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中国の鉄道はアメリカに次ぐ世界2位の総延長を持ち、世界一を目指している。
その実体は「全て赤字」と言え、負債総額は数百兆円に達する筈です。中国の京滬(北京―上海)高速鉄道が開業からわずか3年あまりで黒字を出したと中国で報道している。なるほど事実だが、中国鉄道の計算には建設費が含まれて居ないので、本当は現在も赤字運転です。2014年末現在で高速鉄道路線が約1万9000kmに対して、黒字は1318kmに過ぎない。
93%は赤字路線だが、今後高速鉄道建設が人口の少ない地域にまで広がっていく。
既に人口が多く採算性を得られる地域の建設は終わったので、今後建設する路線は全て赤字になります。
2014年における高速鉄道の輸送客数は8億人を超え、世界一であると自画自賛しました。
8億人のうち7億人は中国鉄道が赤字で運んだ訳で、まるでボランティア団体である。
中国は高速鉄道を外国に輸出する「赤字の輸出」まで目指している。2014年末時点での鉄道総営業距離は11万kmを超えました。中国鉄路総公司の2014年上半期の経営状況は以下の通りです。負債は3兆4000億元(約58兆円)に達し、税調整後の赤字額は53億元(約900億円)だった。この金額は運営に関する費用だけで、鉄道建設費を含んではいない。中国では鉄道建設費だけで毎年10兆円以上を投資していますが、運賃売上も12兆円ほどです。
路線保守や電気代、職員給与、設備運営費も毎年掛かるので、この売上では利益は出ていません。
つまり本当は鉄道に掛かっている総費用の、50%の運賃収入も無いのです。何しろ毎年日本の新幹線に匹敵する高速鉄道を建設し、日本の全ての地下鉄より長い地下鉄を建設している。毎年日本を一つ建設しているような公共事業を行っているのです。5ヵ年計画では鉄道路線の新設目標(30,000km)達成には、年間8000kmの敷設が必要となっている。
中国鉄道の売上が約6000億元(12超円)程度に対して、鉄道開発費は2.5兆元(50兆円)に達する。
鉄道建設費と周辺開発費を含めると、58兆円どころか、その10倍の負債があってもおかしくない。
高速道路についても同じ現象が発生している
高速道路の赤字額が11年の323億元(約6091億円)から13年には661億元(1兆2464億円)と倍増した。
しかし今後も急ピッチで高速道路が建設される予定です。
空港開発ラッシュも同じ現象が起きています。12年に183か所だった空港は15年には220を超えるまで増えています。
黒字経営は北京、上海、広州、深センなどのみ、空港の約7割は赤字で年間約250億円にものぼる。
だが今後も世界最大の北京新空港など、続々と空港が建設されて行きます。
私が知っている国でも、不要な道路、船のいない港湾、飛行機の乗客のいない空港などを赤字国債垂れ流しで造り続けた国がありました、その国は国民の貯蓄が債務の担保になって借金を維持しています
かつて、ソ連が崩壊したとき、ソ連には当時のレーガン政権下(日本が自動車の輸出自粛を求めらられていたとき)の財政赤字の11倍の赤字があると推計されていました、結果 ソビエト連邦崩壊
中国は、持て余す過剰生産能力を止めると、中国共産党の維持不能に陥るので、止められない、したがって巨額の損を出しても、過剰な生産能力の受け皿として国外に市場を求めざるを得ない、AIIBなどうまくいくのでしょうか
賢明な、一部の中国人はインドネシアや英国での成功を良くは思っていないようです
中国のおこぼれにありつこうと、アメリカを裏切っって中国へ近ずいた国がありましたが、うまくいっておこぼれしか受け取れないのにね
[スレ作成日時]2015-10-25 14:22:06