岡山在住のマイホーム計画中の者です。
高橋建築がいいと聞いたのですが、実際に建てられた方、坪単価やアフターサービスなど、情報を教えてください。
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-02-12 23:42:00
岡山在住のマイホーム計画中の者です。
高橋建築がいいと聞いたのですが、実際に建てられた方、坪単価やアフターサービスなど、情報を教えてください。
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-02-12 23:42:00
髙橋建築で建ててはないですが、その造りが好きな者です。見学会に何度かお邪魔して設計部長にお話を聞いたりする中で、髙橋建築さんの基本的考え方や、私が気づいたことを書いてみます。
まず構造ですが、基本的に使用する柱は広く使われている強制乾燥材ではなく、自社で保管している自然乾燥材。自然乾燥させることで木が生きて呼吸し、粘りを出します。構造計算する上で数値には現れない所ですが、この2つの木材は(見学会にはいつも展示していますが)持ってみるとその重さ(=密度の濃さ)が全然違います。地震に強い木材といえます。(強制乾燥に比べて完成するまでに多く時間がかかるのと値段が少し高いので、殆どのハウスメーカー、工務店では扱っていないと思われます)
そして、柱ですが、大体は3.5寸(10.5cm)のところ、髙橋建築は全て4寸柱(12cm)が基本です。その上さらに化粧柱を兼ねて24cmの(通し)柱などが数本入ります。これは直接見てみると圧巻です。その柱1本だけで十分耐力壁(=筋交いと同じ役割)になるものです。構造としては強いです。おそらく(見る限り)耐震等級は3は超えてるでしょうか。そういった強い柱が構造計算された上で何本も入るので、吹き抜けを作ったり、1階の南側以外の所にも吐き出し窓を多くつけたり出来ると思います。
また、耐力壁ですが基本的には筋交い使用です。今、流行りの構造用合板(面材パネル)は(内部結露等で)腐るので使わないということです。(考察ですが、アメリカでシェアが高い2×4工法(面で支えるという点で面材での工法と似ています)が日本にも入ってきましたが、湿度の高い日も多い日本ではそぐわない可能性があります。日本の法律で今、決められている外部通気工法(=外壁の中に胴縁を打ち、中に入ってきた水蒸気を上に逃がしていく工法)の限界もあるかもしれません。つまり、水蒸気は温められると上に逃げるので夏は良いですが、冬は下に溜まるなどして滞留するということです)
髙橋建築さんは、断熱材は旭化成のネオマフォームで外断熱が基本ですので、筋交いとの相性も良いです。(室内をニッチ等設けるなどして広く使えますし)あと予算を削るなら吹き付け断熱となるらしいです。外断熱の施行状況も構造見学で見ましたが、熱が逃げそうな所は二重に施行する等して非常に気を配ってされています。大工も苦労すると仰っていたので、吹き付け断熱よりやはり良さそうです。私が思う外断熱の最大の良さは、柱も全て家の内部空間に含まれることによって内部結露を心配する必要がないところだと思っています。躯体がいつまでも元気に保たれるので安心ですよね。2階の天井の構造も現しに出来て、広さを感じますし。
構造だけでこれだけ書いてしまいました。(まだ基礎についても書きたい所ですが(汗))
また、時間があればお邪魔します。