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私は、昨年11月新築いたしました。従来の木造軸組+壁構造用合板の建築方法です。ただ一つ気になっているのが、床の構造でありまして、我が家は、根太+構造用合板12ミリ+フロア材12ミリの構造であり、24ミリ以上の構造用合板を用いた剛床工法(根太レス)が主流となっている現状を考えますと、多少不安を感じ、やはり剛床工法にすべきであったのかと考えにふけっている今日この頃です。よろしければよきアドバイスをお願いいたします。
[スレ作成日時]2006-08-20 00:48:00
私は、昨年11月新築いたしました。従来の木造軸組+壁構造用合板の建築方法です。ただ一つ気になっているのが、床の構造でありまして、我が家は、根太+構造用合板12ミリ+フロア材12ミリの構造であり、24ミリ以上の構造用合板を用いた剛床工法(根太レス)が主流となっている現状を考えますと、多少不安を感じ、やはり剛床工法にすべきであったのかと考えにふけっている今日この頃です。よろしければよきアドバイスをお願いいたします。
[スレ作成日時]2006-08-20 00:48:00
富士ハウスが落とし込み根太って仕様だったけど。あれはどうなんだろ
根太ありの勝ちですか?
集成なら根太レスで良いのではないかな? コストも下がるし耐震性も高くなる。
根太レスでも良いが(というか、今は根太レス採用してる処は多い)、剛床厚さは28mm以上にしとけよ。
後で施主に「鶯張りにした覚えは無い」なんてクレームを減らすためにもなw
根太レスの場合、大体が24ミリ以上の合板を使用していると思う。24ミリ以上で剛床扱いになるようだ。
面を使った工法(全周貼り)の場合、大抵これになるのでは・・
根太レスの方が施工時に荷物を起きやすいという利点もある。
水平力に対しての力もそうだが、どちらかというと水平力は耐力壁、ねじれ力や(斜めなど)壁が片側が強くもう片側弱いなどの時に対するの力が剛床になると思う。
一応、昔の火打ち梁+根太よりもとしては3倍強い扱いになっている。(床倍率)
しかし、結構、歩いたときの音が響く。
>№23
根太よりも構造用合板の方が若干割高みたいですよ。
>№22
面を使った工法の場合、軸組でも1階剛床が普通だと思いますが?
>>30
ローコストだとそうだろうね、いちいち1階だけ工法変えるとコスト増だろうし。
2階剛床は建物の耐震性を高める大きなメリットがあるが、1階ネダレスは耐荷重小さくなりやすいし、無垢材が使いにくいとか配管・配線とかのデメリットが大きいんじゃないの?
軸組でも面を全て使った場合、モノコック構造になるので1階は剛床にしないとモノコック構造にはならなくなってしまう。
ローコストに限らず、モノコックにする場合は剛床になるではないでしょうか?
高いレベルで考えて、モノコック=ローコスト?
床根太より剛床の方が安いと言われましたよ。
モノコック構造は自動車の軽量化のために骨組みをなくし、外殻で強度を持たせる構造から由来します。
自動車の場合、メリットは軽量の割に剛性が高く、衝突時に躯体を壊してエネルギーを吸収できることです。
そして、デメリットは腐食や一旦変形を起こすと大幅に剛性と強度が落ちることです。
住宅に置き換えると、材料を抑えて、安くある程度の強度は出せるけど、
一旦躯体が傷つくと剛性が落ちると言う性格のもので、ツーバイなどがそう言われています。
ただ、本当のモノコック構造では、2階床も、室内壁も耐力を持たせたらいけないので、なんちゃってモノコックです。
軸組の場合、軸が入っている以上、1階床を根太レスにしようが、根太レスにしようが、モノコック構造には成り得ません。
むしろ、1階剛床は基礎の揺れが家全体に伝わるのを1階床が阻害するので、モノコックから遠い構造になります。
根太レスの場合大引き下の鋼製束のピッチはどれくらいなんでしょうか??
