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国際法違反のSM3高出力レーザー攻撃開発に規制
“ターミネーター規制!”ロボット兵器めぐり国連初の公式専門家会議開始 最終日に勧告採択
2017.11.14 10:35
【ジュネーブ=三井美奈】戦場で兵士に代わって敵を殺す「ロボット兵器」の国際的規制をめぐる初の国連公式専門家会合が13日、スイス・ジュネーブで始まった。5日間の日程。最終日の17日、今後の作業に向けた勧告を報告書として採択する。
会合は、人工知能(AI)などを搭載し、遠隔操作なしで敵を殺傷できる自律型兵器を対象とする。非人道的兵器を規制する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みで、ロボット兵器と国際法をめぐる論議がスタートする。今回は日米や中国、ロシア、欧州など100カ国以上の代表が参加した。
ロボット兵器をめぐっては、非政府組織(NGO)が人道的見地から「実戦で広く使われる前に条約などで規制すべき」と主張してきた。一方、米国などは、自動追尾ミサイルや無人機の開発に歯止めがかけられることを警戒する。
13日の会合では、インド出身のジル議長がロボット兵器の技術、軍事的効果、さらに倫理問題の3分野の課題を提示。続いて各国代表が発言した。フランスとドイツは共同で「軍民両用の技術もあり、全体的な規制は時期尚早」と表明。一方、パキスタンは規制に前向きな構えを示した。オランダは「技術進展が予想される中、規制対象をどう定義するのか」と問題提起した。
日本から専門家として参加した拓殖大の佐藤丙午(へいご)教授は、「日本は自律型の致死性兵器は作らない方針だが、ロボットやAIの技術力を持つ。一方的な規制を設けさせないためにも、論議への参加は重要」だと指摘した。
[スレ作成日時]2017-11-15 14:19:24