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最近、バルコニーをガラス手摺にしている物件が増えていますが、
内部からは風通しが悪い、外部からは中(洗濯物などが)が透けてて見えて、
生活観が出て品がないっと、デメリットの方が強い印象ですが、
実際に住まれている方はどういう印象でしょうか?教えて下さい。
[スレ作成日時]2010-08-08 13:48:16
最近、バルコニーをガラス手摺にしている物件が増えていますが、
内部からは風通しが悪い、外部からは中(洗濯物などが)が透けてて見えて、
生活観が出て品がないっと、デメリットの方が強い印象ですが、
実際に住まれている方はどういう印象でしょうか?教えて下さい。
[スレ作成日時]2010-08-08 13:48:16
>1.ステンレス支柱(パイプ)の肉厚を薄くして、アルミ支柱と同じように中に強度確保のための鉄パイプを仕込む。
この文章は、たぶん内容を理解していないで書いてしまったように思えます。
「アルミ支柱の肉厚が薄くても、強度補強の為に内部の入るサイズのスチールパイプを入れると、ステンレス支柱と同等の強度が出せる。」と言うのが正しい元の文章か、聞いたことだと思います。
これは、部材単体の支柱の強度を上げるだけの方法で、アルミ支柱で長尺にしたいが見た目は太くしたくない時に昔から良く用いられる方法ですが、強風を対象として設計する場合、この部材を施工を現場では幾つか問題点が出ます。
まず、支柱と躯体との接合方法です。
ブラケットで止める場合、ブラケット自体の強度が支柱の強度になるので、ブラケットをアルミ単体で作っても、内部のスチールパイプと躯体はビスなどでしか接合されないので意味がありません。
それから、アルミ部材の中にスチールパイプを入れるのですが、アルミ部材とスチールパイプの固定が出来ませんので、途中の部分にビスを揉むか、アルミ支柱とスチールパイプの間に緩衝材を押し込んで、あんまり動かないようにするなどしか方法が無いのです。
それに、熱膨張の割合が違いますので、それを見越してビス止めをしないとだめですから接着はできません。
熱膨張の違いがある為、なんらかの方法で内部のスチールパイプを躯体に固定しても、外部のアルミ支柱には、膨張率の違いを吸収する工夫をしてないと歪がでてしまいます。
致命的な問題は、スチールパイプの錆です。
こんな無理な施工をするので、施工側は色んなトラブルを考えます、でもこの場合は錆止めするくらいしか方法がありません。
コンクリート内部に深く入ってる部分でも、空気にふれていると錆が発生します。
アルミ支柱の中にあると錆びたかどうかも分からないし、錆を補修することもできません。
表面のアルミ部材はなんともないのに、中のスチールパイプの一部が錆びてしまい強度が極端に低下し、たまたまもたれ掛ると折れてしまうと言う事故が予想されるので、最近ではあまり見掛けない工法です。
強度は必要でも、ベランダ手摺とかの安全面を最優先に考える場所以外、安全面は考えない場所になら持ちる人もいるでしょう。
長期的に考えれば、点検を行っていても、要補修ヶ所が見つけられないような工法をわざわざ取るような設計士はいないでしょう。