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1000レスを越えましたので、
新しくスレを立てました。
[一部本文を削除しました。2017.2.23 管理担当]
[スレ作成日時]2016-10-25 09:52:52
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[スレ作成日時]2016-10-25 09:52:52
依存症が酷いと、喫煙の害が理解できないから、ベランダ喫煙の害が理解できず、迷惑喫煙に走るようです。
ニコチン依存症自体が喫煙の害ですね。
なぜやめられないか
〔1〕ニコチン依存
たばこをいったん吸い始めると、やめようと思ってもなかなかやめられません。それは、たばこの煙に含まれるニコチンという薬物成分が繰り返し体に吸収されることで、ニコチンが切れると体がそれを欲する状態になるからです。
これが「ニコチン依存」の状態です。だから、喫煙習慣はニコチン依存症そのものなのです。
〔2〕ニコチンと気分との関係
喫煙している人は、あんなうまいものをやめることはできないと信じています。実際、たばこを吸うことによって、イライラがとれ気分が爽快になります。
こうしたことが起こるのは、喫煙によってニコチンが供給され、ニコチンの禁断症状が消失するためです。しかし、血中のニコチン濃度が低くなると、再びイライラや不快感が募ってきます。これはニコチン依存の形成によって生じることなのです。
図1 喫煙習慣はニコチン依存症
図1:喫煙習慣はニコチン中毒
〔3〕健康には害がないという理屈
喫煙している人は、喫煙が健康に害を与えると思いたくないので、喫煙と多くの健康障害との因果関係を認めようとはしません。
害を少しは認める人でも、喫煙者が吸わない人に比べ肺がんにかかりやすくなる危険度が、たかだか4倍から8倍程度であれば、大したことはないと思ってしまいます。
しかし、肺がんになった人の側から考えると、実に肺がん患者の7割は、喫煙しなければ肺がんにならなかった患者さんなのです。
ごくまれな病気なら、危険度が8倍になっても気にならないでしょう。しかし、いまや肺がんによる死亡率は胃がんを抜いて単独首位になり、しかも依然、増加しています<図2>。
喫煙していても、肺がんや心臓病、あるいは脳卒中にならない人がいますから、喫煙の害は証明されていない、と考える人がいます。
しかし、喫煙によって病気が発症しやすいのは、あくまで確率の問題であり、100%起こるということではありません。世の中に100%確実に起こるということはほとんどないのです。
結核は結核菌の感染によって起こりますが、結核菌に感染しても発症する人は一部です。喫煙もしかりです。しかし、そうだからといって、喫煙は健康障害の原因ではないと言えないのです。
図2 部位別にみた がん死亡率の年次推移
図2:部位別にみた、がん死亡率の年次推移
資料:厚生省「人口動態統計」、国民衛生の動向、厚生の指標 1999年より
(筆者が字句の一部を改変)
〔4〕ある公衆衛生医の屁(へ)理屈
公衆衛生にかかわっている医師は、病気の予防が専門です。しかし、こうした医師の中にも、少数ですが喫煙愛好者がいます。知人の公衆衛生の教授は「喫煙は本当に健康に障害を与えますかね。そのようなデータがあればやめるのですが」と真顔でいうのです。
喫煙が健康に害を及ぼすことは世界の医学常識ではあっても、医学者独特の批判精神(?)を発揮して「完全には証明されていない」と思い込むことによって、喫煙を続ける理屈を求めるのです。
〔5〕ある呼吸困難患者の喫煙
心臓病学の権威である某大学の内科教授が退職され、故郷の農村で診療所を引き継がれました。
その教授は、肺気腫なのに禁煙しない患者さんの呼気中の一酸化炭素濃度を測定して、その数値を禁煙させる動機づけにしたいと考えました。この測定装置は呼気中の一酸化炭素濃度を目に見える形で示してくれます。
患者さんは一時、禁煙できたのですが、数日で再喫煙になり、1か月後に呼吸困難で亡くなりました。教授が感想として「ニコチン依存は強いね」とおっしゃったのが印象に残っています。
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph18_2.html
喫煙者って気の毒ですね。