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基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
下からの冷気で上方の暖気としっかり対流するなら、それもまたお天道さまがひっくり返る発見ですね
>6551
>下からの冷気で上方の暖気としっかり対流するなら、それもまたお天道さまがひっくり返る発見ですね
対流しているならその通りですが、対流はしていません。
床下の冷気が1階に上がって温度が高くなり、軽くなった空気は2階に上がり、換気口からは室外に排気されます。
床下から2階まで一方通行の流れで、対流はありません。
2階に上がる空気の量は、床下にシロッコファンで供給される外気と同じ風量です。
「お天道さまがひっくり返る発見」かは知りませんが住宅によってはしっかりと対流してます。
対流が有るから天井と床の(上下)の温度差が多くなります。
冬は低断熱住宅では天井に集まった暖かい空気は天井で冷やされます(低断熱ですから天井から熱が逃げ天井温度は低い)。
冷えますと空気は重くなり下降流になります、部屋の真ん中は上昇流が有ります、通常は壁に沿って下降流が起きます。
壁も冷たいですから冷やされ下降流が強くなります。
冷たい下降流が床を這いますからファンヒータ等で温めると上昇流が起き、強い対流が上下の温度差を大きくします。
気密性能が悪いと更に上下の温度差は広がります。
高高住宅は天井でほとんど冷やされませんから対流は僅かしか起きません、輻射熱での熱移動が主になり上下の温度差がほとんど無くなります。
夏は外気温度が高いですから天井温度は天井近くの空気より高いです、僅かな対流も起きません。
対流は有りませんが輻射熱での熱移動が有りますから天井も冷やされます、高断熱なら外からの熱の移動は僅かですから天井と床の温度差は僅かになり床冷房は実現します。
>6553
tk宅は室内各部の温度差はほとんどありません。
例えば1階室温が20°Cのとき、天井と内部壁は20°C、床温度は20~21°C、外部に面している壁は19.5°Cです。
対流を起こさないから、このような室内環境が実現できています。
>6553訂正
>冷たい下降流が床を這いますからファンヒータ等で温めると上昇流が起き、強い対流が上下の温度差を大きくします。
上ではファンヒータの力になり「お天道さまがひっくり返る発見」になりませんから下記に訂正。
冷たい下降流は床を這い、床近辺の空気の下に入り込みます、ところてんで床近辺の空気は上昇します。
>>6552
貴方の理屈だと床下からの冷たい空気は、一階の空気と混じり合って同温度化するのではなく
床下冷気と一階の暖気は混ざらずに、何らかの反応によって一階室温以上の暖気を生み
そのまま二階に上昇して行くということでしょうか?
>6557
床下温度はエアコンで24°Cに冷却されている。
この空気は、外気がファンで取り込まれる風量分だけ1階に上がる。
1階は28°Cになってバランスしている。
ここに24°Cの床下空気が混合するが、床下空気の風量は1階の容積に較べて少ないから僅かしか温度は下がらない。
下がった温度は1階の外壁と窓から入る外気の熱量で温まって28°Cが維持される。
1階の空気は、床下から押し出された風量分が2階に上がり、その分だけ2階壁の換気口から屋外に排気される。
2階の室温は、エアコンで1階室温と同じ28°Cに維持されているから、2階空気が1階に戻って対流することはない。
[他の利用者様に対する嘲笑、煽り発言のため、削除しました。管理担当]
床下からファンで冷気を押し上げるより、二階上部のエアコンから冷気を自然に降下させた方が
遥かに効率的
>6561
>床下からファンで冷気を押し上げるより、二階上部のエアコンから冷気を自然に降下させた方が遥かに効率的
2階を冷やした空気を1階に下ろすのは効率が悪いよ。
2階の空気が降りる経路は階段だ。
狭い空間を1階から昇る暖かい空気と2階から降りる涼しい空気が対流するから、1階はすぐには冷えない。
