なんでも雑談「創作しましょ、百歳物語 【完結】」についてご紹介しています。
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さる [更新日時] 2007-01-10 12:27:00

レス番号を年齢に見立てて架空の人物の生涯を語りましょう。
では0番は私から。

0歳。
母親似の健康な女児誕生。
願いを込めて「幸(さち)」と命名。
さてこれから彼女にはどんな人生が待っているのだろうか・・・。

[スレ作成日時]2006-12-08 01:26:00

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創作しましょ、百歳物語 【完結】

  1. 42 匿名さん

    天国で神様たちが会議をしている。
    大きな知恵の輪がカチャカチャと神様たちの手の中で音をたてている。
    どの神様も外れることはないだろうと制限時間までを持て余す。
    その時・・・チャリー−−ン! ひとつの知恵の輪が外れたのだ。
    天に召されたじいじはハッと顔をあげ神様から告げられたのだ。
    「生き返ることはできぬが、ひとつ願いをかなえてあげよう、何がいいかね?」

    じいじは残された幸のために「幸せのキャンディ」を願い出た。
    赤いキャンディを食べると10年若返り
    青いキャンディを食べると10年年をとる
    組み合わせることで別の動物にもなれるというもの。

    さて、不思議な幸の物語はこの後どうなるのだろうか。

  2. 43 スレ主ちゃん

    42歳
    明け方の公園の片隅に、寝間着姿の幸が倒れている。
    目を見開き、歯を食い縛ったまま絶命した幸の顔や衣服には、夜半の強風に煽られて散った桜の花弁が、幾重にも貼り付いている。
     やがて上空から「お迎え係」が二名、舞い降りて来た。
    背中に小さな羽根を付けた半ズボン姿のお迎え係の片方が、幸の顔をしげしげと眺める。
    「この娘さん、花粉症だったのかしらん、目が真っ赤に充血しちゃってる」
    「ふうっ、花粉症じゃないよ。脳溢血か何かの発作だったんだろう。そんなにじろじろ見てないで、目を閉じてやれよ、鼻を拭いて、口も塞いで、唇の端を持ち上げるんだ。ちょっと微笑み加減になるように」
    「ハイハイ。死に顔を美しく、美しい天国を見つめているかのような微笑を……と。せっかくのキャンディも もう要らないな。ア〜メン」
    「また、そんなことを言って、宗教色は御法度だって言ったろう。だから呼び名も『エンジェル(天使)』から『お迎え係』に変更になったんじゃないか。エンジェルが天国に運ぶんじゃなくて、お迎え係が高次の世界にお連れするんだ。第一、この国の人間は、たいがい無宗教なんだ。神も仏も信じてない。天国も地獄も、コーランも蓮の花もないんだ。『幼い頃から苦労を重ねて、社会に出てからも借金を払うために死ぬまで働いた』ただそれだけの人生でいいんだよ。」
    「へえ、そんなもんかねえ。イロイロと詳しいんだねえ、お迎え係一号は。借金返すために働いて死ぬ人生か。最期の日、せめてこの手にキャンディを握らせてやるか。」
    「まあ、そう言うなって。この世界には、いくら働いても不幸になる人もたくさんいるし、宗教がらみで憎しみあって、戦争して、自爆する人もいるんだから、家族と金に捧げる無宗教な一生もまんざら悪いわけじゃあないのさ」
    「そんなもんかねえ」
     準備が整うとお迎え係二名は、幸の魂だけを両脇から抱えるように、ゆっくりと抱き起こした。天空から眩い光が差して来た。
    「さあ、参りましょう」
     お迎え係一号に声をかけられた魂は、二名に付き添われて、賛美歌と般若心経、アラーの祈りと法華の太鼓、デキシーランドジャズ等が分け隔てなく流れる中、光に向かってゆっくりと昇り始めた。

  3. 44 ちゃぶだい

    43歳
    夢の中にじいじが現れた。
    赤いキャンディを食べるようにと言って消えてしまった。
    目覚めると枕元には赤いキャンディと、なぜか青いキャンディも。
    じいじ・・・
    もしも、好きな人が現れたら、その時に食べるね。

    不動産屋さんも建築会社さんもじいじの友達の息子さんたちで、みんな
    親切です。
    それでも出来るだけ便宜を図るようにと、弁護士さんが毎週来て、
    私の足代わりになってくれます。
    念のためと、第3者機関を入れてくれて、建物も頑強な造りになりました。
    不動産屋さんも、相場よりも高く買ってくれて、お金に余裕が出来たので
    弁護士さんが繰り上げ返済の手続きを取ってくれました。
    設計士さんが、アパートの1室を私用に設計してくれて、車椅子でも楽に
    生活できるようです。
    じいじありがとう。
    辛かった新聞配達は卒業できそうです。

