外構の高さ、外断熱（基礎内断熱）とカビ

接続部が有りますから完全では無いですが外断熱材は通常は水を通さない発泡系を使用してます。
外からの湿気の流入は有っても少ないと推測します。
基礎のコンクリとは乾燥するまで3年位は必要と考えて下さい。
特に外断熱で空気の流れの無い状態は最悪の条件になり、カビの発生になります。
外断熱で無い場合は積極的に外気を床下入れるのは床下が湿度が高くなる条件が有りので乾燥させカビの発生を抑えるためです。
外断熱ですと床下は室内と同じ空間になりますので絶対湿度は室内と床下は同じなる力が働きます。
例えば室内が28℃湿度70％時に床下の温度が26℃以下の場合は湿度が80％を超えます、カビの繁殖する湿度です。
床下は日陰ですから太陽の日射熱はおよびませんので26℃以下は普通です、カビが出ても当たり前になります。

対策としては、床下を80％以下の湿度にする事になります。床下温度も均一では無いですから安全を見て更に低い湿度にする必要が有ります。
またカビは栄養がなければ発生しませんので掃除をすれば大繁殖は防げます。
現在は冬で乾燥期です湿度は低いはずです、信頼できる湿度計を出来れば複数購入して確認して下さい。
少しでも高い湿度の場合は除湿器で床下を除湿して下さい。
私の家の1年目の冬は除湿器で毎日7Lくらい除湿しても湿度は高かったです。2年目から加湿になりました。
冬は乾燥する季節でカビの心配は少ないですが結露の問題が有ります。
床下に断熱欠損が有るか無いかを調べられると良いのです、主に外周。
方法は放射温度計（5000円以下）で基礎の表面温度を計測します、非接触で計測できるので便利です。
湿度が高くなる夏場は危険です、まだ基礎コンクリは乾いてないとして室内湿度を60％以下にした方が良いです。
電力はかかりますが6月頃から再熱除湿など使用して積極的に乾燥をお薦めします。

最近は基礎外断熱による床下の初期のカビ発生トラブルも知られるようになって来てます。
また換気空気の一部を積極的に床下入れる、床下から換気空気を排気するなど床下に空気の流れを作っています。

基礎が20センチ見えているなら外はカビと関係ないのでは？
床下の通気はどうなっていますか？
通気がないタイプならカビは生えやすいとは思います。
基礎のコンクリは湿気を放出するからです。

もうカビが生えているなら一度カビ駆除業者に消毒をお願いして、床下の空気が循環するように提案してもらった方がいいです。

基礎断熱であれば、床下は室内と同様の換気が必要
外部に影響されるというよりも、室内環境に影響されると考えられる基礎断熱は
当然条件が悪ければカビの温床となるのは致し方ないところではある。