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2×4で家を建てようと思ってます。あるメーカーで2×4はクレームが多い、と聞きました。
(不具合が数年後に発生しやすいとの事)
本当でしょうか?2×4で家を建てられた方、もしくは2×4に詳しい方教えてください。
[スレ作成日時]2005-05-28 23:26:00
2×4で家を建てようと思ってます。あるメーカーで2×4はクレームが多い、と聞きました。
(不具合が数年後に発生しやすいとの事)
本当でしょうか?2×4で家を建てられた方、もしくは2×4に詳しい方教えてください。
[スレ作成日時]2005-05-28 23:26:00
>>コストを下げて均質化はできても、「モノ」としての絶対的なクオリティは
>>進歩しているとは言い切れない
これはもはや古い考え方だと思います、トヨタはそれを成し遂げていますし
すべての製造業はそれを目指しているのではないですか。
>>59
品性を疑われるような言葉遣いはやめましょう。
バルーンフレーミングとツーバイフォー工法(プラットフォーム・フレーム・コンストラクション)は全く別物です。バルーンフレーミングは元々、農家の納屋や農家などを建てるときに使われた工法で、基礎の上にいきなり壁を立て起し、床は後から張ります。つまり、壁の中を床下から小屋浦に空気が還流する工法で、その点では日本の在来工法に似ています。
ツーバイフォー工法は床に合板を張り詰め、その上に壁を建て起しますので、床下からの空気は遮断され、壁の中の木材がムレ易くなります。コレが、「ツーバイフォーは高温多湿の日本では長持ちしない」と言われる理由です。
ちなみに、今のツーバイフォー工法が考案されたのは第二次大戦中で、兵舎を早く合理的に建てるために考え出されたと言われています。
今の在来工法も気流止めして、床下の空気は遮断しているんじゃ
ないんでしたっけ?
というか床下の空気を、断熱材が施工された壁中に流すと結露
するような気がするのですが・・・
>63 床下からの空気は遮断され、壁の中の木材がムレ易くなります。コレが、
「ツーバイフォーは高温多湿の日本では長持ちしない」と言われる理由です。
高温多湿は日本の専売特許ではありません。 米国にも高温多湿の地域はあります。
しかし、それらのエリアでも同じ2x4工法で住宅を建てています。 国産材さんの
コメントの前半部分は正確ですが、後半を読むと「2x4は日本の気候にあわないのか。」
と思ってしまいます。 しかし「空気の移動がない」ことと「壁の中の木材がムレ易く
なる」こととは関係がありません。 室内側にベーパーバリア(気密シート)を施し、
外壁側にタイベックなどの防湿シートを施工すれば、壁内に湿気を入れることは防ぐ事が
できます。
2x4工法はそのメカニズム上床下からの空気が遮断される事で保温性を高め、また火災時の
延焼を抑える事ができるのです。 冬に着るダウンジャケットが暖かいのは、羽毛が空気の
移動を防ぎ外気温を伝えにくくするためで原理は同じです。
んで、合理的に材料供給できて、簡単に作れる2×4が
これだけの情報化社会の中で、いまだに軸組みにシェアで
圧倒的に負けてるのはなぜ?
教えて構造さん。
>66 いまだに軸組みにシェアで圧倒的に負けてるのはなぜ?
現在木造住宅の約10%が2x4工法で建てられています。 この数を多いと見るか
少ないと見るかですが、やはり少ないと見るべきでしょう。 ではなぜか、日本では
住宅の性能を正当に評価する基準がなかったという事ではないでしょうか。 しかし
現在では住宅性能保証制度や住宅性能表示制度などが出来てきたため、住宅の性能を
キチンと評価し始めたところでしょう。
2x4工法が良かったら、もっと広まっているはずでは?
>>68
んなこたーない。つか、非論理的に言い出したら負けだよ。
軸組で決定的にダメだというわけでなければ、大工はやり方変えないだろ普通。
じゃあなんでアメリカで軸組がシェアを獲得できないのよ?っていうのと同じ。屁理屈。
>>66
木造軸組の原価がとても安い割に、ユーザーレベルでは意外と安いようでも高い値段が通っているからでしょうね。
一度、日経新聞でも見たら分かりますが、国産の杉や檜の無垢材の価格、構造用合板の価格を調べたらびっくりするほど安いものです。
あと、プレカット工場のレベルが格段に進歩したので、現場施工が2×以上に簡単になったことも原因のひとつだと思います。
国内のローコストHMや地元の工務店は簡単に利益を出すのなら、木造軸組を選ぶほうが確実なのでしょうね。
私は2×の原価を良く知らないので、誰か教えてくれないでしょうか?
