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さぁ、みなさん!
どんどん議論してください。
[スレ作成日時]2008-11-16 17:30:00
さぁ、みなさん!
どんどん議論してください。
[スレ作成日時]2008-11-16 17:30:00
リスクも稀もそんな時代は存在した事がない。
そもそも最高の政治体制というものが主観の為すものに過ぎず存在しない。
過去で言えば貴族、識者、上流階級を良くしてくれるのが優れた独裁者。
↑そうでもないでしょ。お隣の韓国の元大統領・朴ジョンヒは独裁者として、民主化
勢力から批判されてました(結局暗殺されました)。だけど、彼がいなければ、その
後の韓国の成長はなかったと言われています。彼が独裁的に進めた制度やインフラの
整備が、その後の韓国経済を支える土台となったからです。
つまり、「独裁=一般国民にとっては悪」なんていえないわけです。一見、民主主義で
国民多くの声が盛り込まれるけどそのために停滞・衰退してるのと、半ば独裁的で
我慢も強いられるけどしばらくすると活力が出てくるのと、どちらが一般国民にとっ
ていいでしょう? ある程度納得できる展望やプランが提示されていれば、わたしは
躊躇なく後者を選びますよ。
>>82・84
アホらし
多くの独裁者の典型的な言い分でもあるし、独裁者本人はマジでそう思ってるんだから
清廉潔白であれ何であれ、特定の個人が常に全体最適な選択をし続けるなんて
四流ファンタジーもいいとこ
60年代の「ガンダルフを大統領に!」と生き残りかよ
>清廉潔白であれ何であれ、特定の個人が常に全体最適な選択をし続けるなんて
四流ファンタジーもいいとこ
民衆が常に全体最適な選択をし続けるなんて、もっとひどいファンタジーだけどなWWW
結局、
定額給付金の支持者≒池○大作の独裁の支持者
ってことに行き着く訳か
なるほど首尾一貫だけはしてるね
>最高の政治体制は、清廉潔白な天才による独裁体制です。
>最適な政策を瞬時に施行することができます。
>実現するのはかなり稀で、リスクのほどは歴史が物語っていますが・・・。
>リスクも稀もそんな時代は存在した事がない。
紀元前のローマ帝国では、臨時独裁執政官制度というのがあったのはご存知ですよね?
合議制は決定に時間がかかって不利益なとき、つまり国家の危急存亡がかかっている事態。
ローマ帝国は、
①権限の限定
②期間の限定
をして、今で言えば大統領とか総理大臣に選出させたんですよ。
これが何度もローマの危機を救ってきた。
例えば、キンキナートゥスという男。
選ばれるまではとうもろこし農場のおやじ。
選ばれて難問解決したら、いさぎよくとうもろこし畑に戻って行った。
このくらい知ってますよね?
これ独裁制がうまくいった例。
じゃ、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)。
彼も途中までは良かった。
だけど上記①を破って、人事権に手を出して、自分を終身独裁官にしてしまった。
これは掟破り。最後は知ってますよね?
私の結論。
独裁制は劇薬である。
ご使用は説明書をよく読んで。
>>87 さん
一応言っておきますけど、安全弁の無い独裁制度などまっぴらごめんだし、
定額給付金については、はじめから反対しています。
ただ、どうせやるなら早くやるべきですね。
どんどんやる価値が下がっています。
麻生総理が実施すると言った時点で、無理やりにでも即、実行していれば、多少は
お祭り効果があったかもしれませんが・・・今ではね・・・。
所得制限などという、どうでもよい議論を持ち出すから時期を失する・・・。
そんな制限にかかるのは、いったい国民の何割よ?
制限をかけて、節約できる費用はこれに使う経費よりもはるかに少ないんでないの?
