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基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
>>9554 tkさん
将来長野県安曇野市(4地域)に戸建て住宅を建築予定です。床下エアコン導入を検討しています。4地域ですが、冬期は最高気温がマイナスの日も多く、外に露出している水道管には凍結防止帯が必須と言われています。
建築の際は水道管の立ち上がりを外で行わず、基礎内断熱にして基礎内に立ち上げようと思っていました。
冬期に水道の蛇口が凍結する地域は基礎外断熱が必須とおっしゃってますが、このような場合でもやはり基礎外断熱が必須だと思われますでしょうか?この地域でシロアリの被害はどれほどのものかよく分かりませんが、やはり基礎外断熱はシロアリ被害が怖いです。
私見でまったく構いませんのでご意見伺えたらと思います。
>9556
>冬期に水道の蛇口が凍結する地域は基礎外断熱が必須とおっしゃってますが、・・・
1~3地域を想定して、基礎外断熱が必須と言いましたが、
床下エアコンを使わない住宅と同じでよければ、必須というわけではありません
これらの地域で生活するとき、温暖地と同じ暮らし方をしたいならば、必須と考えています
>建築の際は水道管の立ち上がりを外で行わず、基礎内断熱にして基礎内に立ち上げようと思っていました。
基礎の外周から1mくらい内部に入ったところにメインの水道管を立ち上げ、
基礎底盤上に末端の配管すれば、凍結の心配はないはずです
>やはり基礎外断熱はシロアリ被害が怖いです。
それ以外に、基礎外断熱を引き受ける住宅会社は限られているため、
安く施工できる業者を探すことが難しいでしょう
内断熱なら、ほとんどの業者が施工できます
今後、基礎内断熱床下エアコンの基礎内施工方法のポイントを順次説明します
参考にして下さい
シロアリは逆です。
基礎外断熱は、シロアリ返しをつければ防げますし、もし基礎の外側を蟻道で登ってきても目視できます。
基礎内断熱にして、基礎内を断熱材や配管でゴチャゴチャにしたら、もう
シロアリも漏水も確認ができません。
基礎内は打ちっぱなしにして、スッキリした状態にして、いつでも自分で点検できるようにした方がいいです。
tk様
早速ありがとうございます。
確かに基礎外断熱をしている工務店は少ないと思います。今後のtkさんの基礎内断熱床下エアコンの投稿を参考にさせていただきます。
>9558
>基礎内断熱にして、基礎内を断熱材や配管でゴチャゴチャにしたら、
>もうシロアリも漏水も確認ができません。
基礎打ち継ぎ面に止水板を入れれば、基礎内へのシロアリ侵入はありません
普通の床断熱の住宅で、基礎内のシロアリ侵入を気にする人は、ほぼゼロでしょう
基礎打ち継ぎ面からのシロアリ侵入は、現在の工法では起こらないはずです
打ち継ぎ面からのシロアリ侵入は、
コンクリート打ちのときバイブレータを使用しないで、
棒で突いていた何十年も前の家なのでしょう
バイブレータでコンクリートを流動化させれば、
打ち継ぎ面のスキマはなくなります
止水板を入れるのは、いい加減な業者による出来損ないから防衛するためです
外部と貫通するのは給水管1本と排水管1本だけです
気になるなら、ここだけ監視すればよいでしょう
配管がゴチャゴチャする場所は監視する必要がありません
意見は変わりません。
基礎内断熱にして、基礎内を断熱材や配管でゴチャゴチャにしたら、もうシロアリも漏水も確認ができません。
基礎内は打ちっぱなしにして、スッキリした状態にして、いつでも自分で点検できるようにした方がいいです。
>9554:◆湘南の床下エアコン
●床下高について
tk宅はベタ基礎底盤から1階床板下面まで800にしています
目的は、1階床下全体を収納にするためです
この寸法は食卓の下の寸法くらいです
今は、800を1000にすればよかったと思っています
こうすれば内部を移動するとき頭をぶつけないですみます
小屋裏収納に較べて、床下エアコンの効果で年間温湿度が安定しています
また、狭いハシゴを登り降りしなくてすみます
季節家電や布団などの寝具も収納しています
床下で重い物を運ぶときは台車に載せます
床下というより背の低い地下室と考えています
・外部の基礎高は400
これで1階床面の高さは普通の住宅と同じです
そのため基礎底盤高さは、地表面(GL)から250くらい下がっています
基礎に水漏れがあると床下が水浸しになる恐れがあります
対策として基礎打継ぎ面に幅100の鋼板製止水板を入れています
ついでにシロアリ対策にもなっています
基礎工事費は100万円くらいアップしますが、
この価格で1階床面積と同じ収納場所が得られます
もちろん、普通の高さの基礎でも床下エアコンは問題なく実現します
>9562 tk様
9559です。いちいち質問して申し訳ございません。
参考になります。
内部の基礎高が800ということですが、1階部分の間取りによっては外周だけでなく内部にも部屋を仕切る壁の下に通常は基礎の立ち上がりがあって適宜人通口が空いていると思いますが、この立ち上がりも800にされているということでしょうか?それともし人通口を空けられているとしたら幅はどれぐらいにしましたでしょうか?また人通口の下に地中梁は追加されましたでしょうか?