  4. 45 匿名さん

    45歳
    どうやら、幸は1年もの間、眠っていたようだ。
    幸が、眠っている間、毎日のように、
    父、母、妹が交代で見舞いに来てくれていた。

    父「幸、うちへ戻ってこないか?」
    母「そうよ。あなたがいなくなってから、寂しかったわ」
    妹「お姉ちゃん、ごめんね。私。。。」
    幸「気にしないで。みんなが私を、もう一度、家族にしてくれるなら、やり直したい」

    そうして、再び、幸は、家族のもとへ戻ったのだが。。。

  5. 46 スレ主ちゃん

    46歳

    今思えば、ジャンケンなんて勝るはずないと思った。
    一度も勝ってない。今更ながらそう思った。
    勝たないから、いいことなんて何にもない。
    全部、奪われてきた。
    …なのになんだろう。今のこの展開は、幸はその時、そう思った。。。

    「ですから、あなたがジャンケンで私に勝ったら、このかばん、差し上げましょう。」
    そこには札束の詰まったカバン。借金を返して、一生遊んでも使い切れそうに無い額。

    「私は、旅をしているのです。…そう、人を探してね。
    しかしここ数十年、見つかる気配がないのです。
    探すのをやめようか…そんなとき!私はあなたに出会った!これも何かの運命です。
    もしジャンケンで私が勝ったら私はこの旅を続けようと…。
    もし負けてしまったら、この旅をやめることにします。
    ですから、あなたがジャンケンで私に勝ったら、このかばん、差し上げましょう。
    いらない物になってしまいますからね…」

    どう考えても怪しい人。しかもジャンケンときた。

    「どちらかというと、私はあなたに負けて欲しいのです!…旅を続けたいからね。
    そう、なぜジャンケンかといいますと?私、ジャンケンでは負けたことがないのですよ。
    ですからジャンケン、しましょう?」

    はじめから勝たないってわかってるのにジャンケンするなんて?ばからし、あほらし

    「ね、運試しだと思って…、はい、じゃーんけーん  ポン!!!!」

    あ、出しちゃった。いつもの癖でグーを出す。目の前の人はチョキを出す。
    …勝った??っ勝った!!いきなりこみ上げる嬉しさ、思わず顔がほころんだ。

    「…負けてしまいましたね、でもこれもまた運命。
    差し上げましょう。そして!…私のこの旅も終わりだ。
    最後の思い出をありがとう。ではまた!」

    目の前の人は笑いながら幸にカバンを押し付けて、後ろに後ろに走っていった。

    「そこの君、止まりなさい。そのカバンを返すんだ」
    幸が振り向けばそこにはたくさんのパトカー。手には拳銃。
    「手を挙げなさい!そのカバンもよこすんだ!」
    意味がわからないまま、手を挙げる。このカバンは、何?
    一人、警察が近づいてきた。

    「君は、いい戸市を歳をして、こんなことを。二人組みだったのか。もう一人は何処へ行った!」
    訳のわからない私は何も言わずにいると、警察が無線を取り出した。
    「それでは、逮捕します。手錠は…」
    逮捕、手錠…逮捕!幸は一目散に逃げ出した。右手には、大きなカバン。

    ジャンケンして、勝ったんだよね?なんで私、こんな***みたいなの?
    やっぱり、負けってこと?

    そう、これが、幸の 新たな長い長い旅の始まりだったのだ。

  6. 47 たまこ

    47歳

     逃亡者生活が始まった。
     パトカーの音を聞くたび、制服姿の人間を見る度、わたしは走った。
     カバンの中身は、まだ見ていない。
     中身なんてどうでもいいんだ。
     でも、なぜ、わたしは逃げなくてはならないの?