事務手続きを複雑にする分だけ、かえって高くつくって。
これぐらいのこと、議論するまでもなく思いつきそうなもんですが・・・。
第一、高額所得者の方が圧倒的に多くの税金を払っているのですから、減税の代わり
と考えれば渡して当然。
ああ、ちなみに私は所得制限にははるかに届きませんので・・・。
>身近な例でいくと、織田信長や徳川家康も独裁者でしょう。
>ただ、この二人や善政を布いた王が清廉潔白な天才かというと、そうではないと
>思いますが・・・。
信長はすごいね。
発想が革命的。
火縄銃の欠点を三段構えでクリアしたのは目からウロコ(@長篠の合戦)
楽市楽座の発想、兵農分離で城下に集中して兵を駐屯させたこと、
情報に報酬を与えたこと、しかも初期は弱者の戦略を堅守。
しかも桶狭間以来は二度とバクチは打たなかった。
家康は維持管理の点で知恵者でしたね。
家光もすごい。
参勤交代は、現在の累進課税(逆進制)に本質的に似てますね。
強大な金持ちを生まないように、大名に一年おきに故郷と江戸を往来させ、
莫大な旅費を消費させ、しかもゆっくり行進させる。
家を江戸と故郷の二重に持たせてとにかく消費させる。
金がないから逆らえない。魔がささない。
>独裁政治の一番の問題点は、後継者問題でしょうね。
>傑物が一代出るだけでも奇跡なのに、それが次に受け継がれる可能性は・・・。
ほんとうですね。二代目にろくなのいないですね。
日本の教育システムでは傑物は出ないでしょうね。
記憶力の良い人間に有利なシステムですから。
>ただ、どうせやるなら早くやるべきですね。
>どんどんやる価値が下がっています。
合議制のデメリットがあらわになったところですね。
ほんとに独裁制の悪いイメージばかり先走っていて残念です。
おっと。
身近な独裁者といったら、純ちゃんがいるじゃん。はずせないと思うけどな…。
独裁者って、独裁者自身の権威に統治力の源泉があるのではなく、統制される者の支持(あるいは盲従)があってこそ成り立つ政治体制。支持がなくなれば、独裁政治体制はもろくも崩れる。
独裁制が民意を反映していないということではなく、民意の反映プロセスが違うだけの問題。
そのプロセスは民主主義という近代化(?)をしたわけだけど、民主主義って簡単に操作されたりして、健全に機能する保証があるわけではない。(そもそも民自身が我侭で盲目で騙され易い)
朝鮮民主主義人民共和国だって、ワイマール共和国だって、旧日本帝国議会だって民主主義。
これらの旧型民主主義には構造欠陥があったという向きもあるけど、世論操作された○○劇場だって民主主義じゃんw。
政策が成功するかどうかは、その独裁者が天才的発想で人民を主導できる能力があるか否かに帰着するのであって、独裁制だからいいというわけではないと思う。
仮に、純ちゃんがまだ現役で独裁したとしていても、これだけボロが出たら引き摺り下ろされてボコボコにされてるよね。
独裁させても大丈夫なほどの英傑が出現すれば、現在の政治体制でも民意の支持をうけて台頭するだろう。
ただ、独裁者も人間だから、能力は衰えるし、衰えれば失政(暴政)も多くなる。
ナポレオンもヒトラーもスターリンもそうだった。
健全な民主主義(というものがあれば)の利点は衰えた独裁者を更迭できる手段が比較的容易ということかな…。
>ただ、この二人や善政を布いた王が清廉潔白な天才かというと、
別に清廉潔白である必要はないよ。全体にとって収支がよければ、多少独裁者がおこぼれ
に預かるくらい問題ない。独裁者も偉い人も、皆平等で清廉潔白なんてことは絵空事で実
践的な意味を持たないことくらいは、世の中に出てれば分かりそうなもんだが・・・。
>独裁政治の一番の問題点は、後継者問題でしょうね。
>傑物が一代出るだけでも奇跡なのに、それが次に受け継がれる可能性は・・・。
王国を作るわけではないのだから、後継者選定や期限のルールが決まってればOKでしょ。
ローマのように。安全弁ですね。
それに、民主制を前提にすれば、独裁制は非常事態用。一代目の独裁者が立て直して基盤を
作れば、次代からはその延長でやればいい(民主制では独裁は一代限りだが)。民主制でな
くても、長く続いてる帝国や政権は、皆そうしてるでしょ。
定額給付金などなくていいが、この程度のことすら容易に決定できないシステムは問題だね。
>それに、民主制を前提にすれば、独裁制は非常事態用。
>定額給付金などなくていいが、この程度のことすら容易に決定できないシステムは問題だね。
日本の政治システム(アメリカ作り)はその非常事態が考慮されとらんということだね。
アメリカのものは違うでしょ。こんな欠陥だらけのもん押し付けといて。
臨床実験されとんのかな?やっぱり敗戦国だし。
>政策が成功するかどうかは、その独裁者が天才的発想で人民を主導できる能力があるか否かに帰着
>するのであって、独裁制だからいいというわけではないと思う。
一理あるんだけど、独裁制じゃないとどんなに良い法案出したって、野党に足引っ張られるでしょ。
どんな法案だって表裏一体、デメリットもあるんだからいくらでも突いてぶっ潰せるでしょ。
そして時間を浪費して、手遅れになると。
>独裁者って、独裁者自身の権威に統治力の源泉があるのではなく、
>統制される者の支持(あるいは盲従)があってこそ成り立つ政治体制。
>支持がなくなれば、独裁政治体制はもろくも崩れる。
う〜んワシの記憶では、ローマでは独裁制の拠り所は元老院の支持や民衆の支持ではなく、
現職の執政官の指名だったと思うがなぁ。
民意の入り込む隙なかったと思うんだけど。
なんたって前述のキンキナートゥスは半月で問題解決しちゃったからね。
日本の場合は党による独裁ちゃう?
