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すみません。
我が家はベタ基礎となるであろうというのはわかっているんですが、そのベタ基礎がいいのか悪いのか。
ほかにどんな種類があるのですか?
GW明けまで会社と連絡できないので、こちらでお知恵を拝借させて下さい。
[スレ作成日時]2007-05-02 20:20:00
すみません。
我が家はベタ基礎となるであろうというのはわかっているんですが、そのベタ基礎がいいのか悪いのか。
ほかにどんな種類があるのですか?
GW明けまで会社と連絡できないので、こちらでお知恵を拝借させて下さい。
[スレ作成日時]2007-05-02 20:20:00
気をつけなければいけないのは、ローコスト系で
ベタ基礎だから地震に強く安心と、
地盤のかなり悪い土地でろくに地盤補強、杭などせずに建てちゃうとこ
が多いことかな。
基礎うんぬんかんぬんよりも、ちゃんと地盤調査することだーな。
地盤補強は50−150万円くらいかかるけど、ちゃんとしておくことだわ。
最近のローコスト系では布基礎より弱い、簡易ベタ基礎というのが主流らしいから要注意でしょう。
布基礎よりかはベタ基礎の方が手間がかからず施工しやすいとか言うね。
たしかにベタ基礎は楽ですね、気付かなかった
地盤が弱いところに、布基礎を敷いたら最悪です。
一般的には上物の2倍以上の地耐力は、どんな基礎でも必要です。
比較的軽量の建物の場合は、
スラブが縦過重を均一に受け止めてくれるのでベタ基礎が一番適している。
しかし、スラブの配筋が弱いと意味をなさない。
重い建物の場合は、スラブへの負担が大きく、
2重3重に鉄筋を入れた相当強いスラブでないと受けきれなくなるので、
結局、全ての柱や壁をフーチングで簡単に補強できる布基礎になる。
しかし、面でなく点で支えるので、地盤に対する要求は一層厳しくなる。
そして、建物の縦加重を均一に近づける設計自体にも制約が出来る。
また、布基礎と言っても床下湿気対策に捨てコンをスラブに敷かないといけなく、
安いものでは無くなる。
結論としては、
軽い建物では断然ベタ基礎の方が良い。
重い建物で地盤が強ければ、構造上の理由ではなく経済的な理由から、
布基礎で捨てコンをスラブに敷くのが良い。
これは木造に使っているベタ基礎と比べてではなく、
RCなど用の強固なスラブのベタ基礎と比べての話。
スラブの配筋への要求は、当然ながら上物の重さで変わるもの。
よくRC用の布基礎と、木造用のベタ基礎を比べて、
布基礎の方が高いなどという議論があるが、論点がずれている。
同じ構造の住宅を支えられる布基礎とベタ基礎を比べたら、
ベタ基礎の方が高価なのは自明。
そして、初めからRCには耐えられない程度のスラブのベタ基礎を持ち出して、
ベタ基礎は弱いなどと言うのも論点がずれている。
なるほど。
ベタ基礎といっても、奥が深いのですね。
ちなみに、我が家の建設予定土地は、事前調査で軟弱地盤ということがわかっており、杭打ちをしたうえでベタ基礎なのですが、そういものでしょうか?
杭を打つのであれば、布基礎で十分ではないですか?
↑??????????
>>9
杭打ちによる地盤改良は、
縦過重に対する地耐力を向上させることが目的です。
つまり、不同沈下に対しては強くなるけど、
地盤そのものが強くなるわけではありません。
杭状改良では、杭を地盤が固い地中深くの支持層で支えています。
地表付近は相変わらず、緩い地盤なので横方向には支持力が弱いです。
そのままでは個々の杭が勝手に動けてしまいます。
布基礎だと柱は杭にのるように杭を打つので、
不同沈下へは問題はないですが、地震などの災害を考えたら、
個々の柱が横方向に勝手な方向に動いてしまう可能性があり危険です。
勿論、災害時に不同沈下が起きないというのは大きいですが、
布基礎は基礎で建物を支えているわけではありません。
あくまでも固い地盤で支えています。
杭状改良した土地では、ベタ基礎は必須です。
ベタ基礎では、まずは杭を横方向に少しでも動きづらくするために、
地表をクラッシャーなどでしっかり転圧し地表を固めます。
その上で、杭が少しくらい動いても建物への影響が少ないように、
杭の上でスラブで強固な面を作って全体を受ける構造をつくります。
なので、ベタ基礎の方が横揺れに対しては圧倒的に強いです。
すごいな、スレ主ではありませんがとっても勉強になりました。
でもできる事なら最初から地盤に問題ない土地を選びたいところですね。
地盤調査は、スウェーデン式サウンディングが一般的ですよね。
当方、検討工務店の中に、+「非破壊式探査法」を使っているところ
があり、それを売りにしているようです。
また、地盤改良についても、「ミルク注入改良補強」(注入した
セメントミルクが土の隙間に入り、木の根のように地盤にシッカリ
とらえることができる、と書かれています)を採用し、
いかにそれがいいか、をうたっています。
はたして、どうなんでしょうか?
うーん。
でも軽量鉄骨HMは杭を打つと、布基礎ですよね。
そういう我が家も某軽量鉄骨HMパナですが、8m柱状改良で布基礎です。
並びの積水、大和もそうですね(鋼管杭)ですが。
案外地元の工務店がベタ基礎だったりします。(杭は鋼管杭)
そこの奥さんに積水も大成も布基礎だったと、今はベタ基礎が標準だと思ってたのに
と笑われたことがあります。
並びのツーバイとかは全く杭も打ってないHMもありましたし。
勿論、土地の条件は全く同じと仮定してですが。
難しいですねぇ。どうなんでしょう?
鉄骨の中でも鉄骨軸組工法を採用している場合、ベタ基礎は不適なのだそうですよ。木造に比べて数倍の重量があること、木造では大量に必要な筋交い構造が数少ないブレース構造で大丈夫なことにあるそうです。その重量が少ないブレース部分に集中するのでベタではうまく建てられないということです。
最近の木造在来がベタ基礎を標準としているのはおそらく布基礎の工事の方が面倒くさいからです。前の方でも誰か言っていたですね。
ちゃんと作れば布基礎よりも弱い地盤でもOKな優れた構造なのでもちろんベタでいいです。
鉄骨住宅の中でもセキスイハイムはユニットラーメン構造のため重量の集中がないためかベタ基礎+基礎断熱が標準仕様です。特殊な場合に布基礎を使用するようです。トヨタホームも同じユニットラーメン構造ですがこちらは布基礎が標準です。
一条工務店のように木造でも布基礎を使っているメーカーももちろんあります。
17さんは物凄く詳しいですね。感動しました。
長年の疑問が少し解消しました。
というか、水先案内人の書き写しでしょ??
ここまでのレスを参照した限りでは、
スレ主さん宅は木造在来の確率高しということでいいのかな?
我が家は、軽量鉄骨のパネル工法で建築予定です。
でも、布基礎ではありません。