1階を冷やすのなら、1階のエアコンで直接冷やすほうが効きが早い。
tk式床下エアコンは1階の床板を冷やし、24°Cの乾燥冷気で1階を冷却乾燥させているから最も省エネになる。
2階は何もしなければ、1階より1.5°C温度が高くなるから、2階にもエアコンを設置している。
エアコンは10万円以下で付けられるから、「床下に1台だけ」とこだわる必要はない。
この方法は実験を繰り返して見つけたものだ。
ただの思いつきではない。
>6561
>床下からファンで冷気を押し上げるより、
ファンは外気を取り入れるための換気用に使っている。
法定換気量を確保するためには、最低限、吸気ファンまたは排気ファンが必要。
冷気を押し上げるためだけに付けたわけではない。
窓は重要。
「低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン」
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO78836460U4A021C1000000
>6565
>「低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン」
日本が遅れているのは窓だけではない。
住宅産業そのものが遅れている。
アメリカの住宅建築費は日本の4割だ。
住宅を安く作るための技術がまったく遅れている。
15年前の自宅設計時に調べたアメリカの例を挙げると
・材料表付きの設計図が4万円くらいで何万種類と売られている。
これをホームセンターに持っていけば、1軒分の部材が揃う
・大工を雇って建てる
大工は専門短大を出た多能工で一人でほとんどの作業ができる
・建築途中に検査会社が8回の中間検査を行う
検査証明がないと中古住宅として売れない
・住宅寿命は65年
・基礎幅は20cmあり、十分な鉄筋かぶり厚があって長寿命だ
・サイディングは塩ビ製を使っている
塩ビが使われだして50年位経つが、寿命が来たものはない
昔は板壁を使っていたが、3年ごとにペンキ塗りをしなければならなかった
家を売るとき検査会社はペンキを剥がして検査する
塩ビサイデイングができてから、アメリカ人はペンキ塗りから開放された。
・シロアリ地帯はアリ返しを付けている。
シロアリがたかったときは、家全体にシートを掛けて燻煙殺虫する業者がいる
・石膏ボードは、ゴム系の防湿塗料を使っているから断熱材用防湿シートは必要ない
・アメリカにはハウスメーカーはないが、大規模建売会社は沢山ある
大工だけで家が建てられるからハウスメーカーの割り込む余地がない
日本のハウスメーカーの取り分は売値の4割だ
・住宅の外観は決まっていて、それ以外の形の家は売れない
・アメリカ人は平均7回引っ越しているが、売るためには住宅検査会社の検査に通る必要がある
日本の住宅寿命は平均25年と言われていた。
日本人は、一生の間にアメリカ人の6倍近い住宅費を負担している。
日本人は住宅ローンの奴隷になっている。
私がアメリカの住宅の建築模様を調べて、一番驚いたというか感心したのは
気密防湿にたいする考え方が合理的で徹底されてること。
まず気密防湿は内装ボードを一体化させることで達成する
日本のように袋入断熱材とか、断熱材の内側にシートを貼って半端に穴だらけの
気密防湿をしたりしない。
日本ではむやみに気密性数値を追求するあまり、壁の内側と外側に耐力壁まで含めて
壁全体で気密性を得ようとする業者が少なくない。
これは防湿の必要性を捨てて、表面上の気密数値をだけを謳う為にやっている。
もう家自体の寿命の事は考えていないのだろうと思う。
>>6562 tkさん
窓ガラスより窓枠の温度が高いのは不思議ですね。
tkさんのお宅は2種換気だから、サッシの隙間や水抜き穴などから排気して窓枠が暖められているのかもしれませんね。サッシのパッキンは室内側負圧で効くような作りのものが多いですし。だとしたら、コールドドラフトも起こりにくいでしょうね。
>6568
