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一括受電に対して、反対の方の為のスレとなります。
電気小売り全面自由化の直前です。一括受電、高圧受電、電気小売り事業、PPSと多種多様なサービスがありますが、、
これらのサービスとの違いを認識しつつ、一括受電の問題を提示して頂けたらと思います。
(賛成の方は別スレで検討して下さい)
[スレ作成日時]2016-01-24 16:26:44
一括受電に対して、反対の方の為のスレとなります。
電気小売り全面自由化の直前です。一括受電、高圧受電、電気小売り事業、PPSと多種多様なサービスがありますが、、
これらのサービスとの違いを認識しつつ、一括受電の問題を提示して頂けたらと思います。
(賛成の方は別スレで検討して下さい)
[スレ作成日時]2016-01-24 16:26:44
>3072さん
100戸規模のマンションですね。
受電業者としては、是非とも取り込みたいマンションである事は間違いありませんが、マンション側の事情は別に考えなくてはなりません。営業トークに乗せられない様に冷静に判断しましょう。
200kwhと600kwhで、関西電力のガスセット割と受電会社のプランを比較されてみてはいかがでしょうか?
確実に計算してください。
関西電力プラン
http://kepco.jp/ryokin/denki-gas
例えば、あなたのマンションの一戸当たりの共用部に関する年間の削減料は2724円ですね。
単純に200kwhの方ですと、専有部合わせて削減料が4317円+2724円で、6941円/年です。
関西電力プランは、同じく6900円/年+ハピeポイント500円/年です。
そして、確認しなければいけない事は、共用部の削減率の母数です。貴方のマンションでは既に共用部は管理組合が高圧受電にしていると思います。これが、高圧電力の約3割引き後の設定でトントンです。通常の従量電灯Aの契約だとすると、今までの削減額は受電会社の懐の中です。
例えば、370kwhの方ですと、専有部合わせて削減料が8856円+2724円で、11580円/年です。
関西電力プランは、18200円/年+ハピeポイント1300円/年です。
従来の関西電力プランの方がいいですね。
受電会社でガス割にすると、1%~8%更に割引がつくそうですが、8%であったとしても
専有部合わせて削減料が8856円×2(8%×2)+2724円で、20,436円/年です。
これでトントンですが、共用部の削減率の母数の設定で意味合いが変わってきます。
いずれにしても、賃貸の人には、デメリットの方の設定になる事が分かります。
そうすると、マンションの資産価値は確実に下がります。
僅かな削減した電気料金以上に、一括受電にした事による風評被害というか周りからの評価は確実に下がりますから、賃貸や売買するときには、一方的に不利な方向に働きますよ。
総括しますと、受電会社にとっては、もしくはそれを買収する会社にとっては、お金がどんどん出る打ち出の小槌に違いありません。しかしながら、マンション住民にとっては、お金を気付かないうちにむしり取られるだけの制度となります。
更には、一括受電の契約は、通常のB to Bの契約ですので、消費者契約法で保護されません。受電業者は、電気事業者でもないから、電気事業法で業者を縛る事もできません。電気のインフラという最も重要なライフラインを、通常のB to Bの契約をしてしまうと、消費者は情報が乏しい為に、気付かないうちに絶対的に不利な契約をさせられてしまいますから、決してお勧めできることはありません。
未だに契約書も見せられていない事だと思います。
下手に相手にせずに、申込書を提出しない事が一番の良策です。
なにか相手が強い態度に出てきたら、ここに掲示してください。
知っている限りですが、知見を提供させて頂きます。