     疲れた・・・。
     ボロ雑巾のような体で、わたしは地面にしゃがみこんでしまった。

     あ・・・。
     何の気なしに、ポケットをまさぐった手に何かが触れた。

     キャンディ・・・。

     青い色と赤い色。

     そういや、おなかすいたな。
     キャンディなんて、なんの足しにもならないけども。

     疲れ果てた幸は、何もない空を見つめながら、口元にキャンディを放りこんだ。

     それは赤だったのか、それとも青だったのか・・・。

  7. 48 ちゃぶだい

    交番の前を通り過ぎる。警察官が見ているような気がする、ブルブル。
    しかし、私に気がつかない、ふ〜〜〜〜〜。
    48歳
    浮浪者生活にも疲れたわ。この冬は暖冬だからまだ良いけれど、
    これから寒くなるのに、どこで寝泊りしよう。
    カバンの中身には、相変わらず手をつけていない。
    町はクリスマス一色。おいしいものが手に入るかしら。
    何気なくガラスウィンドウを覗き込むと、え!若返った自分がいる。
    なっなんで?!
    それよりも、若しかして指名手配から逃れられる?

    そういえば借金はどうなったかしら。借家の売り上げを返済に回していたけれど。
    自動販売機の周りを探し、お金を必死で見つける。
    弁護士事務所に電話をして、返済が完了したことを知った。
    「今どこにいるの?」
    「ごめんなさい、それは言えないわ。今までありがとう。」
    早々に電話を切り、今後の見の振り方を考えた。

  8. 49 さる

    幸はガラスに映る自分を見ていた。
    赤いキャンディを3つ飲み込んでいたのだ。
    ・・・・・
    ・・・・・
    19歳。

    幸はハッとした。
    「レス番号と合ってない・・・」
    「管理人に会いに行く!」
    幸は走り出した。
    「でも管理人って何?人なの?誰?
    どこにいるの?」
    ただやみくもに走った。

    「あ!!」
    ビルの角にパトカーが2台。
    とっさに地下に潜る。
    「私とわからないはずなのにいやな習性・・・。」
    人はまばらだ。

    「私を探しているのですか?」
    後ろから肩を叩かれた。
    振り返ると、眼鏡をかけたオタクっぽいおじさんが、笑っていた。
    「私はF。管理人です。何かお力になれますか?」
    (ちょっとキモイな。この人・・)
    「はい。番号が・・・」
    「番号が?・・・・ああ、なるほど。合わない?」
    「ええ。なんとかなりますか?」
    「うーん」
    管理人はしばらく腕組みをして考えた。
    「無理です。」
    「え!?」
    「無理ですね。そんなこと。」
    「そんな。冷たい。
     このままじゃ困るんです。
     あ。
     じゃあ、枝番つけるとか。」
    「あのねえ。こないだメンテしたばっかしなの!
     だいたいここだけのためにそんな小細工できないの!」
    管理人はいきなり持っていたマジックハンドを振り回し、叫んだ。
    「ごちゃごちゃ言ってると、まるごと削除しちゃうぞ!!!!!
     この地下をよーく探索するんだな。
     おれが葬ったやつらの亡骸だらけだよ。」
    「なきがら?・・・」
    「そう。
     まあ、ゆっくり探すんだな。
     あんたの探してるもんも見つかるかもよ
     ・・・・
     じゃあな。
     見た目だけ若いおじょうちゃん。」
    管理人は髪をなびかせ走り去った。
    「あの人。
     長髪だったんだ・・・」

  9. 50 スレ主ちゃん

    49歳

    見かけが29歳に戻り、警察の目を逃れることに成功した幸は、たまたま逃亡先で知り合った地方廻り(ドサマワリ)の女剣劇一座と行動をともにするようになっていた。
    そして・・・・

    その年の秋、幸は、M−1グランプリ予選の舞台に立っていた。

    お笑いを始めたのは、座長の「さっちん、漫才やる気ない?」の一言がキッカケだった。
    見た目と実年齢の落差と、水商売で磨いた話芸は、必ずウケル。座長の目に狂いは無かった。

    舞台袖で待つ幸。
    緊張はしていたが、自ずと沸いてくる自信もあった。
    それは、練り上げたネタがベストの状態で、座長に叩き込まれた間の取り方、声の張り、舞台での動き、どれを取っても自分が一番だという自身があったからだ。

    「次はエントリーナンバー99、”一人フューチャーズ”です!張り切ってどうぞ〜!」
    司会が、幸の芸名を呼んだ。
    一瞬 表情が強張ったものの、幸は自分で自分の胸をドンと叩いて舞台へと飛び出した。