>9563
>内部にも部屋を仕切る壁の下に通常は基礎の立ち上がりがあって適宜人通口が空いていると思いますが・・・・
中通りの基礎立上りも800になるようにしています
人通口の幅は、450です
基礎内部の詳細は明日のテーマに予定しています
>9559
サンプル数は少ないが国土交通省の調査によると基礎外断熱と基礎内断熱では基礎内断熱の方がシロアリ被害は多い。
基礎内断熱はシロアリ対策が基礎頼み、またシロアリに必要な水(結露)を与えやすいからと推測出来る。
>9565
このデータは、打継ぎ面に止水板を入れていない
だからシロアリが基礎内に潜り込む
ただし配管貫通部は別途処理が必要
打継ぎ面の止水板は、18年前にtkがシロアリ対策として、
はじめてネット上に公開した
建築業界では、基礎底盤が地盤面より低い場合の浸水対策として常識だった
tkはこれを応用した
今では「城東テクノ」のシロアリ防止資材に導入されている
シロアリ侵入に対し、1千万円の保証する条件が止水板だ
>またシロアリに必要な水(結露)を与えやすいから・・・
これは床下エアコンを設置していない場合の話
床下エアコンなら基礎内は乾燥するから結露はない
>9562:◆湘南の床下エアコン…③
●基礎内部構造
床下エアコンの送風が隅々まで届くように設計します
・中通り立上り基礎
通風の邪魔になるので、できるだけ減らします
基礎が必要な場所は、2階床の重量を支える支持壁で、
主として部屋の仕切壁の下です
2階重量を支える必要がない仕切り壁(トイレの壁等)の下は、鋼製束にします
・ネコ土台
中通り基礎の上の土台の下には30mmのスキマを開けます
基礎天端は外周部より30低く仕上げます
土台のアンカーボルトの下には長さ300の小さな土台(ネコ土台)を入れて支えます
tk宅はネコ土台として、t15の構造用合板を2枚重ねました
⇒ 写真
人通口の右上にネコ土台の合板小口が見えます
・人通口に25cmプロペラ換気扇を1台置く
床下内の空気循環がとても良くなりました
土台下のスキマの効果でデッドゾーンがありません
・人通口
幅450の人通口を設けます
床下高さ455の場合(基礎高はGLから400)は、基礎天端まで切り落とします
床下高さ800の場合は、人通口の高さを450にします
基礎上部に鉄筋を通しておいて、地震で床下を突き上げられとき、
外周部の基礎が外側に倒れるのを防ぎます
人通口は幅を最低限にしてあるため、地中梁はありません
・床構造
床下張りは、t28構造用合板を使用したネダノン工法です
土台間に渡す大引きは105角材を使用し、大引のピッチは910です
中間を支える鋼製束は1スパン当り2個所です
普通は3個所使いますが、束が収納の邪魔になるので減らしました
これはうまくいきました
(続く)
>9568:◆湘南の床下エアコン…④
●発泡スチロールの取付け
tkは内断熱の経験がない
合板と発泡スチロールを木工用ボンドで接着した経験はある
小規模だったので重しを載せてボンドが乾くまで押さえておいた
基礎工事ではこんなことはできない
そこで、youtubeで施工方法を検索した
いろいろな接着剤を使用していて、接着工法は確立していないようだ
その中で施工性が良さそうな方法が、建築資材メーカーのLIXILのものだ
>9568:◆湘南の床下エアコン…④
●床下エアコンの種類
半床下エアコンと全床下エアコンの2種類ある
・半床下エアコン
床下エアコンといえば、ほとんどがこの方法である
