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自衛隊試射中、照明弾一部が民有地落下 1日未公表、滋賀・高島。
滋賀県高島市安曇川町上古賀の畑で19日、近くの陸上自衛隊饗庭野演習場(同市)から発射された照明弾の一部が見つかっていたことが、防衛省や滋賀県などへの取材で20日に分かった。18日夜に発射されたうちの1発とみられ、燃焼物を搭載していたが、けが人や周囲への延焼はなかった。
同省や県などによると、見つかった照明弾は、マグネシウムなどの照明薬剤や容器の燃え残りと、照明弾をゆっくり降下させるためのパラシュート。上空で燃焼し終えていたとみられるが、燃えたまま落下すれば可燃物に引火する可能性があった。18日午後5時半~同8時に信太山駐屯地(大阪府和泉市)の陸自第37普通科連隊が、防衛装備庁や照明弾を開発した民間企業と射撃試験を実施し、照明弾16発を発射していた。本来は演習場内に落下する予定だが、誤って場外に落下したとみられる。弾頭は見つかっていないという。
照明弾の一部は、農作業の男性が19日午前9時ごろに見つけ、同日午前10時すぎに陸自今津駐屯地(高島市今津町)に通報したが、防衛省は20日まで公表していなかった。同省近畿中部防衛局は「原因調査や関係機関、防衛大臣などへの報告や調整のため、このタイミングになった」と説明している。同省は20日午後、高島市に謝罪と経過報告を行うとともに、同駐屯地で地元区長らへの説明会を実施する。
饗庭野演習場では昨年11月の実弾射撃訓練でも、今回と同じ連隊の迫撃砲弾1発が誤って国道303号近くに落下し、同市の男性が乗っていた民間車両を損壊した。
京都新聞 【 2019年09月20日 10時51分 】
[スレ作成日時]2019-09-21 21:37:59