    「どうも〜、”一人フューチャーズ”です!」
    声を張り上げて叫ぶ。
    お客さんも審査員も目線は幸に釘付けである。
    「まぁねぇ、あたしがなんぼフューチャーズです!言うて叫んだところで名前覚えてくれはるお客さんいてませんわねぇ。
    それでね、今日は名前にちなんだ『あいうえお作文』考えてきましたよ。
    これは、名前覚えてもらう為の基本中の基本やからねぇ。いきまっせぇ〜。」
    「ほな、フューチャーズのふゅ〜!」
    「冬の終わりを告げる梅のように〜!」
    「フューチャーズのちゃ〜!」
    「ちやほやされたい〜!」
    「フューチャーズのず〜!」
    「ずっこけ一人芸人〜!」
    「出だしから縁起悪いわ!」
    すべてを一人でしゃべり尽くす迫力の舞台に 笑いに厳しいお客さんの口もゆるむ。
    滑り出し絶好調、その後も爆笑の渦は続いた。

    思えば、転んでもただでは起きない人生。それが幸の人生である。
    このグランプリでの優勝が結局、幸の波乱万丈人生の新たなる幕開けとなっていく。

  10. 51 ちゃぶだい

    50歳(見かけ30歳)
    例のカバンは貸し金庫に保管した。
    一躍時の人となった幸は寝る暇もないくらい多忙な生活に入っていた。
    3年先まで予定がいっぱい。
    何しろ芸風も凄い上、ミステリアルな部分も注目の的。
    トークショー番組に出ても
    「出身は?」
    「火星で〜す。移民してきました。」
    何もかもはちゃめちゃである。

    そんな時、3面記事を賑わせる事件が起こった。
    無銭飲食の容疑で逮捕された人物が実は連続強盗犯だったのだ。
    余罪の追及で4年前の郵便局強盗も自白。
    ただ、おかしなことに、4年前の犯行以後、事件は起きていなかった。
    犯人曰く、最初に出会った人間とジャンケンをし、負けたら足を洗うと言うことだった。
    犯人はジャンケンに負け、お金をその人にあげたと言っているが、真意のほどは
    調査中である。

  11. 52 さる

    52歳。
    (見かけ32歳)

    ついに出しました。
    ヘアヌード写真集。
    熟年だけど体の若さに目をつけたあのプロデューサーが、
    1年がかりで私を口説き落として。
    まあ、そろそろハチャメチャお笑いも飽きられてきた頃だし。
    今のバラエティは自分の肛門見せてるようなもんでくだらないし。
    ドラマっていったって所詮シロウト芸、底の浅さは今風の女優と大差ない。
    ここでもう一花って考えたわけ。
    契約金?
    1億よ。
    うそ?あんたばかね。
    あのね。私の写真集は1冊だけじゃないのよ。
    今後6年契約なの。年4冊の季刊誌ね。エッセイも写真集に少し載せるのよ。
    その契約金が1億円。
    年棒?
    松坂クンくらいかな。
    はははは。
    嘘よ。う・そ。
    んなわきゃないでしょ。
    でもそこそこ貰えるわよ。印税とは別にね。
    けっこう贅沢なくらしができるくらい。
    もうさ。この年になるとさ。
    お金なのよ。
    なに?その顔。
    あのねえ・・・・・・
    まいっか。めんどくさいし。

    その時、普段はめったに見ないテレビのニュース画面に
    幸は釘付けとなった。

    あ!あ!この人!
    ジャンケンの人・・・

    ・・・この連続強盗犯は、逮捕後の取り調べ・裁判での人定質問でも「ズレ主チャン」と名乗り、
    今日の最高裁判決に至るまで、結局本名を明かしませんでした。法廷での態度も同様で、人を
    くったような詩を何の脈絡もなく披露したり、自らの年齢のみならず、主人公の年齢も詐称したり、
    話の流れなどには我関せずで、周囲を混乱させるばかりでした。弁護側による精神鑑定では
    「責任能力は完璧にあり、むしろ知的能力は高くアインシュタインのベロに匹敵する。さもなくば
    ミックジャガーかジーンシモンズか、ええいそれがだめなら妖怪人間か」との、よくわからん見解を
    得ております・・・・。

    うーーーん。結局どんな判決だったの?
    あんたもわかんないの?
    そ。
    じゃ、まいっか。
    ねえ。チャンネル変えてよ。
    ちゃうちゃう。エンタの神様!
    ドランクドラゴンの鈴木が見たいのよ。

  12. 53 スレ主ちゃん(詩人バージョン)

    53歳。(見かけ33歳)

    胸元からベルトから、鎖があたしの全身をにぎやかに縛っている。
    黒いレザーのジャケットもミニスカートも、こんなにあたし似合っていたかしらん。
    痩せた白い足を編み上げの黒ブーツに通して、厚目の靴底で音高く土間を打つと、小さな南京錠をかたどったピアスが血管の透ける頬を叩く。

    そう、今日は写真集の初めての撮影会。
    プロデューサーのリリー・フランキーがテキパキと指示を飛ばす。
    たしは、命じられるままに、鏡の前で股を開いてみせる。
    パシャッ!パシャッ!パシャッ!

