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自民党”だめんず”新人事に「矛先は谷垣総裁」の本末転倒
週刊朝日 10月13日(木)16時2分配信
そろいもそろって・・・
自民党は茂木敏充・新政調会長(56)=額賀派=、塩谷立・新総務会長(61)=町村派=、岸田文雄・新国対委員長(54)=古賀派=に、大島理森副総裁(65)と石原伸晃幹事長(54)=両氏は続投=という新執行部で民主党と協議に臨んだ。だが、石破茂・前政調会長(54)、小池百合子・前総務会長(59)ら前幹部と比べると、地味な面子で国会でも影が薄くなってしまった。
谷垣禎一総裁(66)は「党を刷新し、政権奪取することが目的」と“ファイティングポーズ”を強める。だが、対照的に自民党内では白けムードが漂っている。
「古賀、町村、額賀の3大派閥の領袖らにガミガミ言われ続け、抵抗できなくなった谷垣さんの妥協の産物の人事です。新執行部は長老らへのゴマすりがうまい連中ばかり。長老らに煽られ、大連立へ突っ走った大島副総裁に批判的だった石破、小池は外されたんです」(自民党中堅議員)
またも長老支配で派閥均衡型の自民党に逆戻りしてしまった、と嘆くのだ。
野党にとって10月半ばから開催予定の臨時国会が主戦場となるが、その司令塔となるのは国対委員長だ。
「新国対委員長の岸田さんは政調会長代理レベルの知名度で、テレビ映えもしない。得意なのは、中身のない、長い挨拶ぐらいですよ。国会で首相、大臣らの首を取る絵を描けるタマじゃない。新政調会長の茂木さんは人望がない上、業界寄りのスタンスの人なので政策も偏るんじゃないか・・・」(自民党国対関係者)
揉めに揉めていた自民党参院執行部人事も溝手顕正・新参院幹事長(69)=古賀派=、岩城光英・新政審会長(61)=町村派=の起用、脇雅史参院国対委員長(66)=額賀派=の留任という形でようやく決着がついた。自民党参院議員がぼやく。
「参院でずっとグチャグチャ揉めていたのも3大派閥領袖の推す人事案が通らないことが最大の理由でした。大震災という非常時に、派閥、派閥とは何を考えているのか、という批判もどこ吹く風です。森喜朗ら町村派から毛嫌いされていた山本一太も政審会長から外されましたね」
自民党は小沢一郎氏(69)の初公判が行われた10月6日、震災復興のための第3次補正予算案(2011年度)について民主、公明両党と3党協議したが、小沢氏の証人喚問実現を理由に党首会談は先送りした。
「派閥領袖らは小沢さんの証人喚問を駆け引き材料にし、政策協議には一切応じるな、という強硬論を谷垣さんに吹き込んでいますが、被災地を置き去りにし、こんな不毛な論戦ばかりやっていれば、国民から見捨てられます。野田内閣の倒閣より前にまず、派閥領袖の操り人形の谷垣さんを倒さないと自民党はもたないという主戦論が高まっています」(自民党若手議員)
もはや、崩壊寸前じゃん。。。
[スレ作成日時]2011-10-14 12:20:26