秋田の西方設計が国内最初に実施した
当時は寒冷地で使えるエアコンがなかったため、
FF式石油ヒーターを使った
玄関を広く作り、上がり框の下に床下吹き込み口を作り、
1階床板の奥に通気口を付けて、
1階床上から空気を戻して循環させた
FF式ヒーターを床下内に全没設置するのは消防法の縛りがあり、
実例はない
西方設計は床下の通風が良くなるように、
床下の基礎は丸型の独立基礎とし、地中梁で支えた
その後、寒冷地用エアコンができてFF式ヒーターは使わなくなった
半床下エアコンが日本国内に広まったが、
円筒独立基礎を施工するのは構造計算が必要なため、
普通の工務店には難しい
そのため、床下の通風に配慮しないで単純に半床下エアコンを設置し、
床下に風が回らない例が多いようである
tkはこれと同じ機能を普通の床下構造で実現するために、
土台と基礎の間に30のスキマを開けて、
中通り基礎による通風の邪魔を避ける方法を考案した
30のスキマ寸法は、
板材を屋外に平積みして乾燥させるときの寸法(1寸)を参考にした
(続く)
うらやましい。
うちも床下エアコンですが、素人なので工務店には口出しできず
お任せです。
基礎の立ち上がりがあちこちにあり、素人判断ですが、床下にまんべんなく温風が行き渡るか不安です。
>9570
基礎と土台の間に30のスキマを作るのは簡単です
立上りの生コンを打つとき、立上り外周部と中通り継ぎ目に高さ30の木材を入れるだけです
これで中通りの天辺を30低くできます
基礎型枠はこれまで通りです
こうすれば、床下の通風は格段に改善されます
工務店が私のアップした写真を見ればすぐに理解できます
理解はできるかもしれないけど、工務店はやったことのないことをやるのは普通は嫌がるんだよね。
>9569:◆湘南の床下エアコン…⑤
・全床下エアコン
エアコンの給排気を床下内で行う方法である
取付け
床下空気が循環するように、中通りの基礎に取付ける
凝縮水は外周基礎に穴を開けて排水するから、
GLに近くなるときは、外部に排水マスを施工する
取付け高さは、基礎と土台のスキマから空気が吸い込める位置にする
エアコンの交換や修理を想定して、
床面に1畳分くらいの上げ蓋を付ける
tk宅は人が通らないL型階段の下にエアコンを設置した
全床下エアコンは、間取り決定と同時に、
エアコン取付け場所と排水方法を考えないと、
後からでは置き場所がなくなることがある
(続く)
床下はスッキリさせるのがおすすめ。
基礎断熱は外側で。
床下の配管は少なめで。
床下は自分で隅から隅まで点検できるようにする。
基礎の内側は、断熱塗装を定期的にやる。
>9574
>床下はスッキリさせるのがおすすめ。
⇒単なる好み
tk宅は床下収納だからゴチャゴチャ
>基礎断熱は外側で。
⇒tk宅も外断熱だが、自営工事をしたから、外断熱やシロアリ対策は自分でやった
外断熱を引き受ける工務店は極めて少ない
内断熱なら注文先は格段に多くなるから実現容易
>床下の配管は少なめで。
⇒1階に付く給排水が必要な機器は決まっているから、少なめも多めも選択できない
>床下は自分で隅から隅まで点検できるようにする。
⇒tkは18年間、点検したことはない
シロアリが侵入しないように工事したからだ
>基礎の内側は、断熱塗装を定期的にやる。
⇒断熱効果がほとんどないと前のレスで説明していた
当たり前だけど、自分の家だから好きにしたらいい
その内容に意味がないことを指摘するのはtkの暇つぶし