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海外の有力な科学雑誌に掲載された論文に不正があった。
こういうことが、時どき報道されます。
[スレ作成日時]2019-05-04 21:34:08
海外の有力な科学雑誌に掲載された論文に不正があった。
こういうことが、時どき報道されます。
[スレ作成日時]2019-05-04 21:34:08
大学教授の論文不正は「NATURE」とか 「SCIENCE」に掲載されて見つかる
というのが、どうしてか
>>1匿名さん
「NATURE」とか 「SCIENCE」に掲載されたから見つかるというわけではなく載る前に見つかってるものの方が多数だ。が、「NATURE」とか 「SCIENCE」に掲載されると、それだけで目立つので、不正が発覚しやすいように見えるだけで、実際は水面下で論文不正は多数発覚し摘発されている。話題になっていないだけだ。
ベストセラーになった「生きて死ぬ智慧」の著者でお茶大出身の生命科学者柳澤桂子の息子で同じく生命科学者の柳澤純は科学における画像改ざんの不正行為で筑波大教授の座を失った。フジの朝番組とくダネ!によく出演している加藤茂明研究室出身だが、その加藤自身も論文不正改ざんで東大を追われアメリカに渡ったが最近また日本に戻ってきて現在相馬中央病院放射線対策室長。
>>3
でも真面目で「謝り」を認め、それ以降は沈んだまま浮き上がれない学者の
方が多いのでは?
独創的な成果論文でも Careless missの結果、永久に貴重な研究成果が
消えてしまうことが起きるんですね。
これは本人ばかりでなく、大学にとっても損失ではないですか?
喩えれば、高いリンゴに、一ケ所少しぶつかって凹んだから、全部
捨ててしまうみたいな。
>>4匿名さん
でも、画像やデータの改ざん捏造はcareless missとはとても言い難い。
意図的に改ざんするということは、careless(不注意)でも何でもなく、意図的に創作した結果なだけで、永久に貴重な研究成果とは言えない。
高いリンゴに、一ヶ所少しぶつかって凹んだら、全部捨ててしまう、と言うが
その高いリンゴ自体作り物なわけだから(捏造とはそういうこと)、
プラスチックの綺麗な形の偽物リンゴは食べ物にはならないし、
そもそも売り物として出せるものでもない。
>>4匿名さん
でも真面目で「謝り」を認め、それ以降は沈んだまま浮き上がれない学者の
方が多いのでは?
元来、学者は、損得勘定なしの正直者が多いのでそれはそうだが、
どの世界も同じように、
何が起こっても上手くごまかし何事もなかったかのようにすり抜けるヤカラ学者も
いることは確かだ。加藤茂明や柳澤純などはそのたぐい。
御天道様はちゃんと見ているぜ
>>5
アインシュタインが誤ったデータで、少しゴマ化した小論文を
書いたとする。
その後で、相対性理論の論文を発表しても、これは無視されボツ!
そんなことがあっていいのか!?
重箱の隅をつつくような論文のミスさがしが、極端に進むと・・・
創造的天才が消えてしまう。
>>8美空つばめさん
アインシュタインは誤ったデータで、少しゴマ化した小論文なんか書いたりしないから考えるだけ無駄です。
それと、科学の論文は再現性がないと使い物になりません。基本中の基本です。重箱の隅をつつくような論文のミス探しではなく、再現性の有無を問う為の検証が必須なのに、それをミス探しだのアラ探しだのというあなたは、研究の世界がまるで分かっていないシロウトさんですね。お話になりません。
当方、東大で分子生物学専攻の研究者です。
てか、誤った論文を書いた時点でもう天才じゃない。(笑)
>>12美空つばめさん
あなたのお仕事が、この一連のレスと何の関係があるのですか?
お答えします。
今や、iPS細胞の山中伸弥教授を始め、日本はおろか世界中の研究者が分子生物学の分野やその他の科学、化学、工学、医学の分野では切磋琢磨して日夜研究に励んでおり、実験に継ぐ実験、そこから得られる貴重かつ有意義なデータをまとめてペーパー(学術論文)にし、SCIENCE やNATURE等の学術誌に投稿しpassすれば学会で発表、所謂、世界的に公開発表となります。
一連のレスと何の関係があるかとの初歩的な質問ですが、研究者全般に渡って、仮説を立て実験を行い論文を投稿して世界的権威のある学会で発表するという一連の流れは研究者にとっての必要不可欠な義務でもあり、主たる仕事でもあるのです。
また、論文における小さな欠点は見過ごせるものではないのです。それ自体致命傷なのです。捏造や改ざんというのは考古学では、自分で焼物を埋めて自分で見つけたに匹敵します。その昔神の手と呼ばれた考古学者は自分で埋め見つけていたことがバレ、学会から追放されました。大人の社会では信用されなくなるのです。銀行員や経理担当者の横領・使い込みに匹敵します。
小さな欠点、不注意なミス(ケアレスミス)は
科学や医学の分野ではあってはならないミスなのです。考えても見てください。ガリレオの唱えた地動説が小さな欠点やcareless missから来たものだったとしたら、この何百年ものあいだ、人類は騙されてたことになります。大罪です。ほとんど喜劇になってしまいますし、後々に辻褄が合わなくなりいずれにしても科学は立ち行かなるのです。どの世界でも、嘘・捏造は、大小に関係なく即追放になるのは信用という大きな土台が無くなったからで、小さい欠点とかちょっとした不注意だから多目に見るとかそういう性質のものではなく、許されるものではないのです。
科学、工学、医学の分野で有能な学者たちが、何回も実験を繰り返し、有意義な
データをまとめてペーパー(学術論文)にし、SCIENCE やNATURE等の学術誌に投稿しpassすれば学会で発表、所謂、世界的に公開発表となります。
ド素人の疑問ですが、米国、英国の有力雑誌が学術論文の価値を決めているという
ことですよね。
それって科学の潮流に一定の方向付けをしてしまうということですよね。
SCIENCE やNATURE などの専門誌の意向、価値観が現代科学の主流テーマを固定
させる傾向も出る、ということですよね?
