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いつの間にか1100越えました!次スレたてます。
[スレ作成日時]2009-11-18 22:49:46
いつの間にか1100越えました!次スレたてます。
[スレ作成日時]2009-11-18 22:49:46
>>464
↓の金利の推移の背景を考えてみよう。
消費者 卸売 公定 商業銀行 輸入 通貨 貸出 GDP
物価 物価 歩合 貸出金利 物価 供給量 残高 成長率
=================================================================
1985 ( 2.8) (5.5) 5.00 6.467 (-0.1)( 8.4)(11.7)
1986 0.7 -4.7 3.00 5.505 -35.8 9.2 26.6 3.2
1987 0.0 -3.2 2.50 4.936 -9.1 10.8 12.5 5.1
1988 0.7 -0.5 2.50 4.930 -4.6 10.2 10.2 6.3
1989 2.4 1.9 4.25 5.782 7.5 11.2 10.8 4.9
1990 3.1 1.6 6.00 7.697 8.7 7.2 7.5 5.3
1991 3.2 1.0 4.50 6.989 8.2 2.2 4.4 3.1
1992 1.7 0.9 3.25 5.552 -6.1 -0.2 2.4 0.9
1993 1.3 -1.5 1.75 4.414 -10.3 2.2 1.3 0.4
物価の推移と成長率を見てもらえば一目瞭然だが、高金利時代とはこのような時代を意味している。
1985年の大卒初任給は12万ほど。1995年が20万ほどまで上昇しているから10年で物価は1.8倍ほどに
上昇している。それ以降、デフレ低金利が続いているのは周知の通り。
さて、またこの80年代のような時代が来るならば金利は上昇するでしょう。しかしそれのどこが怖いのか?
物価と金利が上がっても所得は増えないという人がいるがこれは正解であって間違い。例えば85年に12万の
初任給をもらった人よりも95年に20万の初任給をもらった人のほうが所得が増えて裕福になったかと言えば
答えはノーだ。なぜなら物価が上がっているからだ。よって名目上物価上昇率と同じだけ所得が上がっても
実質所得は増えていない事になる。すなわち物価と金利だけが上がって所得が上がらないという事は所得が
減っているという事であり、需給面からそれはあり得ない事。今初任給が12万の会社に人が集まりますか?
そして85年に負債を抱えた人は95年には物価上昇により、45%ほど目減り目減りしている。
さらに今後は人口が減っていく訳だから、需要面はどんどん減っていく事になる。よって、80年代の高金利時代が
また来るので有れば、一人あたりの需要(GDP)をより高くしなければならない。ようするに80年代より国民全員
が裕福にならないといけない事になる。
それと、80年代を想定するのは最悪ではなく、どちらかと言うと最高のシナリオですよ。