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今度家を新築予定の者です。家を在来工法で建てようと考えていますが、住宅会社から耐力壁の構造を筋かいかダイライトのどちらかを選ぼうと思っています。両者とも良い点、悪い点あると思いますが、実際建てた方の経験談などがお聞きできればなと思います。筋かいやダイライトなどの構造用合板について経験に基づくお話をお聞かせくださいませ。よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2006-12-16 20:37:00
今度家を新築予定の者です。家を在来工法で建てようと考えていますが、住宅会社から耐力壁の構造を筋かいかダイライトのどちらかを選ぼうと思っています。両者とも良い点、悪い点あると思いますが、実際建てた方の経験談などがお聞きできればなと思います。筋かいやダイライトなどの構造用合板について経験に基づくお話をお聞かせくださいませ。よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2006-12-16 20:37:00
>40
ダイライト+筋交いを併用して建てた者ですが
>耐衝撃性テスト
これはあまり意味がないのでは? 構造用合板しかり、面方向に対しての抗力が
必要とされているので、垂直方向はあまり意味ないです。
ですので、材料を割ってみると割れやすいとか そんなものは壁倍率には関係のない事です。
その意味では、釘の引き抜き力が必要になるのですが、施工マニュアルに従った
釘間隔、釘頭のめり込み等を守っていたら問題ないと思います。ですので施工管理の方が
重要です。
それと、ダイライトのみの施工をローコスト・建売などでよく見かけますが
ダイライトのみに頼った壁倍率の算定には疑問です。上記と一部矛盾しますが。
筋交い併用した場合と単独の場合での地震時の揺れの大きさの比較があるサイトを
見たことがありますが、併用の場合の方が 当然振幅が少なかったです。
大工の経験則などは不要です。
>40さん
どんな建材でも一長一短ではないでしょうか。剛性を高めるのであれば
分厚い構造用合板が良いでしょうが、透湿抵抗が高いので、壁内結露するでしょうし
腐食や耐蟻性・耐火性の問題もあります。
一方ダイライトにもご指摘の垂直面に対する脆さ、釘の引き抜き力や繰り返し振動に
対する抗力とか。それ以外に水分を含んだ時はかなり脆いです。
筋交いも材工で1万位ですので(大工手間は掛かりますが)
要はコストを何処に掛けるかという事になってくると思います。
ダイライトは、ガラス製繊維が入っているというけど、健康上の問題はないのかな?
阪神大震災のときも、在来工法で筋交いをキチンと金物で接合した家は倒れなかったというし。わざわざダイライトを選択する意味はあるのかな? 筋交いがダメというならわかる話だけど。
もしダイライトに問題があっても、話題になるのはまだまだ先の話だね。
45さんの言うことももっともだけど、それを心配したらグラスウールも問題になってくる。
難しいね。
>あと両方とかいってるのはまったく意味無いわ。
これはどうかと思う。
外壁側に鉄板張ってるから室内側に合板張るのは効果がないというのなら分かる。
許容応力が同じでも筋交いの家と構造用合板の家では建物の固有振動数が違うし、
ねじれ方向の力にはダイライトは脆そうですよね。
こういう違う性質の物を組み合わせることは意味があるよ。
幅広い周期の地振動や入力方向に耐えることができるからね。
特にダイライトのみの施工の場合、2度目3度目の地震に耐えられるのかという
懸念が拭い去れない人にとっては筋交い併用が安心だと思うよ。
勿論ちゃんと施工されていればダイライトだけでも建築基準法の要件は満たして
いるでしょうから、併用は必須という意味ではありません。
ダイライトの事について下記のHPを観たのですが、もし、壁倍率が後から格下げとなった場合基準法で壁量不足になってしまう可能性はあるのでしょうか?
あと靭性は乏しいと考えた方が宜しいのでしょうか?
ちなみに家はダイライトMS、MKを使った筋交いレスです。
http://d.hatena.ne.jp/ADT/20070120/p1
47さん 模範解答。
ダイライトでつぶれた家はありません。つぶれたとしたら、よっぽど腕のない大工でしょ
筋交いと同じぐらいの強さと考えれば大丈夫?
建物外周面に筋かいとダイライトを併用しました。
ダイライトに限らず面材のメリットとして、窓等があり筋交いを入れられない壁
(雑壁)であっても、面材は耐震性を得ることができることがあるようです。
単純な壁倍率に表れない効果が面材にはあるということだと思います。
47さんの仰っていることは私も正しいと思います。
ただ、併用する場合には、壁が強くなるので金物も強いものを使用
するべきと思います。
http://www.daiken.jp/dailite/movie/index.html
これの耐震実験のムービー見ると、ちょっと筋交い分が悪いのかな?
しかしムービー最後近くで、「縦長構造の相当不利な条件ながら」って言ってるけど意味不明。
筋交いだけで壁率計算しても82cm/m^2も入ってるのに。建築基準法の耐震の必要量は瓦屋根で33だから倍以上。
それにもかかわらず筋交いだいぶ損傷してるね。
やはり、筋交いは石膏ボードなどで両側からサンドイッチすることで圧縮時の座屈が防がれるのだろうね。
結局、分厚い構造用合板を使って、壁内結露対策に、ポリスチレン等の
結露に強い断熱材を使うのが一番良いのかな?
>>54さん
う〜ん断熱材は結露に強くても構造材は結露に弱いから、根本的な解決は難しいですね。
やはり木造軸組みを面材で補強するという考え方がそのままならば、より丈夫で、より透湿抵抗の低い面材の選択ということになっていくと思います。
>>58
湿気対策では、現在の外断熱は木造に向いてない。
せいぜい屋内と一体空間にしてそちらに湿気を排出させて構造材を守るという手段なんだろうけど、この方法では隅々まで空気の淀みがないように綿密に換気計画を立てる必要があるし、そもそも常時換気止めたらアウトだ。
画期的な発想の転換がないと、木造外断熱はダメだと思う。
ダイライトやケナボードなどと筋交いを併用し、告示1460号により金物を入れる場合、
どうすればよいのでしょうか。
構造用合板の項+筋交いの項の両方の金物を取付ける?
それとも筋交い分だけでOK?
過去レスに沢山書いてあったけど2階建て住宅って構造計算必要なの?以前拝見した姉歯の記事で計算書は要らないと認識してたんだけど・・・・・?