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北陸に新築しました。メーカーの勧めどおり蓄熱暖房機を入れましたが、効き方がイメージと違います。
知人には、いまどき蓄暖いれたの?と失笑されました。
寒くてどうしようもない状態にはなりませんが、暖かいところまではいきません。エアコン併用でしのいでいます。
わたしは、失敗してしまったのでしょうか。
ご意見をお願い致します。
[スレ作成日時]2010-02-27 18:01:25
北陸に新築しました。メーカーの勧めどおり蓄熱暖房機を入れましたが、効き方がイメージと違います。
知人には、いまどき蓄暖いれたの?と失笑されました。
寒くてどうしようもない状態にはなりませんが、暖かいところまではいきません。エアコン併用でしのいでいます。
わたしは、失敗してしまったのでしょうか。
ご意見をお願い致します。
[スレ作成日時]2010-02-27 18:01:25
>2276
熱の伝わり方は3種類有ります輻射、対流、伝導です殆どはそれが複雑に関連して熱が伝わります。
対流熱伝達を無くすには真空にしなければなりません、宇宙が良い例です。
貴方が今見ておられる液晶画面を触られると分ると思いますが暖かいと思います、画面から手に熱が伝導で伝わったのです。
液晶画面からは輻射熱もでてます、温度が低いので分らないかもしれませんが出てます、一種の照明器具です。
液晶画面は温度が高いので液晶面に触れてる空気は温まります、温まった空気は軽くなりますので浮力により上に上昇します、上昇後には別の空気が入ってきます、ファンとか使用しないので自然対流熱伝達です。
実験時は扉開前後ともエアコンは停止してます、高高でなくても最初の温度にほぼ戻ります。
実験を解説しますと部屋の空気は外より暖かいため常に浮力が働いてます。
扉を開けますと開口部上部から部屋の空気は外に流れます、部屋の空気は少なくなりますので不足分だけ開口部の下部から部屋に流れ込みます。
流れ込む外気は冷たいので重く床面を這い、床の表面を冷却します、短時間ですから浅い表面のみ冷却してるだけです。
僅かですから回復も早いです、無垢杉内部からの熱伝導、自然対流、輻射により回復してます。
表面の冷却速度は床の材質により異なります、熱容量と断熱性で変ります。
無垢杉板は比較的には熱容量は少なく、断熱性が有ります、つまり表面は冷え易く温まり易い材質です。
材料自体の中でも3種類の熱の伝わり方で熱移動が起きてます。
表面温度の値は理論的には、それがどの程度影響が輻射によるのかは大型コンピュ-タでも中々複雑で計算できないと思います。
気体は熱容量が小さいです、熱をたくさん蓄えられません。
7kw蓄暖の耐熱煉瓦の熱容量をおおよそ計算すると7kwx8h/蓄熱温度600℃/蓄暖体積0.2m3x1000=466w/m3℃
空気の熱容量は0.34w/m3℃で耐熱煉瓦の1/1360です。家は耐熱煉瓦よりは熱容量は小さいですが空気と比較すれば桁違いに大きいです、また体積も多いので熱容量は蓄暖より多いです。
家を完全に暖めておけば熱の量が違いますので僅かな冷たい空気で冷やしても直ぐに回復します。
多くの方のエアコンの使い方は寒いときだけ使用する間欠方法だと思います。
実験とは逆の現象になります、空気は熱容量が小さいため空気温度は直ぐ上がります。
家の壁等は熱容量が多いため簡単には上がりません、長い時間が必要です。
短時間でエアコンを停止させると家の壁に空気の熱は奪われて元の室温近くに早く戻ってしまいます。
空気温度だけ上がっても壁等にに輻射で熱を奪われるので快適な状態になりません。
エアコンに限らず、暖冷房は家そのものを暖めるのが快適な空間の必要条件です、そのための手段の一つが高高です。