>窓ガラスより窓枠の温度が高いのは不思議ですね。
アルミサッシの窓枠なら、ペアガラスの窓温度より枠温度が低くなります。
tk宅の腰高窓は、アメリカ製の塩ビ枠・たて滑り出し窓を使っています。
掃出し窓は国産木枠です。
縦すべり出し窓は片開き窓と似ていますが、窓全体が外側に出ながら片側に開く特殊な構造をしています。
外周4辺にはパッキング付いていて、閉めるときはロックレバーで窓全体を内側に引き込んで圧縮します。
したがって、気密は完全です。
掃出し窓を木枠にしたのは、大工のアドバイスです。
アメリカ製の大きな窓(掃き出し窓)はよく壊れるから止めたほうがよいと言われました。
アメリカ製塩ビ窓は内部に鉄枠が入っていて断熱性はイマイチです。
当時、ドイツ製の塩ビ窓はオール塩ビ製でしたが輸入業者が見つけられなかったので諦めました。
オール塩ビ窓は数年前から国産品ができています。
>6568
>tkさんのお宅は2種換気だから、サッシの隙間や水抜き穴などから排気して・・・
解説本には、2種換気は外気より室内圧が高くなると書いてあります。
実際には、ファンの影響で室内圧が高くなるほど風量はありません。
簡単な実験で分かります。
シロッコファンを単独で運転しても大気圧は上がりません。
住宅に使う換気ファンの風量はこれに近いものです。
もっとも影響するのは内外温度差です。
冬は外気温が低いため、外気の方が重くなり、家の隙間から室内に漏れこんできます。
これが分かったのは基礎に開けた搬入口を開いたときです。
冬は冷たい外気が入ってきました。
2種換気をしているのに室内圧の方が低くなっています。
夏は室内温度の方が低いので、屋外に涼しい風が出てきます。
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>6566、>6567
http://www.hokusou-h.co.jp/interior/dry/
米国の気密、ドライウオール
>北米住宅の9割の内装はドライウォール工法で占められています。
外断熱で気密性も高いことを売りにする建築業者が居る
これは何をやっているかと言えば、外断熱の断熱材に目張りして気密を高めている
断熱材は透湿するから大丈夫という理論だが、防湿は壁のより室内側で行うべきという基本と
その理由を無視したもの。
気密など取らず壁の中は通気した方がいいという、昔ながらの考えの方が
ある意味、家にとってはまだずっとマシなものです。
良い事ではないが弊害はあまり、ないのではないですか?
目張り出来る断熱材は透湿抵抗が高い、断熱材はほとんど水分を吸わない。
結露水が生じる恐れの有る場所は外気近くの断熱材と断熱材の間だけになる。
構造材は室内側有り温度が高いから結露水の影響はない。
悪影響が有るとすれば外気側の断熱材と断熱材の間の僅かな結露水が下降して土台を濡らす、僅かな結露水がカビを呼ぶ。
有るなら目張りするテープを透湿抵抗の小さなものを使用すれば問題はない、目張りテープのタイベック版なら解決。
または手間は大変だが隙間はタイベックで覆いタイベックの両サイドをテープで止める。
外張り断熱は気密性が劣っていても悪影響は少ないから目張りは不要?
難しく作業手間が大変だがタイベックで覆えば良い、面倒だからテープで誤魔化しているのが実情。
>6575
価格と雨と高湿度ではないかな?
乾燥していればグラスウールは問題になり難い。
合理的なアメリカは価格が安ければグラスウールより施工性が良さそうなボードを使うのでは?
切断が余り要らないグラスウールの方が施工性は良いかも知れない?
6573ですが、何かご不満が?
>>その通気は外部空気なの、それとも室内空気なの?
昔の家は気密性のキの字の考えていませんでした。
つまりは室内の空気と湿気は壁を抜けて外に、外部の空気も壁を抜けて室内にです。
内外温度差で年中通気されては、断熱性としては最低ですが、壁内に湿気を溜まらせない
という意味では、人ではなく家にとってはマシだということです。
これでご理解頂けますでしょうか?
