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>>[9日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は9日、東京電力福島第1原子力発電所から放射能汚染水が海に流出している問題について、
IAEAは液体廃棄物の処理方法について日本の当局に既に勧告しており、IAEA調査団が4月にまとめた報告書で、東電に対し蓄積した水の処理方法を見直すよう求めている。
「IAEAは引き続き、要請があれば支援を提供する用意ができている」と表明した。<<
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問題の先送り 決断の遅れが 取り返しのつかない事態を招く。
歴史を見れば 先の太平洋戦争を初め 数多くの判断ミスが 国民に甚大な被害をもたらしている。
原子力発電の問題は これから起きてくる 大問題の一つである。
例えば 環境汚染
事故を起こしていない発電所でも 排水から放射性トリチウムが検出されている。
トリチウムは水素であり 最終的に水となった状態で周囲の環境を汚染している。
例えば 放射性廃棄物
現在 放射性廃棄物は後始末ができない。
1950年代の活用開始から半世紀経過した21世紀初頭になっても安全な処理方法が未だに確立されていない。
原子炉を解体処分しても 低レベル放射性廃棄物が大量に発生するため これらの処分方法も課題となっている。
当然ながら 日本でも放射性廃棄物の処理方法も最終処分地も未解決である。
「問題の先送り」「決断の遅れ」を引き起こす主な原因は2つある。
一つは、問題を解決するための、哲学を持っていないこと。
もう一つは、全ての利害関係者が不利益を被らない結論を出そうとすることにある。
リスクを冒してまでも原子力発電にこだわるか
原子力発電を回避して 新たなエネルギーシステムの開発に取り組むか
日本人は岐路に立たされている。
「急がば回れ」という諺(ことわざ)がある。
急いでいるために 近道を行こうとして 結果的に 目的地に予定より大きく遅れて着いたことを 多くの人が経験していることと思う。
急いでいても 安全・確実な道を行くほうが 結果的に 予定通りに着くことが多い。
仮に 多少遅れたとしても 事故に巻き込まれたり 事故を引き起こしたりするよりは どれだけ良いか知れない。
[スレ作成日時]2013-08-10 09:42:58