    これって、十代の頃にやってたアルバイトとおなじジャン。あの時から家族がバラバラになっていったんだよなぁ。

    窓の外から表の歩道を通り過ぎる子供たちの無邪気な笑い声。そして、かすかに下校のチャイム。
    あたしが捨てたものたち。
    巻きつけた鎖がちゃらちゃらと鳴って、じっとしていられなくなる。
    勢いよく立ち上がったので、急に高くなった視界に目が眩んだ。

    こんな人生、大嘘だ。

    撮影を終えて、スタジオを出ようとした時、かたわらの植え込みにうずくまる作業服が振り返った。
    あたしは反射的に目をそらす。男は少し困ったような笑顔になる。
    「サチさん、カバンを返してもらいにきましたよ。」
    えっ?
    息が詰まる。
    あたしは、タバコの封を開けて、青白い指先でタバコを取り出し、グロスリップで赤黒く光る唇にそれをねじこんだ。
    男は、あたしの唇からタバコを摘みとる。
    やっぱり少し困ったような笑顔。
    あたしの中から小さな叫び声がした。
    胸に下げた鎖は重すぎて、どうにもできなくて、その場からすぐにでも逃げ出したいのに、自分で巻いた鎖に繋がれて足が動かない。

    あたしの上で青い空が悠々と、はるか遠くまで広がっていた。

  13. 54 匿名さん

    53歳。(見かけは?歳)

    生きとし生ける者は全て白に還る それが自然の掟。
    自らの脚でサバンナを駆け巡るライオンも、木の上でほぼ一生を過ごすナマケモノも白に還る。
    その身の骨を曝け出し、生きていた証と屈強さを残す。
    白に還る前に、全ての者は紅い血を遺す。
    その鮮血は他の者の生きる糧となるだろう。

    サチは、一年前、あのズレ主ちゃんに呼び止められた時、恐怖のあまり、タバコを吸う振りをして、赤と青のキャンディを1個ずつ口に放り込んだのだ。
    次の瞬間、サチは、ライオンに変身し、ズレ主ちゃんに飛び掛った。
    男は、抵抗する間もなく、咽喉を噛み裂かれ絶命した。
    ワオオオオオォォォォ〜〜〜〜
    夕闇迫る街角に彼女の咆哮がこだました。

    やがて、通報により出動した警察隊がライオンになった彼女を麻酔銃で撃ち、眠らせて捕獲した。
    日本政府は、この事件をうやむやに葬るためによく調べもせず、サチを眠らせたままワシントン条約に基づき、ライオンの故郷アフリカへ送りつけたのだ。

    一年間、サバンナを走り廻ったサチは、すでに百獣の王として君臨していた。
    しかし、、、、その時は近づいていた。

    サチは、ライオンの姿のまま、誰に言うともなしに、語り始めた。
    フウウウゥゥゥゥ、ワタシも長い間生きた。
    アフリカのサバンナでは、他の者を狩り、それらの肉で腹を満たし、また次のを狩ろうとする。
    それの繰り返しだった。
    その生きた中で一度だけ、死を覚悟したことがある。
    狩りができる体力が無くなり、動けない状態だった。
    3頭のハイエナが此方の方へ向かってくるのがわかった。
    その時、ワタシは本当に死を覚悟したのだ。
    いくらワタシが強靭な牙を持ち、洗練された爪を持っていたとしても、それを動かす体力がないのでは、兔と同じだ。いや、兔より下だ。
    3頭の蒼い眼のハイエナが近づいてくる、ワタシを見つけた様子で案の定、取り囲んだ。
    「おい、なんだこいつ もうくたばりかけだぞ 」
    「喰っちまうのもいいが、こんな肋骨が丸見えなの喰っても美味しくなさそうだ 」
    「確かに、こんなんじゃ腹の足しにもならねぇな 」
    「おい、じゃあ行くぞ 」
    その直後だった、一瞬だけ力が甦り、1頭のハイエナに飛びついた。
    死力を振り絞り、ハイエナの体に噛み付く。
    鮮血が滲み出、大地に滴る。
    その時のワタシは理性を完全に失っていた。
    その後見たものは大地に付いたまだ乾ききっていない血と肉片の一片も付いていない骨だけだった。