6575tk氏の疑問は、私にも理由はわかりません。
>>6576
理論上こうすれば大丈夫といった話ではありません。
室内からの湿気を壁内に入れない、壁内に入った湿気は速やかに外部に抜けやすくする。
これは雨漏りさせないのと同じくらい、建物にとっては重要な事で
気密性が欲しいからといって、そこを疎かにしてはいけないだろうと考えています。
古いデータですが。
http://www.plaken.co.jp/eps.html
>高緯度で寒さの厳しい住宅先進国である欧州では、他の断熱材を押さえてEPSが圧倒的なシェア(30%以上)を持っています。
ユーロになって石油系は厳しい条件になったようです。
>>6584
家を作る上で、気密断熱を優先して躯体寿命を疎かにしていいという話は無いと私は思いますよ。
快適ならば家の寿命が短いかも知れない施工法を良しとする考えは、私には理解できません。
この話の始まりは、アメリカの内装ボードで気密を取るやり方の方が優れているのではないか?です
私はアメリカのドライウォールの方が優れていると思います。
しかし拙宅は普通に袋入グラスウールで、比べれば非常に残念です。
それでも外断熱で特に見かける、外側でも気密を取るやり方は
気密数値が高く取り敢えず快適かも知れませんが、家の作り方としては正しくないのではと思っています。
少なくとも自分の家では、絶対にやりたくありません。
>6585
外張り断熱の施工方法は下のようにして。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/144631/
断熱材と断熱材の継ぎ目部には反発力の有る気密パッキンを合板に貼るのが良いと思います、いかがでしょうか?
[他の利用者様に対する嘲笑、煽り発言のため、削除しました。管理担当]
>6586
>断熱材と断熱材の継ぎ目部には反発力の有る気密パッキンを合板に貼るのが良いと思います、いかがでしょうか?
tkが自宅を外断熱で作るとすれば、もっと簡単に工事ができる方法にするでしょう。
・外壁合板の上に気密シート(ポリエチレンシート)を張り、その上にXPSを張る
・XPSの外側には雨よけに透湿防水シートを張る
合板の通気は室内側で行います。
>6586URL先訂正
何を言いたいか分かりませんね、ごめんなさい。
https://www.tyvek.co.jp/construction/product/drainwrap/
>6588
XPSの外側に透湿防水シートを張るのは簡単ではない、タッカーは効かず使えないから手間がかかる。
XPSは水に強いですから透湿防水シートは不要かと。
逆転結露を考慮すべき時代になってますから気密シートでなく、透湿防水シートが良い。
XPSは透湿抵抗が高いですからほとんどの水蒸気の流れは防いでいます。
>6590
タイベックを調べたら、この用途に使うタイベックとその施工方法があった。
https://www.gfield.co.jp/product/tyvek-drainwrap/
tkの思いつきは止めたほうが良い。
常識で代返する。
合板は劣る樹種を使用してるのが多い、水に弱い。
雨漏り結露等は屋根から屋根の傾斜を伝わり壁(場合によれば内部結露も有る)の中を流れ落ち土台に達する。
土台は過酷な条件になることが多いから建築法では桧等の良材を使用するように努めている。
猫土台も土台に準ずるから良材を使用すべき。
反論は推測出来ますから無用です。
外断熱の断熱材に透湿抵抗の高いものを使うのは、後々腐朽問題になっても仕方ない
売る方も買う方も、そこは事前に確認しとくべきだと思う
発泡プラスチック系断熱材も、数値上は透湿抵抗の低いものがあります
しかしながら断熱材は厚みもあるので、その辺りが実際はどうなのかなと。
それと外断熱の売りは、充填断熱よりも隙間なく全体を覆える、断熱欠損の少なさ。
これは逆に考えると、継ぎ目などが断熱欠損となると、そこに温度差も集中して
結露も集中。
結露部位が木材なら多少の湿気は吸収するかもしれないが
水を吸わない断熱材の隙間なら、結露水が更に結露を呼んで蓮の葉の様に
水を育むかもしれない。
結露はあれば必ず何処かに集中する。結露は結露を呼ぶ。液体となった結露水の逃げ場はない。
そして壁内では毎日繰り返される。
しかしこれはあくまで、かもしれないだけです。