大体の材料の種類と使う数量を教えて頂いたら、自分で調べます。
どうも、2×の角材の数と使われている構造用合板のサイズが分からないもので…。
2X4がシェア取りしてると言う事は三井ホームが頑張ってるって事? なのに何で高いの。
三井は何でも高いんですけど?
軸組でよいものを建てるには熟練した技術が必要で、2×4の場合はそこまでは必要ない
というのは共通の認識のようですが、だとすると、相当な熟練大工なんて世の中に
ほとんどいない、いてもお願いするには非常に高くついてしまう現在、
我々が家を建てるときは2×4の方が品質を保てて安全、ということのような気がします。
2×4のほうが安くできて当然なのですが、軸組みというベンチマーク
があったので、いわばそれの『相場』にあわせて値段付けしちゃってる
というところじゃないでしょうか。要はなんだかんだで利益率が高い。
特に人件費。
アメリカで2000万も出したら凄い家が建ちますから。
>66さん
>70さんの説に賛成です。
我が家の目の前で2×と軸組の両方で同時期に建てていましたが、
ほとんど一緒のペース。プレカットしてきて組み立てるだけだったので、軸組も
早いのなんの。へたすると2×を上回るペースでした。
軸組も原価を落として、更に現場の工期を短縮できるようにしないと、一般住宅の現場が
2×に流れてしまうでしょうから、かなり工夫しているのだと思います。
ですから、2×だけが合理的とか、2×はメーカがより大きな利益をあげている
とかいった考えは、もう時代遅れと思います。
逆に、防湿対策もかなり進んでいますし、今はどちらの工法でも床下換気、
壁内換気は工夫が進んでいますので、これまた軸組が有利とは言えない状況に
なっていると思います。
うちを建てた工務店は、在来、ツーバイ両方やっています。特段違いは無いがツーバーは災害(水漏れ
対策)や大規模リフォームに弱いとのこと。長持ちするかしないかは、使用している木で決まり、ホワイト
ウッドやスプルスで建てれば在来、ツーバイどちらでも30年ほど経つと一部腐り始めるとのこと。
D1樹種で立てればどちらでも問題ないとのこと。
http://www.ads-network.co.jp/tokusyuu/t-14/D1.htm
>>75
本当にそうでしょうね。ここ10年ぐらいの進化は木造軸組を安くて丈夫な工法に変えたと思います。
最近の柱の価格は3.5寸×3mの杉の無垢材(特級)が1000円、同じサイズの檜の無垢材(特級)が2000円です。在来工法でよく使われる構造用合板9mm(F☆☆☆☆)は600円ぐらいです。
構造体の原価を比べると、2×より最近は木造軸組のほうが安いです。現場施工も2×より簡単になってきています。結果として、2×が木造軸組より安いというのは、10年以上前の利益を多く取っていた時代の木造軸組より安いという話です。
だから、今の時代に2×のほうが安いという考え方は古くて間違っていると思います。
ただ、構造体に関しては、木造軸組の進化の方向性が2×のまねをしているところを見ると、性能的には2×のほうが良いようですね。
私は原価に関しては木造軸組が一番コストの安い工法だと考えています。でも、大半の人は2×のほうが安いと主張しているような気がします。
私も本当のことを調べたいので、誰か親切人で2×の材料の原価、もしくは使われる材料の種類と数を教えて貰えないでしょうか?お願いします。
ツーバイって積雪1mでも大丈夫なん?
アメリカでは州ごとに日本の建築基準法に当たる「ユニフォーム・ビルディング・コード」が異なり、フロリダなどの多湿地域とカルフォルニアなどの低湿地域の建て方は同じではありません。
フロリダなどでは外壁の合板は横張りで多少、隙間を空けて張り、外装もサイディングで壁の中との通気を取るようになってます。
日本はフロリダのユニフォーム・ビルディング・コードを参考にすべきだったのに、カルフォルニアのものを参考にしてしまったのが失敗の元でした。翻訳した一員の私が言うのだから間違いない… (^^;
昔、材木屋の仲間がツーバイフォーの勉強をしようと、アメリカ出張のついでにロスアンジェルスの本屋でユニフォーム・ビルディング・コードの本を買って、皆で翻訳し「解説ハンドブック」を作ったのですが、それが災いの元で、「これがツーバイフォーだ!」ということになってしまいました。懺悔ですね、これは。
それから、いくらペーパーバリアをしても壁の中に入り込む湿気を完全に防ぐことは難しく、大切なのは「入った湿気をいかに抜くか」です。これはツーバイフォーも在来工法も一緒です。