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透湿防水シートは横張りが基本だと思っていたのですが、私の地域では縦に張っている建築住宅をたまに見かけます。
縦に張るという工法や考え方もあるのでしょうか?
[スレ作成日時]2008-02-17 08:47:00
透湿防水シートは横張りが基本だと思っていたのですが、私の地域では縦に張っている建築住宅をたまに見かけます。
縦に張るという工法や考え方もあるのでしょうか?
[スレ作成日時]2008-02-17 08:47:00
原則横張りで、下のシートの上端に上のシートがかぶるように貼るべきです。
水が浸入しないように。
縦張りだと、まずいのでは??
大工さんは、自動車整備士のように新しい技術を習得するための研修制度や機会はないのでしょうかね?
また、水が浸入しないように横張りが基本とのことですが、よくよく考えてみると、縦張りだからといって水が浸入しやすいということも無さそうな気が…
きちんと重ね合わせて、どうぶちを縦にしてあればよほどの浸水でないと影響少ないかも?
逆に横張りは、湿気が下から上に上昇することによって、重ね合わせ部分からシート内に湿気が入り込む心配はないのでしょうか?
素人のたわごとです。。。
透湿防水シートに関して調べていたらたまたまヒットしましたので、通りすがりにひとこと。
外壁内に張るシートは、断熱材外側(屋外側)に透湿防水シート、断熱材内側(室内側)に防湿防水シートを張ります。透湿防水シートは名前のとおり雨などの水は通さないが湿気は通すというもの。防湿防水シートは、湿気も水も通さないというもの。目的は、冬季の壁体内結露の防止です。壁体内結露は室内側の湿気が壁体内に侵入し、そこで冷やされて結露となってしまったものですが、この湿気の進入を防ぐために防湿防水シートが室内側に必要なのです。しかし、人間のやることに完全はありません。どうしてもわずかな隙間から湿気は進入してしまいます。この湿気が自然に壁体外に逃げることができるようにするために、今度は屋外側に透湿防水シートが必要なのです。ですから、透湿防水シートは、内部からの湿気を逃がし、外部からの雨水を防ぐために、横張りでなければなりません。湿気と違って水は壁体内で下から上に吹き上げることはないと考えればいいので、上から滴り落ちる水滴がシート内に進入しないためには下のシートに上から重ねるという張り方でなければ無意味です。そのような施工をしている住宅は欠陥住宅です。ちなみに、透湿防水シートは湿気を通すものですから、湿気が入り込むのではないかという心配は無意味です。
大工さんが間違った施工をしていた場合、それをただすのが現場監督の仕事ですが、最近は現場監督の施工知識のレベルが低い場合も多々あります。その場合でも、建築士が施工監理をきちんとしていればまだ防止できます。ハウスメーカーや工務店直接発注の場合は、設計者と施工者が同一となるため、このようなチェック機能が働かず、悪意はないが結果として欠陥住宅を生んでしまう可能性がかなり高いといえます。もちろん、手抜きの結果であれば言語道断です。
蛇足ながら、最近は夏季の冷房により、室内が低温低湿、室外が高温多湿であるため、逆転結露という現象が発生することがあります。ちょうど室内側にある防湿防水シートの外側に結露が生じてしまうため、断熱材が水分を吸ってしまうことになります。もっとも、屋外側に透湿防水シートがあるので、湿気となって蒸発可能であり、きちんとした施工がされていれば、そのままたまってカビの発生原因になるという可能性は低いと考えられます。
施工する手のレベルが低くてもいいように最近は資材そのものに施工手順が印刷され、ラップの重ね代や釘打ちピッチに至るまで本当にメーカーさんは親切丁寧に対応していますね。
正直、内部造作以外の部分は見ていて自分でもできると思いました。
それでもなおかつ縦貼りって恐ろしいですね。
縦貼りサイディングだと通気胴縁が水平だからタイベックは縦に貼るんだという思い込み?
鉄骨の建物の場合、シートを縦に貼る場合がありますね。但し、重なり部分はスプレーボンドで接着しますがね。
木造住宅でシートの縦張りは絶対にありません。素人が貼れば別ですが。
今になってスレ主さんの書き込みですごく気になることが・・・
>私の地域では縦に張っている建築住宅をたまに見かけます。
地域的なことなんですか?それともたまたま同じ無知な施工者なのでしょうか?
だってあれ、商品に施行法がプリントされてませんか?
シートの縦貼りなんかしないよ。普通下から順番に貼るもんよ。シートが900㍉で重ね代が100㍉それをタッカーっていうホッチキスで貼ってくの。もし外壁の内側に水滴や雨が入ってもそれが中に入らない施工じゃないとウソよ
ふつうは、足場に沿って横移動したほうが仕事しやすいですから
横に当たり前に貼ります。
それをわざわざ施工しづらい工法を取ってるのですから
何か施工上の理由があったのでは?
自分も業者だから、業者に理解の有る意見ですが。
シートの縦張りと横張り、鉄骨だと縦張り、木造だと横張り、これ日本の常識。
http://www.ryositu-house.net/archives/2007/06/post_351.php
ご紹介いただいたHPですが、
サッシ周りの防水テープ処理が気になります。
素人が考える順番としては、
一番下を張ったら、次に左右、そして最後に上を貼るのが良いと思います。
良質住宅研究所さんでは、左右を最後に貼るように指導(監理)しているのでしょうか。
先日、天井裏に登ったら通気層を見ることができました。
イメージでは、透湿防水シートと外壁の幅がもっと開いているのかと思いましたが、実際はシートが風で煽られたりして、そんなに通気が良さそうには見えませんでした。
横張りの場合、シートの上下張り合わせ箇所をテープなどで密着させたりしないのでしょうか?
通気層の上昇気流が重ねた上のシートの下に入り込むようなイメージを持ってしまい、チト不安です。
私は外壁の職人をしていますが、縦張りがOKなんて聞いたことがありません。
木造でもタッカー(ホッチキスのような物)で止める職人がほとんどですが、
外壁施工前(通気桐縁施工前)に雨が叩きつけると針穴から雨が浸透します。
私達は、ボンドスプレーでの施工、重ね代もボンドで接着家全体を1枚のシートでラッピングする様に徹底して施工します。
サッシュ廻り、ベランダの手摺と壁の取り合い、屋根との取合いの、防水テープでの施工方法も技術と知識がなければ大事な家は守れません。
見えないところですが外壁、家を長くいい状態のまま保つためにとっては1番大切なところなので、しっかり資格の持った職人さん(素人にやらせては絶対ダメ)と
知識のある工務店、大工さんに家を建てて頂いたほうが幸せだと思います。
たてはない! 間柱間隔 重ね合わせればOKだけどありえない。
施工管理での防水シートの重ね代はタテは100mm、ヨコは200mmだったような。
タイベック社の商品の施工方法を見たら詳しく書いてありますよ。
透湿防水シートに関連した質問ですが、シートを貼った後の胴縁の取付のとき、その方法として縦と横があると聞いた事があるのですが、使い分けや利点欠点を教えて下さい。個人的には縦が当たり前だと思っていました。
縦に取り付けると、外壁を支えるのに対して弱いような?良く解りませんが。だけど横に取り付けると空気が流れませんよね?
とにかく下から上にたくさん重ねていけば基本的にはOK!