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世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
世の中には未知な事や不可思議な事が色々ありますが信じる?信じない?について語りましょう。
[スレ作成日時]2011-03-01 07:48:03
すべてのものは根底でひとつにつながっている。それが神道の示す世界観ではないかと思う。
あらゆるものの命はひとつの命から流れ出し分岐して無限に展開してる。
お釈迦さんが厳しい修行の末に「山川草木悉皆成仏」と悟りを開いたというのもこれ。
老子の「谷神は死せず。万物を生み出す谷間の神はとめどなく生み出し死ぬ事は無い」も同じ。
イエスの「神は愛也、神は道也、神は真理也、神は生命也。 真理は汝を自由ならしめん」も同じ。
要はその時代その民族に合わせて発した言葉の表現の仕方に差こそあれ、
過去の聖人・覚者が世界に向け発した重要メッセージのコア(核心)部分が指し示すものはすべて同じ。
「すべては一つの生命(仏・神)に繋がっていてその生命は無限である」ということ。
これはまた神道のもつ世界観とも完全に一致する。
神道には明確な教義はないけれども、神社にはそれぞれ祭っている神がある。
神社により主宰神は異なるけれども大元の起源を調べるとすべては「天之御中主神」にたどりつく。
「天之御中主神」は最初に宇宙に出現した人格も性別もない神で「天之御中主」は固有名ですらない。
単に「大宇宙の中心にいて宇宙全体を主宰する神」という意味を表現した名前であるにすぎない。
神道の世界観ではすべての生命は本源者(天之御中主神)の分霊(わけみたま)ということになる。
(くわしくは古事記参照)
僕らの生命のルーツは皆ひとつであるということ。
その本体は宇宙本源の神と繋がっており無限である。
神道の世界観はシンプルながらも普遍性があり、他の巨大宗教の本源教義とも衝突しない。
だから僕は神道のもつ素朴かつ優美で幽玄な世界観がなんとなく好きなんですよ。