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現在断熱材を検討しております。吹き付けのアクアフォーム(屋根60×壁40)にするか、グラスウールのZIDAI(100mm)にするか迷っております。寒いのは苦手なので断熱性に優れている吹き付けの方が良いのかと思うのですが、実際吹き付けの断熱材ってどうなのでしょうか?デメリットはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-06-21 19:11:00
現在断熱材を検討しております。吹き付けのアクアフォーム(屋根60×壁40)にするか、グラスウールのZIDAI(100mm)にするか迷っております。寒いのは苦手なので断熱性に優れている吹き付けの方が良いのかと思うのですが、実際吹き付けの断熱材ってどうなのでしょうか?デメリットはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-06-21 19:11:00
>>2927 定常結露君
系の大きさを考えてみてください。
定常計算は流入と流出が同じ前提で成り立ちます。この場合、室外側は外気ではなく通気層を系外として考えます。通気層の大きさは室内に比べると非常に小さく、空気中水分量や、水蒸気発生源も基本的には微小です。一方室内は大きな室内空間です。イメージで言えば小さいコップ(室外)からバスタブ(室内)に水を注ぎ込むイメージです。一時的に結露発生する条件になったとしても、結局は小さいコップからの水からの少しずつ水が流入するだけです。また通気層に新たに流入する外気もわずかなので、一度発生しても結露は微量で、すぐに条件が解消されれば通気層側に向かって再蒸発するので、影響は無視できるとされてきました。但し新築直後は、乾燥が十分ではない木材を使うと建材からの蒸発や、最近になって通気層の雨水侵入が問題となり再燃した感はありますが、根本的には夏型結露というより、屋根裏や通気層内への雨水侵入が問題という認識が主流です。(どちらかと言えば現場の人は新築直後に建材放出由来の夏型結露を見ることもあるので、常に発生すると勘違いしてる人もいます)
もちろん上記説明は一般的な外壁通気工法の話にので、通気層のさらに外のサイディングや塗り壁自体に大きな透湿性があると話はまた違います。
一方で冬場はその逆が発生します。室内の水蒸気源は人も含めて膨大なので、バスタブからコップに向かって水が供給されます。実はこれも外気通気層の大きさで系の大きさが制限されるので、通気層側の水蒸気排出が十分でないと、一時的に室内からの水蒸気流入は止まります(すぐコップはいっぱいになる)。そういう意味では無視できるのですが、条件が長時間になると結露発生が長時間になり腐朽の原因になったり、通気層内自体が結露するので、バスタブからの水の流出を制限するダムとして、PEシートの施工が広まっています。。
ここら辺も建築技術を見ればかなりマニアックに解説されてるので、参考にしてみてください。