船頭多くして船山にのぼる
>独裁制じゃないとどんなに良い法案出したって、野党に足引っ張られるでしょ。
いまのねじれ国会局面だけ取り出せばそういう論調になるのは分かる。
ただ、野党も国民の目にさらされているから、本当に良い法案ならば本論では反対できず、修正要求できるだけでしょ。
反対することだけが自己目的化した活動をしようものなら、社民党のように議席を減らして党の存続そのものが危機に陥る。
>民意の入り込む隙なかったと思うんだけど
失礼ながら、塩野小説の影響でしょうか?
確かに、民権思想の目覚め以前は、民の支持が統治機構に及ぼした影響は相対的に小さかったでしょう。
しかしローマといえども、民の支持がなく暴動起こされたら統制は立ち行かない。
強制力だけでメリットがないなら、民(ドレイとタミの区別はあるが)が働いてくれなかったでしょう。
優れた統治機構があったことが後世評価の力点となってはいるけれど、統治機構だけで国がもっていたということはないと思いますよ。
>この程度のことすら容易に決定できないシステムは問題だね。
システムの問題ではないですね。
衆議院の優越制があるから、補正予算はシステムとしては強行でも決定できたはず。
それができなかったのは、そもそも連立与党内の足並みが揃わなかったからに過ぎない。
元々、自民は、公明に発案された定額給付自体に乗り気ではなかった。だから福田氏は降りた。
安倍以上に空気が読めなかった麻生は踏み切ってみたつもりが、もろにバラマキ批判を受けてしまい、自民は次の選挙が怖くなった。
この恐怖心はまず、閣内意見の不統一で露呈。その混乱が世論の反対に火を注ぎ、自民内の不満分子が爆発、造反議員も出て次の通常予算の可決勢力を確保できなくなる恐れが生じた。
そんな状況じゃあ、衆議院優越権を振りかざす状況になくなる。
以上が定額給付金問題をめぐる混乱の大まかな流れと思いますが…。
よって、政治システムの問題ではなく、連立与党の政権担当能力の問題と思いますよ。
もし本当に定額給付が景気浮揚に有効であるとの信念が自民にあったなら、世論の抵抗を押さえ込んで突破できただろうし、早期に支給を決着させて解散総選挙で民意を問うチャンスもあった。
解散総選挙で勝利できたなら、参院のねじれの脅威は緩和できたかもしれない。
しかし、いまや…。
要するに、これまで独裁ができていた自民にその能力がなくなったというだけ。
そういう能力衰退は政党だろうと個人独裁だろうと起こるもの。
>反対することだけが自己目的化した活動をしようものなら、社民党のように議席を減らして党の存続そのものが危機に陥
アンチ自民としての民主党は一応票を獲得するでしょうが、実際は社民党みたいなものでしょう。民主そのものの支持率なんて自民より多少多いくらいだし(それも多分にアンチ自民感情の賜物で積極的支持ではないでしょ)。自民がここまでひどくなければ、民主も社民党と変わりないですよ。
国民には選択肢すら与えられていないなかで、ろくに審議も進まない民主主義なのですが・・・
近代民主主義のように民衆の意見が直接反映される制度はなくても、民衆の支持は重要だったでしょうね。古代国家でも王政でも封建制でも、民衆が政権転覆に貢献した例は結構ありますから。