    そして、サチは今度こそ死のうとしていた。
    自然の則に従い、還るために。
    この後サチは、ゆっくり還る、時間をかけて白に還る。
    百獣の王ライオンの姿のままで。今度こそ。。。。。

  14. 55 匿名さん

    この世にはほんとにひまじんがいるんだな

  15. 56 さる

    56歳。(見た目36歳)

    この世にはほんとにひまじんがいるんだな・・・
    サチはつぶやき愛用のマックを閉じた。

    もういい加減にして欲しいわ。
    いままでさんざんあんたたちの言うとおりに生きてきた。
    援助交際もしたし、シャブもやった。
    株もやったし、ニートにもなった。
    半身付随で新聞配達もやりました。
    PCの先生になったし、おみずもやったよ。
    連帯保証人にもなったし、田舎暮らしもした。
    あ、ホームレスもやったわね。
    指名手配までされちゃって。
    ホリエモンとか地蔵とかジャンケンのズレチャンとかオタクの管理人とか
    変わった人たちともたくさん遭遇した。
    漫才師から芸能界で一斉風靡もして裸の写真もいっぱい撮ったよ。
    お金だってどれだけ出てってどれだけ入ってきたのか、わかりゃしない。
    メルモちゃんのまねごとまでやっちゃって。
    だいたいあたしは何回死にかければいいのよ。

    ・・・まあいいわ。そこまでなら。
    でも、なんであたしがライオンになんのよ。
    白いライオンならジャングル大帝じゃん。
    メルモちゃんといいレオといい、手塚先生に申し訳ないわ。
    ほんと意味わかんない。
    しかも白くなって死の目前だって?
    冗談じゃない。
    あしたのジョーじゃあるまいし。
    おまえはホセ・メンドーサか。
    力石徹が死んじゃった時はホントに葬式出したこと知ってんの?

    ぜーったいイヤだかんね、こんな死に方。
    ライオンで逝っちゃうなんて。
    反則覚悟で、知り合いの管理人ちゃんに頼んで削ってもらうかな。
    あ、いやいや、ありゃそのまま置いといた方が面白いか。
    うーん、どないしょ。

    ま、いっか。
    あとは野となれ山となれってね。
    あたしの人生、まんまです。

  16. 57 匿名さん

    57歳。(見た目57歳)

    日差しが眩しさを通り越して網膜を焦がす。
    瞼は開いているのか、いないのか。
    あれからすぐ魔法が解け、サチは人間の姿に、本来の年齢に戻っていた。
    しかし、衰弱した体は、動かず、死んだように横たわったままだった。
    何もかもが曖昧になり、脳味噌の中の自我が蒸発していきそうに感じられたとき、視界の隅っこが小さな黒点を感じた。
    「…人…助かるのか……」

    「たいへんじゃったぽう。何があったんだぽう」
    村の小さな民家には、原住民の女が一人いるだけだった。
    「亭主はぽう、狩に出てる。明日には帰るぽう。そしたら町まで送ってもらえるぽう。
    それまでゆっくり休むが良いぽう」
    不思議な訛りのある女は、サルサル族の「モンモンキッキ」と名乗った。
    彼女は明朗闊達だった。
    「それを食べたらぽう、ゆっくり眠りなさいぽう。奥の部屋にぽう、床とっといたでぽうぽう」
    女は、腹いっぱい食わせて、寝かせてくれた。

    「……あれえ、帰りは明日じゃなかったのんかぽう……ああ、お客があって……」
     どれくらい眠っただろう、隣室の物音に気付くと「モンモンキッキ」の声が聞えた。
    「……可哀想じゃ……そりゃあ、そうだけど、薬は入れたから、大丈夫だぽう…」
    「久しぶりに宴会だ。たらふく食えんぞ」
    亭主の低いだみ声が終わると、二人の忍び笑いが長いこと続いた。
    サチは、すぐに逃げようとしたが、手足が痺れて自由が利かない。
    よほど強力な薬を盛られたのだろう。
    舌も根元から痺れて、声も出ない。
    消耗した体力の所為か、薬の作用か、意識は再び遠のいていった。

    「ひ、人喰い人種、はっはっはっはっ。オラ達がそんなもんに見えましたか。こりゃあ面白い」
    町に向かう馬車の上で、亭主が快活に笑った。
    全ては極度の疲労と緊張が生み出した幻聴だったのだ……と安心した刹那、後頭部に激痛が走り、意識が遠のいた。

