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27日、稲田防衛相は、「ぜひですね、(候補者が)2期目の当選、本当に大変ですから、防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と述べた。
都議選の応援演説で、あの稲田防衛相が、今度は、自衛隊を政治的に利用しているとも受け取れる発言をした。
FNN 06/28 18:06
稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区内で開かれた自民党の都議選候補の集会に出席し、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言しました。
自衛隊法は、防衛省職員、自衛隊員の政治的行為を制限し、政令で地方公共団体の議会議員選挙で特定の候補者を支持することを禁じています。稲田氏の発言は、防衛省と自衛隊も組織を挙げて選挙に協力すると表明したと受け取られるものです。
稲田氏はこの後、記者団に「防衛省、自衛隊の活動に当たり、地元に対する感謝の気持ちを伝える一環でそういう言葉を使った」と弁明しました。
稲田氏は即刻辞職を
小池書記局長がコメント
日本共産党の小池晃書記局長は「もっとも中立的でなければならない自衛隊という実力組織を選挙のために利用することは言語道断。稲田氏は即刻辞職すべきだ」と述べました。2017年6月28日(水)赤旗
稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で行った都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という趣旨の発言をした。防衛相が自身の地位に言及して所属政党の公認候補への支持を呼びかけるのは異例で、自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある。
稲田氏は発言後、記者団に「(陸上自衛隊)練馬駐屯地も近いし、防衛省・自衛隊の活動にあたっては地元に理解、支援をいただいていることに感謝しているということを言った」と釈明。演説会場から1キロ余りの距離にある練馬駐屯地(練馬区)の関係者が、選挙区内に住んでいることを念頭に置いた発言とみられる。
自衛隊法61条は、選挙権の行使以外の自衛隊員の政治的行為を制限しており、特定の政党などを支持する目的で職権を行使できない。稲田氏の発言は、防衛省・自衛隊が組織ぐるみで特定政党の候補を応援しているという印象を与えるうえ、大臣が隊員に対し、自衛隊法に抵触する政治的行為を呼びかけたと受け取られかねない。
朝日新聞デジタル 都議選応援「防衛省、自衛隊として」 稲田氏、後に釈明
2017年6月27日21時19分