出てきて、買い手が現れれば需給ギャップが解消される可能性ももちろんあるだろうけど。
結局景気がある程度回復するまでは日銀が買うのでしょう。
今の状況ではいくら発行しても金利は上がらないよ。
国債大量発行 ⇒ 銀行の買い増 ⇒ 日銀の買いオペ
でもこんなことが何時までも続く分けないよね?
日本国債はほとんどが日本国内で消化されている。誰が買っているかというと、金融資産1400兆円から。
ようするに国民が預けた金で銀行が買ってる。
通常の金利上昇(国債価格下落)は債権から株式などへ資金が移動するから(景気が良くなるから)何も
問題が無いが、もし、信任が揺らいで暴落(金利上昇)すれば銀行は膨大な損失を出す事になる。
国債が暴落しているのだから政府の公的資金という手も使えない訳だから、おそらく日本終了になるだろうな。
小泉政権下の竹中金融担当大臣がもし、日本がIMF管理下になった場合に起こるであろう政策が発表されている。
① 公務員の総数および給料の30%カット。ボーナスはすべてカット。
② 公務員の退職金は100%カット。
③ 年金は一律30%カット。
④ 国債の利払いは5~10年間停止。(事実上紙切れ)
⑤ 消費税を15%引き上げて20%へ。
⑥ 課税最低限を年収100万円まで引き下げ。
⑦ 資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税。債権・社債については
5~15%の課税。株式は取得金額の1%を課税。
⑧ 預金は一律、ペイオフを実施するとともに、第2段階として預金額を30~40%カット
する。
せいぜい金利が上昇しないよう、私たちは祈るしかない。
とはいえ、日本の借金は国内で消化されているわけだから身内での借金は事実上借金では無いとの意見もある。
それと、日銀による国債買いオペも発表している割にはあまりやっていないらしい。国債には償還日が
あるので償還される国債よりも多くの国債を買いオペしないと日銀のバランスシート悪化にはならないからだ。
よって、我が国はまだ0.1%の金利と買いオペの余地が残されている事から金融緩和の余地が残っている事になる。
5月のCPIが発表になり、物価下落が統計後最大の下落幅になったが、さらにデフレが進むようだと、もしかすると
ゼロ金利量的緩和復活もあるかもしれない。(実際そう予想するエコノミストもいる)
もっとも白川総裁は0金利は意味が無いと繰り返し言っているし、銀行券ルールにもこだわりを見せているので
可能性は薄いかもしれないが。しかし、日銀理論にこだわったばかりに景気回復が遅くなるというのは
避けて欲しいと願うが。
すべては日銀総裁を武藤さんでなくてプロパーにこだわった民主党にありますかな。。。。
何で歳入改革なんだろうね。
歳出改革が先でしょうに。
>日本国債はほとんどが日本国内で消化されている。誰が買っているかというと、金融資産1400兆円から。
国債価格(金利)は、市場で売買されて始めて成立する。
日本人がもっている国債は、保有したら最後、ほとんど市場で売買されない。
つまり、価格を決める(金利を決める)要因にはなりにくい。
一方で、外国人が持つ10%超(80兆円超?)の国債は、彼らの都合でおかまいなしに市場で売買される。
今は、これが日本国債の価格を決める(金利を決める)要因になっている。
外国人は日本国債以外にも世界中の債券を保有している。
海外の金利が上がる->海外の債券価格が下がる->相対的に日本国債のアロケーション比率が上昇する
->リバランスのため日本国債を売る->債券価格が下がる(金利が上昇する)
->そうはさせじと、日銀が金利を押さえ込むため国債を買い取る
「外国人 vs 日銀 のバトル勃発」
なーんて動きになったりして。
今でも、日銀は毎月1.8兆円の国債を市場から買い取って、金利を抑えてるくらいだから、
外国人が仕掛けてきたら、日銀は当然受けて立つよね♪
外貨準備高が公表されてるけど、そこらのヘッジファンドが喧嘩売ってこれるような額じゃないよ。
1,024,012百万ドル。おおざっぱに100兆円。ジョージソロスがイングランド銀行に仕掛けた喧嘩はトータル100億ドル強の空売り。当時の特殊用件を抱えた弱いイギリスはともかく・・・
取引は金利だけでなくて為替も考えないと。
100兆円 vs 80兆円 か。
でも、日本の外貨準備高のほとんどは米国国債。
持っているようで持っていない同じでは?
潰し合いを見るのも面白そうだが、日本の安全保障は完全に消滅するな。