つまり、その超一流の専門誌が「全能の神様」になって世界の学者たちの研究
成果を審判するということですよね?
>>15匿名さん
ま、言ってみればそういうことに為りますが、
逆な見方をすると、投稿する論文が主流テーマを左右するとも言えます。
今は、分子生物学の分野では、山中先生が画期的な発明をしたのでそれに伴いiPS細胞が主流になる→皆がそれをさらに深めて研究し始める→iPS関連の論文が当然増える→scienceやnatureもその分野の論文採択率が高くなる、こういった形で何が主流かが自然と決まってくるわけです。つまり、芸能界やアイドルでも受ける人が流行歌手やアイドルになっていくというのと同じです。そういう潮流が自然と出来てくる、というわけです。
ただ、ノーベル賞の受賞に関しては、そういった潮流も考慮されますが、
全く流行の研究とはかけ離れた基礎的な研究をこつこつやってる研究者が貰ったりします。
例えば、島津製作所の田中耕一さんだったり、長崎大の下村教授などはクラゲの研究でノーベル賞を受賞されました。東大の小柴さんなどもスーパーカミオカンデ等応用というより基礎研究ですが、受賞されました。小柴さんの弟子の梶田さんも受賞されました。基礎研究で潮流に乗っていなくても、いかに人類に貢献してるかという貢献度重視で受賞の有無を決めているのがノーベルアカデミーです。審査員は主に各国の大学教授で、世界中、結構な人数(30人以上と聞いた)の審査員が居ますのでコネや根回しが出来ないようになってます。また、誰が審査員かは明かされませんし、毎年審査員は変わります。知り合いの先生はある年、ノーベル財団から審査員を依頼されたことがあり、誰か良い人いない?と冗談でしょうが、聞いてきたことがあります。結局、誰にしたかは聞いてませんが、自分にしたのかもしれませんね。(笑)
日本を代表する東大や京大や名古屋大等の先生たちの
審査員になる確率は当然高いようです。
やはり、こういっては何ですが、
日本の大学で評価されるのは、私立大学より国立主流大学ですね。
イギリスやアメリカは私立大学の方がレベルは高いですが。
>>16
「SCIENCE やNATURE 」 とノーベル賞対象研究の審査、この二つの関係者
の「神」がいるということですね。
そして、後者は基礎研究の成果にも目配りをして、この分野でも多くの
日本のノーベル賞受賞者がいる。
一方、前者は世界の分子生物学など時代の流れに乗っている研究論文が
優先的に選考される傾向がある。
「SCIENCE やNATURE」 が人気の学術論文の潮流に乗っかり、その事でさらに
潮流を強化して、世界の科学研究の流れの方向性を決定的にしている、という
ことですね。
著作に捏造と盗用、東洋英和・深井院長を懲戒解雇
5/10(金) 15:02配信
読売新聞オンライン
学校法人・東洋英和女学院(東京)の院長で、同女学院大教授(近代ドイツ宗教思想史)の深井智朗氏(54)による研究不正問題で、同女学院は10日、東京都内で記者会見を開き、深井氏を同日付で懲戒解雇にしたと発表した。今回の不正を巡っては、同大に設置した調査委員会が深井氏の著作に捏造のほか、盗用があったと認定したことも明らかにした。
調査対象になったのは、2012年に刊行された深井氏の著書「ヴァイマールの聖なる政治的精神」(岩波書店)と、15年に雑誌「図書」(同)に掲載された論考「エルンスト・トレルチの家計簿」。調査では、深井氏が「ヴァイマール」で紹介した「神学者カール・レーフラー」は存在せず、その論文も捏造であるなどと認定した。
>>19
かって存在しなかった人物を歴史上の人として取扱う。これは捏造だ。
でも、これはもしかするとフィクションとして書かれたのではないのか?
深井氏の書いた「神学者」はそういう類の人だったのでは?
それを明確に書かなかったので誤解が生まれた。
careless missだろう。