茨城県水戸市にある【棟匠】の造る住宅ってどう?
[スレ作成日時]2004-02-10 00:07:00
茨城県水戸市にある【棟匠】の造る住宅ってどう?
[スレ作成日時]2004-02-10 00:07:00
一般の方が誤解しないように一言延べさせて下さい。
勘違いしてはいけないのは、小屋裏の天井を外すとか外さないのレベルの話をしてしまうと一般の方々は、もともと小屋裏の仮天井を外すだけなので問題ないと思ってしまうということです。
構造的な知識に疎いビルダーも建築基準法上の小屋裏規定の面積を含めた計算でクリアされていれば問題ないと思っています。(法律がそうだから)又、小屋裏面積も完了検査後に平気で広げてしまうことを何とも思っていところもあります。だから素人考えで天井が1.4mであろうがなかろうが関係ないと思っているのでしょう。
この会社に限らずそういったビルダーは多々存在します。
小屋裏規定の天井高さ1.4mが何故、1.4mなのか明確な理由がないのが原因だと思います。
ですが、実際に3階建て(2階建て+一部3階建)で構造計算しますと、今の2階建ての壁量計算だけでは、耐力が足りなくなる建物も多いです。(当たり前のことですが)
建物の倒壊には偏芯率が大きく関わってきます。要はバランスの悪い建物(耐力壁の取り方や吹抜け・瓦屋根・軟弱地盤)で、さらに建物の重心まであげてしまうとかなり危険な建物になってしまいます。
今の小屋裏の基準で行くと、後々、大地震が起こった後には問題になってくると個人的に思っています。
一応、アドバイスとして小屋裏収納を大きくとっているお宅(仮天井有る無しに関わらず)は3階建てで耐震診断を受けてみることをお勧めします。自治体によっては無料で行なっているところもあります。
診断の結果によって、建てられているビルダーが尊法精神は別にして、建物の安全を考慮して建てているのかが分かります。
茨城県南部地震も想定されていますので、新築なさった家が大地震によってご自宅だけ倒壊したなんてということがないように、ご自分の家はご自身で守って下さい。