現在のシックハウス症候群

現在の建築基準で家を建てても、十分シックハウス症候群のリスクはあります。
各建材が全て「F☆☆☆☆」だとしても、その集合体が「F☆☆☆☆」の空間とは限りません。
24時間換気をしていても、集成材、合板、壁紙ののりなど、あらゆるところからVOC(揮発性有機化合物)は揮発しており、新築の場合、換気が間に合っていないのではないでしょうか。

既に建ってしまっている家での改善方法としては
１．表に出ている合板を無垢板にする
２．壁紙を塗り壁にする（漆喰など）または、無垢の板張りにする
３．表に出ている「F☆☆☆☆」建材を全て、「VOCを含まない」建材に変える（ドア、床、天井、壁、設備など全て）
こんなところでしょうか。

根本的には、VOCを含まない建材で建てるのが良いのですが、建て直しになってしまいますね。

家具など、家財が原因ってことはありませんか？

No2さんのおっしゃるように、家具や家財から疑ってみたらいいと思います。比較的簡易に取り替えできるので。またカーテンやファブリックなどの布が原因でシックハウス症候群を発症するケースもあるようです。

うちは、私が非常に敏感で、建てるときにビニールクロスではなくケナフクロス(東レ製)を使い、糊もなるべく身体に優しいものを選びました。壁の一部は漆喰や柿渋(パーシモンウォール)にしています。家具は全て作り付けで無垢材を利用しています。

温度が高いと揮発し易いです。
留守中等に出来る限り室内温度を上昇させて有害物質を揮発させ換気すると良いです。
夏に暖房するような事をすれば良い。
暫くの期間は時々、普段の生活温度以上に室温を上げて揮発させる。

私も新築マンションに引っ越しましたが、新しく購入した家具が原因で発症しました。
その家具を設置した部屋に入ると症状が強くなるので、換気をして緩和を考えましたが、今度は家中どこでも症状が出るようになりました。
直ぐに無垢家具に取り換えましたが、それからも、人工的な匂い(芳香剤や柔軟剤)を嗅ぐと、症状が出るようになりました。
一年たってもです。
我慢するより、なるべく早く原因を取り除くことをお薦めします。

使っている、家具についてですが、３０年くらい前の家具で、実家で使ってないものを使ってます。
合板ではなく、天然の素材を使ってるみたいです。
業者さんに測定してもらった方が良いですか?微量で測定できない感じもします。

パーシモンウォールは下地は何の上に施工してますか?
珪藻土やしっくいより、使いやすそうですね。

No7さんへ

No3です。
施工当時の写真です。茶色の色なので、おそらく石膏ボードでしょう。

参考になれば幸いです。