    馬車は高い煙突のある町に着いた。
    モンモンキッキと亭主が”獲物”を抱えて到着すると、たくさんの人が出迎えた。
    「よく太らせた獲物が安心して喜んでいる瞬間に捌かないと、肉にエグミが出てしまう。〆方が難しいのよぼう。」
    彼らは、声を合わせて笑った。

  17. 58 さる

    58歳。

    う。う。うううう。
    暑いな。
    暑い・・・。
    ・・・うん、あつい。
    あつい?熱い?
    ・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・
    え?
    ・・・・・
    アジーーーーーーーーーーー!!!!!!!
    アチアチアチアチアチアチッ!
    うわ!なんじゃこれ!

     サチは猛烈な熱さの中で覚醒した。
     目の前は火の海だ。

    なに?火事?
    えーとえーーと、うーんと、なんだっけ。えーーと、
    ひゃくとうばん!
    いや、そりゃあかん、一番かけちゃいかん所だ。
    じゃなくって、ええと、106!
    そうそう相手に料金払ってもらえるからな。
    ってコレクトコールじゃ!
    そうじゃなくて!
    あ!そうだ!119!

     ひとり漫才の癖が抜けないあほである。

    あれ?手が動かない。なにこれ?

     サチはロープでぐるぐる巻きされていた。
     後ろ手にしっかり縛り付けられて、おまけに南京錠まで。
     まわりをぐるりと見渡すと煉瓦造りの炉のようだ。

    どうすりゃいいのよ、あたし焼けちゃうじゃん。丸焼けじゃん。
    やだやだやだやだ、やだーーーーー!!!

     サチの叫びは轟音でかき消された。

    ん?
    そういえば・・・・・・・・。
    これ。
    やったことある。
    いつだったか、ナイナイといっしょにやった番組の、あれよ。
    そう!
    大脱出!

     サチは何年か前、お笑いのナインティナインと大晦日の夜中に、
     猛然たる火炎の櫓から脱出するというテレビ番組をやったことがある。

    あれと同じじゃん。

     サチの手とからだが動いた。

    ・・・・・・数分後・・・・・・・・・

    「おおおおお!!!!」
     サルサル族が声を挙げ、次々と地面にひれ伏した。
     真っ赤に焼けた炉の向かい側に掘られた井戸の中から、食うはずだったサチが、
     つるべと共に昇ってきたのである。
     サルサル族に神が降臨した瞬間であった。

  18. 59 スレ主ちゃん(詩人バージョン)

    59歳

    夏至の太陽を十数える年になると、サルサルの子どもは大人になる支度を始める。
    焔鳥の革で自分の凧を作るのだ。
    風の恵み豊かな日は、大人たちは凧を掲げて神の山の尖った頂に立つ。
    焔鳥の革は生きていた時のままに風を孕んで熱を持ち、凧は空へ舞い上がる。
    村人は崖に巣を作る焔鳥を狩り、岩に根を張るハルカアオイの熟した甘い実を採る。
    神であるサチに捧げるために。
    神の山に湧く僅かな泉を守る砂漠の村の、それが暮らしであった。

    一年がたった。
    サルサル村の神にも飽きたサチは、日本へ帰る方法を探していた。しかし。。。

    何しろここは、サハラ砂漠の真ん中、盗賊もパリダカも近づかぬ、偵察衛星からも砂嵐によって隠された、地図にも載っていない秘境中の秘境。
    日本に帰るには、巨大な飛行生物でも捕まえて、それに乗って砂漠を一息に飛び渡る以外に方法は無さそうだった。
    そして、そのチャンスは、意外にも早く訪れた。

