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中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)問題でほとんどの国が日本を支持しているはなぜだ?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。
英BBCに掲載された尖閣諸島に関する記事などを読んだスレ主は、記事の内容が「中立」か、「中国を批判」か、あるいは「日本を称賛」の意見ばかりで、中国に有利な記事は見当たらなかったと主張。なぜ多くの国が日本を支持するのだろうかと質問したところ、次のような回答が寄せられた。
・「米国が日本側に立っているからだ。欧米諸国が米国に寄り添うのは当然」
・「結局のところ、米国が世界のシステムを主導しているということだな」
・「わが国が強くなっており、わが国は米国の仮想敵国だからだろう」
など、尖閣諸島問題で米国が日本寄りの立場を示していることが関係しているとの主張が多く寄せられた。ほかにも、「われわれは日本ほど欧米諸国に溶け込んでいないからだろう。人は自分に近い人の肩を持つものだ」という意見や、「諸外国は日本を支持しているのではなくて、中国に難癖をつけているだけ」という主張もあった。
一方で、欧米諸国が日本よりの立場でも一向に構わないという意見も多い。「それでも、われわれの巡航常態化を阻止することはできない」、「別に良いさ。肝心な時には戦勝国という最終屁理屈武器を出すから。世論が何と言おうと関係ない。利益が衝突した時には誰の肩を持つかは分からないよ」などの意見や「全世界を敵に回すという感じは好きだな」という強気のコメントもあった。
中国では、他国との主張の食い違いが生じた際、「自国は嫉妬(しっとされている)」、「西側諸国は自らの利益に沿って世界を動かそうとしている。中国も自国の利益を追求するのみ」との見方が盛り上がることが多いが、尖閣問題でも、「国際世論の方がおかしい。正しいのは自国」と考える人が多い構図だ。
コメントでは、実効支配している国は日本であるため、ほとんどの国の地図には日本領土として描かれていると指摘する意見や、時には世界を敵に回す勇気も必要だ、という主張もあった。
米国は尖閣諸島が日本の施政権下にあることを認め、米上院は2013会計年度の国防権限法案に「日米安保条約の適用範囲である」とする修正条項を盛り込むことを全会一致で採択した。しかし、尖閣諸島の領有権については、米国は「立場はあくまでも中立」としており、日中は対話によって解決するよう主張している。(編集担当:畠山栄)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1219&f=national_...
[スレ作成日時]2016-10-28 23:24:34