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おめえら、来なくていいよ。笑
韓国の若者、就職難“底なし” 海外出稼ぎ「倍増計画」まで浮上
産経新聞 4月20日(月)14時49分配信
景気回復を背景に新卒者の採用数を増やす計画の企業が相次ぐ日本の就職戦線だが、不況の崖っぷちに立つお隣の韓国の若者たちは深刻な就職難に苦しんでいる。そんな中、韓国の若者に対する奇抜な雇用政策が浮上。韓国メディアによると、政府筋が海外で働く韓国青年の数を現在の2倍に引き上げる案を明らかにしたというのだ。あくまで若者の「海外進出支援」と位置付けてはいるが、若者が本当に欲している政策なのか。働き先は中東地域などが想定されている。
◆16年ぶり高失業率
韓国では2月失業率が4・6%と、前年同月に比べて0・1ポイント悪化。聯合ニュースによると、2010年2月(4・9%)以来、5年ぶりの高さだった。青年層(15~29歳)の失業率は11・1%。
過去を振り返ると、この水準はリーマン・ショックによる景気低迷期をさらに遡(さかのぼ)り、アジア通貨危機に苦しんだ1999年7月の11・5%に次ぐ悪さだった。3月も前年同月比0・8ポイント悪化の10・7%と高い失業率にある。
「年間40万人に達する大学卒業者があふれているが、世界的な景気低迷で収益が減った大企業は11万人程度しか採用できない」。中央日報(日本語電子版)は新卒者の労働市場について、有識者の分析をこう報道した。学資金の融資を受けて6カ月以上返済が滞った債務者は昨年は4万人を超え、統計が作られ始めた2007年に比べて11倍も増加。雇用不安と借金苦にある若者の姿を伝えた。
◆ターゲットは中東
韓国では中小企業の裾野が狭く、サムスン電子や現代自動車など財閥系企業の業績が雇用情勢を大きく左右する。働き口の受け皿となる大企業の新規採用枠が広がらなければ、若者の失業者は累積して増えていくばかりだ。
そんな中にあって、韓国の経済政策を担う崔●煥(チェ・ギョンファン)・経済副首相兼企画財政相の注目される発言が報道された。貿易投資振興の関連会合で、青年の海外就労者について「5千人水準から17年には倍の1万人に増やす」と明らかにしたという。中央日報によると、中東諸国が産業育成を外国人に頼っている現状を踏まえ「働き口が豊富だ」と評価。専門職の青年の海外進出を「積極的に支援したい」とした。
◆それでも日本1位
韓国では留学を含め海外志向が強く、多くの人材が外国に渡っているのは確か。中国国営新華社通信によると、韓国現代調査研究所が2月に発表した調査では、韓国人の大学生の59・3%が海外で仕事を探したいと考えているという。
中央日報が報じた韓国の雇用労働当局のデータでは、韓国産業人力公団が行っている海外就業研修を通じて就労した人材(13~14年、平均就業年齢27・1歳)の渡航先国で最も多かったのは、日本の501人。続いてオーストラリア、シンガポール、カナダ、米国、中国の順。韓国から歴史問題をめぐって強い批判が向けられる日本なのに、それでも働き先としてまずまずの人気だ。
果たして韓国の若者は、キャリアアップを目指す積極的な理由で海外に行こうとするのか。魅力的な仕事が見つからず、やむを得ず韓国を出ていくのか。動機の見極めは難しそうだ。
[スレ作成日時]2015-04-20 21:15:59