    予兆である蒼の満月は尖った墓標のような岩壁の遥か高みをわたり、光届かぬ谷の底で横たわるサチは灰色の上着を掻き合わせる。
    サルサルの村の夜なら、そこはかとない獣の息遣いや砂の流れる音が子守唄となるが、この竜の谷で夜に蠢くものはない。
    裸の足に触れる砂さえも硬く冴え冴えとして、棺の中にいるように一切の音がなかった。
    組んだ細い腕が懐の短刀に触れた。
    永遠を思わせて凍りついた谷の夜がまばゆい地平の光に破られ、一年で最も大きな太陽が姿を見せた。
    力強い日差しが、遠く東へと広がる砂の海と鋭く切り立った岩を金色に染めあげると、足元で砂が騒ぎ出した。
    どおんと大きな音がして大地が沸き返る。
    たちまち十以上もの竜が姿を顕し、黒々とした節が幾つも連なる胴を空に向けて艶やかに伸ばした。
    サチは一番に頭を出した大きな竜に駆け寄り、節の間を狙って短刀を突き立てた。
    竜はものともせずに身をうねらせて空へ昇る。
    サチは柄を握りしめて竜の背にとりついた。
    指の太さほどもある黒い剛毛を掻き分け、短刀と節を手懸りに這い登る。
    幾度も突かぬうちに刃が折れた。
    サチは折れた短刀を咥え、硬い毛を掴んでまた登り始めた。
    手の皮が赤く剥ける。
    歯をぎりっと噛みしめて耐えた。
    砂と血の味がした。
    一際黒く光る頭に辿り着くと、風が轟々と頬を切りつけた。
    今や遥かなる天をおよぐ竜の複眼の上で、サチは幾つもの黒い波を従えて東の日輪へと巡航していた。
    金に輝く砂の地平にゆっくりと夏至の蒼茫が降りていき、光に洗われた新しい世界が生まれる。
    サチは折れた短刀を、空へ高く突き上げ、そして、東の空に向かって飛ぶように竜に命じたのだ。
    日本へ向かえと。。。

  19. 60 スレ主ちゃん(詩人バージョン)

    竜はサチを載せたままサハラ砂漠を飛び越え、アラビア半島上空に到達した。
    しかし、そこにはアメリカ軍が湾岸戦争時に、イラク軍が発射したスカッド・ミサイルを撃墜するために配備したパトリオットミサイルが残されたいた。
    射程の延伸、対ECM性(ECCM)やジャミング機構の向上、低高度目標撃墜能力の付与といった機能向上がなされたそれらは、レーダーシステム連動で認識信号を出さない飛行物体を 自動的に攻撃するようプログラムされていたのだった。。。。

    60歳
    撃墜されたサチは、見知らぬ国に不時着した。

    その国には、料理にうるさい王様が住んでいた。
    彼は王宮に世界中の優れた素材を集め、名高い料理人を雇い、毎日贅沢な料理に舌鼓を打っていた。
    しかし、満足できず、更なる料理を求めてお触れを出した。

    『世界最高の料理人よ、集え!わしを満足させた者には、背負い切れぬ程の名誉と天の星々に匹敵する富を与える』

    集まった料理人はおよそ百人。
    会場はお祭り騒ぎ、その料理の数々は、居合わせた人々の期待と涎を集めることに成功した。
    その様子を満足気に眺めると、王は早速料理人を呼ぶことにした。
    一人目の料理人の口上が読み上げられた。
    「海山の秘宝、全ての大地より取り寄せし、一流素材の料理でございます。陛下の御心を深く揺さぶること間違いなしでございます」
    しかし、それはいつもの食事と変らなかった。

    王は少し不満げな顔をすると、次の料理人を呼んだ。
    「ここに揃いしは、奇妙奇天烈にして究極の珍品で作られた料理でございます。恐れ多くも陛下であっても、口になされた物がないと自負しております。」
    恭しく捧げられた料理を見て、確かに口にしたものがないと王は思った。
    ただ、それらを料理と呼ぶには、あまりにも冒涜的であり、結局、彼は一切口にせず、次の料理人を呼んだ。
    だが、その次もその次の次も、王を満足させる料理はなく、食べただけ期待が減り、減った分だけ料理が腹に詰めこまれただけだった。

    最後に一人の女料理人が現れた。
    「今まで、さぞやご満腹……いや、ご立腹でしょう。私の料理で陛下の期待に応えたいと存じます」
    もうあまり期待もしていない王の前に出された料理は、なんの変哲もないおにぎりだった。
    怒る気力もなく、機械的におにぎりを口に運んだ王の目に驚きの光が宿った。
    ただのおにぎり。
    しかし、それは今まで王が体験したことのない新鮮な味がした。
    「こ、これは、一体……女、なにを入れたのだ?」
    問われた女料理人は微笑を浮かべると一言。
    「一さじの愛情でございます」

    こうしてその女料理人は、背負い切れぬ程の巨大な名誉と天の星々に匹敵する富、そしてアラブの王の后の椅子を手に入れたのだった。

    そう、その女料理人こそ、サチその人であった。

  20. 61 匿名さん

    長文は読むのがつらい。
    もちょっとわかりやすい物語にしませんか?
    次の主人公の100歳物語に期待します・・

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