ちなみにメーターモジュールですが。。。
>>32
品確法では1階の床は基礎のすぐ上にあるため特に重要視されてません。
1階の床が剛床にしないとダメなぐらい弱い基礎では上部をどれだけ強くしても意味がありません。
逆に2階の床が最も重要視され高い剛性必要とされてます。
落とし込み根太剛床か根太レスの剛床でないと耐震等級2以上は厳しいです。
>38
ちなみに、1Fを剛床にしても、基礎の強度は、上がりません。
剛床にするメリットは水平構面を保つ事と言えるでしょう。すなわち、
1Fを剛床にしてもメリットは発生しませんが、耐震金物等を床施工する場合、
ネタ工法では、応力伝達が出来ないので、注意が必要です。
軸組みで二階を根太レス施工するのは、今や零細工務店でも一般的です
そしてその主な理由は、施工性の良さです。上棟と同時に二階の床が出来る。
これなら二階は床の上で安心して作業が出来ます。
棟(屋根)周りの作業は、二階床に脚立を置くだけで出来ます。
梁に乗っての不安定で危険な作業から開放されるのです。
もしも作業中に棟から落っこちても、二階床なら3M下の合板の上。
もし床が無ければ6M下の基礎コンクリ直撃です。これは精神的な違いも大きいと思いますよ。
そして上棟時、クレーンのある時から必要な材料を二階に置ける。これも助かります。
コスト面では根太工法より材料費は掛かりますが、施工性の良さで十分元が取れます。
ただそれでも24ミリ合板と910or1M間隔での梁と大引で支える必要はあります。
一階から二階床を見た時に、格子状に見えている事が必須です。
一階の根太レス工法は余り見かけないのですが(中小工務店においては)
ただ軸組での断熱施工に置いては、多少施工が容易になるのケースもあるので
その意味があるのだと思われます(ツーバイ壁工法と同様の意味)
床剛性を考えた場合は、一階はそのまま土台=基礎から立ち上がっていますので
床組みで強度を考える必要はありません(四方の火打はあっていいですが)
もし一階根太レスの場合の床束ですが極端な話、二階同様の構造にするなら床束は
必要ありません(そもそも二階には床束ありませんから)
なんちゃって根太レス?な場合ならば、根太工法同様の床束が必要かと思われます。
ちなみに根太レスが二階床に増えているのは、施工性や剛性(剛床構造)のメリット以外にも
二階には和室(畳)の部屋がほとんど採用されないからです。
逆に一階は和室も多く、畳とフローリングの厚みの差を合わせようとすると
床一面を合板で敷き詰めてしまう根太レスは、ちょっと面倒な施工法と言えます。
1階を根太レスにしない理由の一つに、雨が降った時の対応が大変だからというのがあります。
濡らさないようにしなければいけないし、基礎が完全に乾くまでは筋交もとりつけられない。
また、キッチンの配管のために床に穴をあける場合、土台に干渉する確立が増えます。
これは施工者側の都合です。
雨さえ降らなければ、根太レスがいいです
フローリングの向きを考慮して大引きや根太の方向考えたりする必要もなければ
熱橋や隙間も少なくなるので断熱性能があがります。
余談ですが、2階の根太レスの欠点が1つあります。
2階照明や電源の電気配線のために、数箇所ですが2階床の梁の上部を多少削り取って配線します。
EPSを設けるのが望ましいでしょう。
根太工法で根太の痩せを防止するために、無垢ではなく集成材を使うのはありでしょうか?
ADやKD,集成材いずれもそんなに痩せないと思いますがなぜあえて集成材なのですか?工務店屋やHMがグリーンを使うといったのですか。個人的にはグリーン以外ならいいと思いますが。何か逆に質問になってすみません。とても不思議におもったので、、、。
痩せを考慮なんかしなくても、大引きでは普通に集成材は使われてます。
ただ根太の太さで集成ってのがあるかどうか・・・
それとちょっと謎な習慣としてですが
>41さんが述べてますが、2階の根太レス工法ではよく配線を通す為に梁が欠かれます
これは全面に合板が隙間無く乗ってしまう構造上、どうしようもない部分なのですが
この梁欠きをやると、施工検査が通らない可能性もあります。
仕方ないので検査を通した後に配線をするのが通例となっています。
これって何か矛盾してますよねえ・・・